奈良県吉野郡上北山村小橡

2018年06月14


日本の滝百選に戻る

Road Map :R169沿いの上北山役場近くから向谷川沿いの林道に入り、サンギリトンネルを抜けた
             所を左折して林道、橡谷西ノ谷を走る。。
Route Map:展望台から更に1km程進んだ所に登山口がある。竜口尾根北端の展望所までを往復する。
日本の滝百選』  2.4km離れた所から滝を見て、滝見をしたことになるのか?
  大台ヶ原の大蛇ーには過去3回行ったことがあり、その内1回は岩壁を落ちる ”中の滝”を確認しているが、遠望過ぎて一筋の白い糸にしか見えなかったので写真は撮っていなかった。
その後にシオカラ谷を下って中の滝に近付こうとしたが、渡渉が必要なので諦めた経緯がある。
  現在は滝見尾根を下って行くコースは危険過ぎて立入禁止となっているらしく、立ち入っても良いのだが、大台ヶ原はパトロールも多いので、いざこざが嫌で現在まで躊躇している。
  別の手として又剱山経由で縦走して行くと滝見出来ることを知り、これで誤魔化そうと思ったが、考えて見れば大蛇ーから見るのと距離的には変わらないのだった。
又剱山、中の滝
2時間21分を掛けて歩いても遠景としての滝見が出来るだけであったが、大台ヶ原からは立入禁止となっているので、現在、マナーを守るならこれしかないのである。
愛媛県の ”御来光の滝”も2.2kmの遠方からの滝見で許して貰っているので、これで御勘弁頂いて、チャンスがあれば大台ヶ原の滝尾根から下ってみようと思う。
取合えず日本の滝百選のスタンプを1ヶ、押しておきます。
〔065〕中の (落差245m)
なかのたき
又剱山(1,337m)
    標高差:203m
累積標高差:927m
展望台には鳥瞰図があったので大峰山系の山々を同定することが出来た。
12.5kmの長い林道には鋭い角を持った落石が多く、3ヶ所で落石を片付けながらの時間の掛かる走行になってしまった。登山口の約1km手前に展望台があったので上がってみるが、林道のどこからでも大峰山系の展望が得られた。
展望台から見えている範囲の左側(南側)には登ったことがある山が2つあった。
釈迦ヶ岳は一瞬、槍ヶ岳に見えた。
展望台から見えている範囲の右側(北側)にも登ったことのある山が2つあった。 特徴の無い山ばかりだ。
又剱山までの登り:29分
展望所までの往路:2時間21分
展望所からの復路:2時間07分
山歩き時間:4時間44分(16分のモグモグタイム含む)
ここが又剱山に一番近い北登山口であるが、登山口としての表示は何も無く、赤いナビテープで登山口で間違いないだろうと思った。 7時42分に歩き始める。
尾根筋の南端からの南登山口を見付けたが、展望台を過ぎても北登山口を見付けることが出来ず、北登山口を随分と通り過ぎてしまった。林道が下りになったので引き返すと北登山口の簡単な梯子と赤いナビテープを見付けることが出来た。
登山道は極薄い状態であるが、道としては判別出来る状態ではあった。
ブナを含めた雑木林なので雰囲気は良い。
自然木で整備された登山道は自然木が朽ちており、自然道に近い状態になっていた。
尾根筋に出ると南登山口からの登山道の分岐点となっており、道標もあったが、破損していて ”又”の字しか読めない状態だった。
ジグを切った登山道を登って行くと尾根筋が見えて来た。
大きな枯れ木があったので写真を撮ってみただけ。
尾根筋の登山道を登って行く。
ピークが見えたので山頂は意外と近いと思ったが、これは山頂では無かった。
次のピークは本当に ”又剱山”だろう。
振り返ると展望台から見た景観と同じ大峰山系が望めた。
周辺で一番高い所に移動してみるが、山頂表示も三角点も見当たらない。
(復路では山頂表示も三角点も見付けることが出来た。)
29分にて第一目標である ”又剱山”(1,337m)に着く。
尾根に入る道標もナビテープも見当たらず、道を探している内に ”中の滝”と ”大蛇ー”が見えていることの確認を怠ってしまった。
最初ははっきりと尾根筋と判る登山道を下って行く。
縦走路を見付け尾根筋を下って行く。
尾根巾が広くなると道間違いが起きそうなので、忠実にナビテープを追う様にする。
適所にナビテープが出て来て安心感が出て来るが、テープ自体は劣化しており、
かなり昔に巻かれた感じがする。
危険な所も通行困難な所もなかったが、道標がまったく無いので現在位置が判らない。
終始、展望は利かないが、雰囲気がコロコロ変わるので退屈することはない。
変わったナビテープが出て来て、ここを登れ!かと思い登ってみるが、下に迂回路があったので、このナビテープは×マークだと後で気付く。
ここも岩に登ることはなく、迂回路が出来ていた。
常に ”大蛇ー”が見えないか気にしながら歩いていたが、樹木の隙間からは見えるものの、完全に望める場所は無かった。 この写真は樹木の隙間から覗いている。
大台ヶ原側の ”大蛇ー”の展望所は随分と高い所にあったんだ。
初めて見付けたのが ”五兵衛平”の小さな表示で、向こう側を歩いていれば、
この道標は見付けれれなかったのだろう。
展望が得られそうで得られない尾根道が続く。
”五兵衛平”は幅広い尾根であり、絶好の休憩ポイントに思えた。
”五兵衛平”から大きく下って行くが、鞍部から直ぐに5回目の登りに転じる。
尾根全体に言えるのは下草が生えていないのが魅力的だった。
登り切ると標高の表示だけがあったが、この場所に展望所があることの核心を得る。
これが最後の登りであり、この先に展望所があることを期待して頑張る。
ピークに登って展望は開けたが ”中の滝”も ”大蛇ー”もまったく見えない。
えっ! あのピークに登るの? これは本気で考えて、必要なら登ろうと思った。
先端からは大きく開け、ここが俗に言う展望所に間違いなさそうだ。
目の前のピークに登るつもりで歩いて行くと、どんどん下って行き展望所らしい所を見付けることが出来た。しかし、展望所としての表示は何も無かった。
展望所から ”中の滝”まではカシミールの地図で計測すると2.4kmあり、距離的には ”大蛇ー”から見るのと変わらない気がした。
光学3.5倍ズームで撮った左、落差200mの段瀑である ”西の滝”と落差245mの段瀑である ”中の滝”。
次は大台ヶ原の滝尾根から滝下まで下りて見るか。(思いだけです。)
目の前にある ”大蛇ー”の方が写りが悪かった。
道中、24時間スーパーに寄っていつもの様におにぎりを買おうとしたが、昨日のおにぎりは売り切れており、柿の葉すしが一つ残っていただけであった。柿の葉すしを食べたことが無いので568円の高い山飯となるが買ってみた。
復路は1,320mピークまでの登り返しで始まる。 このピークからも大峰山系への展望が良かった。
”五兵衛平”だと思うが、あんなにハゲ山ではなかったはず。
なら”五兵衛平”はどこにあるのか?
”竜口尾根”と書かれた表示がぶら下がっていたが、この尾根、全体を指す名前なのだろうか? この尾根には往路方向に歩くと見え難い所に表示、道標がある。
近くからは ”西の滝”も見えていた。
”丸塚山”手前の樹林の隙間から見た正木ヶ原。 と思われる。
往路で向こうからこちらに歩いていると、この表示板にも気付かなかった。
往路では山頂表示が見られなかったが、往路方向に歩いて行くと見付け難い所に山頂表示があったのだ。 これを見付けておれば自位置が判り、精神的に楽に歩けたのだが・・・
登りを繰り返す。 累積標高差は相当なものになると思われる。
落ちる様に下っては
根上りをオブジェとして撮ってみただけ。
往路では変な道を通ったのだが、復路でのロープ場が正解の道である。
ここを登り切れば ”又剱山”の山頂である。
ヤセ尾根に戻って来る。
”又剱山”に戻り、滝口尾根を見る。 今度は ”中の滝”もばっちり判った。
やはり ”又剱山”からは ”中の滝”も ”大蛇ー”も見ることが出来、
手を抜くならここで滝見は完結することも出来るのだ。
”又剱山”を後にする。 後は下り一方の登山道となる。
往路では少し離れた所を歩いたせいで山頂表示も三角点とも出合うことがなく、
更に高い所まで行ってしまった。
下り途中の展望の開けた所。
往時にはこの道標も見ていない。
往時には殆どの道標、山頂表示を見ておらず、復路での発見?が多かった。
歩き易い道に名残惜しい感じがする。
天気予報通りに昼からは薄曇りとなってきた。
登山口の駐車地から数十m先に広い駐車地が見られた。
”橡谷”は難しい漢字であり ”とちや”と読むらしい。
単独では ”クヌギ”又は ”トチノキ”と読むらしく、訳が判らん。
都合、4時間44分には登山口に戻る。 この後は落石掃除はしたものの、バーストの恐怖がある12.5kmの林道走行が待っている。
登山口の駐車地は2台が限度である。