掛ヶ谷遡上

2007年08月25日


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Road Map :福崎からR312を北上し、寺前から県道8号線に入り、峰山高原を目指し宮野で林道に入る。
Route Map:ガイドブックでは発電所跡から入渓となっている。駐車場の関係からお墓前から入渓する。
納涼沢登りに行こうとのことになり、図書館にある「日帰り沢登り」本で調べると先月遡上した小田原川の支流に掛ヶ谷なる面白そうな沢が載っていたので行くことにした。まったく知らない山域と思っていたが実は昨年末に高場山に登った時の登山道沿いにある沢だと判った。確か、大きな滝が二つ見えとても沢登り出来る滝には見えなかった。ガイドブックでも高巻きしているので無理せずに安全沢登りを心掛ければ大丈夫だろう。
沢登り終了
三ノ滝とその内の二段滝を過ぎると沢も単調となり、倒木が増えだしたので直ぐ横の登山道まで登りエスケープする。沢を歩いたのは2時間34分、沢の距離は約2kmなので、0.8km/hのスピードとなり、これが沢登りが疲れない大きな要因だろう。
下山
トレッキングシューズに履き替えて登山道を下山するが、下山中にそれぞれ3回程、滑って転んでしまった。沢歩き中には転んでいないので沢靴の凄さを改めて思い知らされた。途中で見える滝を眺めながらも30分で下山する。下山は4.0km/hのスピードで歩いていた。
掛ヶ谷を終えての感想
昨年の秋から始めた沢靴を履いての本格的な沢登りは今回で4回目となるが、沢の景観、沢水の綺麗さ、三箇所の大きな滝で掛ヶ谷が一番良かったと感じた。
兵庫県神河町
今日は結構涼しく、沢に降りると更に涼しさは増してくれた。
沢水は至って綺麗で、水量も充分有り一安心。
後は季節物のクモの巣がどれくらいあるかの心配くらいだ。
県道8号線から県道67号線に入ると墓参り用の広い駐車場がある。8時50分にこの少し上から入渓し沢登りを開始する。
入渓直後から大きな岩からの落込みが多く、ルート選定をしながら登って行くのが面白い。
簡単でも無く、無理でも無い落込みが続く。
どこまで行ってもも絶景であり、景色を見ているだけでも楽しい。
有名渓谷に負けない景観が続いている。
発電所跡の人口的な広場に着く。操業は昭和4年で終わっているらしく、それから杉の木が生えて林になってしまったのだろう。本来ならここか
らの入渓であるが、ここまでの沢も充分楽しく歩けた。
クモの巣はこれまでの沢より随分少ない感じで、時々、拾った枝を振り回すくらいで済んだ。
3500円の沢靴であるが威力は絶大であり、スリップしたことはほとんど無かった。しかし、過信は禁物で充分注意しながら歩いて行く。
裏六甲、白石谷に”イワタバコ”を見に行こうと思っていたが、この谷に沢山咲いていた。但し、ほとんどが終盤で花を見るには少し遅すぎた。
疲れ切った顔をしているが、ゆっくり歩きなので疲れ知らずである。
いいね!いいね!のきれいな沢が続く。
きれいな滝ですなー。
ここまで小さな滝が沢山出てきたが、どうしても無理な箇所は無く、大体は巻いて登ることが出来た。
優美な滝ですなー。
どこから攻めようか思案しているのか、滝の美しさに見とれているのか?
還暦を越えている爺の癖にこんな危険な壁を見付けると率先してチャレンジして行く。怖がりのおいらは泣く泣く付いて行くしかない。
二ノ滝”に行く手を阻まれる。約20mの大きな立派な滝だ。
素人二人にこの滝を登る技量も度胸もないので巻くことにする。
高巻きで”二ノ滝”の上に出て滝壷を覗く。
大きな滝は高巻きとなるが、低潅木が少なく、へたな登山道よりは歩き易いくらいである。踏み抜くと滑落となるので沢歩きよりは気を付けて登っていく。
二ノ滝”から滝壷を覗いているが、足元がコケでよく滑るのでおっかなびっくりで立っている。
両手、両足で沢を登っている構図
水飛沫が掛かる岩には”イワタバコ”が咲いていた。
沢登りをしないと見れないきれいな滝だ。
”二ノ滝”を過ぎると”滑滝”が多くなってくる。滑滝は気分良く歩けるが、倒木も増えだし進み難くなってくる。
小田原川と同じく大きなカエルが居た。
触っても逃げようとしないおっとりタイプである。
高巻きをして”三ノ滝”の滝口に出る。
ここも滝壷を覗いてみるが高度感があり過ぎて怖い。
三ノ滝”に着く。すごい迫力だ。当然、ここは高巻きとなる。
下山中に登山道より三ノ滝を見ることが出来た。本滝はこの下で見えていないが、この二段滝を自力で登ったことになる。俺たちって凄い?
きれいな”滑滝”の先は倒木で塞がれいる。
豆知識
2〜3人で山歩きに行くときはそれぞれがデジカメを持ってくることが多いが、事前にデジカメの時刻を秒単位できっちりと合わせて貰い、各自の写真を集めて時間でソートするとファイル名が違っていても時間軸で順番に並んでくれる。3年前に3人で北海道に行った時からこの手法を取っているが、写真の整理にすこぶる便利である。特に沢登りは標識、目印がないのでこれをやらないとお互いの写真を並べ変えることが非常に困難となる。お試しあれ!
小田原川支流
 『日本の滝百選』   やっぱり暑い夏は納涼沢登りに限る。
かけがだに そじょう
”三ノ滝”の上に自力で登れる2段の面白い滝があった。
ひとつの滝に見えるが2段の滝となっていた。
シャワークライムでも登れるがデジカメ濡れてしまうのが心配なので、少し沢から離れて登る。