山梨県北杜市白州町

2017年07月14


日本の滝百選に戻る

Road Map :中央道を長坂ICで下りてR20沿いの道の駅”はくしゅう”から駒ヶ岳神社に向かう。
Route Map:無料駐車場から渓谷道で神蛇滝から不動滝に行き、復路は神蛇滝から尾根道を通る。
日本の滝百選』   楽しみだった渓谷道は渓谷を歩く道では無かった。
旅ぐるたびから
日本名水百選のひとつ尾白川は、南アルプス・甲斐駒ヶ岳を源とする清流で、大小様々な滝や淵、エメラルド色の渓流などの渓谷美が堪能できる。 駐車場をスタートし、竹宇駒ヶ岳神社の脇の吊り橋を渡り約10分歩くと、エメラルドの色の千ヶ淵にたどり着く。この先は準登山コースになり、アップダウンが激しく危険な箇所も多くあるので十分注意を。千ヶ淵を過ぎると、水しぶきをあげて豪快に落ちる旭滝、百合ヶ淵、そして、3段なって流れ落ちる美しい姿の神蛇滝、最後は不動滝となる。
尾白川渓谷
渓谷道が渓谷を歩くものと勝手に思っていたのが間違いの元だったのであるが、渓谷道
と言いながら、大きな高巻きの連続で累積標高差はかなりのものになったと思われるが、崖道が多かったのでGPSの電波が乱れ、累積標高差は正しく計測出来なかった。
長靴が必要だったのは ”千ヶ淵”しかなく、結果としては長靴は必要なく登山靴がベストだった。
日向山まで登るのであれば、渓谷道を通らずに登山道から登れば、二つの大きな滝を見てから日向山までへ比較的楽に登ることが出来る。因みに吸血鬼(ヤマヒル)には遭遇しなかった。ヒルが居ないとは保証出来ていません。
尾白川渓谷
日向山登頂後は直ぐに甲斐駒登山口の駐車場に移動する。気が付かなかったが世間の労働者は3連休と
なっており、駐車場は浮き輪を持って尾白川渓谷で遊ぶ家族、尾白川渓谷から日向山に登るハイカー、甲斐駒に登るハイカーの車で満車状態になっていた。無料駐車場なのにパトカーと共に警備員がうるさく指図していた。ハイカーは登山届を出すことを強制された。
おじらがわけいこく
千ヶ淵
鼓滝
旭滝
百合ヶ淵
神蛇滝
不動滝
往路:3時間00分(不動滝まで)
昼休憩:20分
復路:1時間32分(不動滝から)
8時44分に駐車場を出発。渓流遊びの人はフリーパスであるが、ハイカーはここで入山届を強制的に書かされる。警備員から通行止め個所の説明を受けるが、みんな通っているんでしょ。と反論すると気を付けて通って下さい。と言葉が変わってしまった。
駒ヶ岳神社の駐車場に着いてびっくりしたのは車の多さであった。
ここは下側の駐車場であるが、上側の駐車場は満車になっていた。
今日は3連休の初日、この駐車場からは渓流遊び、日向山登山、甲斐駒登山と様々な方が来られるのだった。木陰に車を停めると警備員がやって来て、そこは大型バスが来るから!と移動を強いられた。
”駒ヶ岳神社”を通り黒戸尾根の登山道に入る。
神社で安全祈願をしなかったのでバチが当たってしまった。
神社の裏手にある尾白川を渡る大きな吊橋を渡る。
吊橋から尾白川渓谷の上流側を見ると、家族が楽しそうに渓流遊びをしていた。沢水は冷たくて気持ち良さそうだ。
しっかりした大きな吊橋なので揺れは殆ど無かった。
尾根道と別れて渓谷道に入る。渓谷道なので当然渓谷沿いの道が続くも
のと思っていたが、完全に裏切られた渓谷コースであった。この後、
長靴を履いて来たことを後悔する大変な目に合う。
直ぐに”千ヶ淵”に着く。ここは多くの家族が渓流遊びをしていた。
奥に無名滝があるのだが、遊歩道からは見えないので、長靴で左岸まで渡ると少し見える様になった。長靴が活用出来たのはここだけだった。”千ヶ淵”から先には渓谷沿いの道が無く、高巻きを強いられる。
遊歩道としては良く整備されているが、これを渓谷道と呼ぶのはおかしい。
一口に高巻きと言っても半端では無かった。これは山登りであった。
遊歩道は高度を稼ぎ、渓流からどんどん離れて行く。
周囲は崖に囲まれて渓谷沿いに道はない様だ。
おいらは山登りに来たのではないのに、どんどんと標高を稼いで行く。今朝、登った日向山は早朝だったので暑さはまだマシだったが、今はひたすら暑い。
高巻きで一番高い所で登山道と合流する。渓流道はここから沢に下っ
て行く。ここまでの登りで胸を締め付けられる感じになり、5分程、休憩する。これまでに経験したことのない症状なのでビビッてしまう。
これではどう見ても登山道だろう。
渓谷歩きと思って来たのでショックは大きい。
期待して来た沢水の色が汚いとは言わないが綺麗くは無い。
今年訪れた ”柿其渓谷”の沢水とは比較にならなかった。
高巻きで登って来た分を激下りする。馬鹿らしい道だ。
そこそこ大きな滝であり、綺麗な滝壺でしたが ”無名滝”の様です。
案内板が無かったのではっきりしないが滝の順番からは、これが ”鼓滝”かも知れない。
滝を一つ見る毎に高巻きとなる。
水深が浅いと沢水の透明感が出て来るが、コバルトブルーにはなってくれない。
高巻き途中から小さな滝を見る。
立派な滝が見えて来た。滝壺へ下りる脇道があったので行ってみる。
脇道に ”三ノ滝”の表示があった。涼し気な2条の直瀑?であった。
”三ノ滝”の滝口に登り、滝壺を見下ろす。少しはコバルトブルーになって来た。
3名の若いハイカーとは ”不動滝”で再開する。彼らは ”不動滝”から日向山へ登るらしい。それなら我々もそうすれば良かったかも? と少し後悔する。
ステキなロケーションであるが、残念な滝壺の色であった。翡翠色はどこに行った。
”旭滝”の上流にある ”無名渕”にはコバルトブルーが少し見られた。
それぞれの高巻きは半端ではない登りが続く。
おいらは高巻きと暑さでバテてしまっている。
同じく、滝を見る度に高巻きが始まる。
出発地点が”駒ヶ岳神社”で、今、”旭滝”を通って来た。
これから”神蛇滝”を経由して”不動滝”へ向かう。
ウ! どこかで見たことがあるぞ。帰宅後調べてみると、今年の6月に”大倉百滝”で見たスギの木と同じ感じだった。最初の根張りがどうだったのかが不思議な点である。生命力を感じる。
”百合ヶ淵”は岩の間から見るだけで済ませたが、右側の岩の上に上れば広い
淵が見えたのかも知れないが踏み跡が無かったので今回は手を抜いてしまった。
滝見台からの ”神蛇滝”はかなりの遠望なのが残念である。しかも、三段滝なのに樹林に隠れて三段目の滝が見えず、見た目、二段滝になってしまっている。長靴での高巻きの連続だったので足の爪が痛くなり、ここで引返したかったが、相棒の嘆願で ”不動滝”まで頑張ることになった。
2時間11分にて目的の”神蛇滝”展望台に着く。
切り離された岩が絶好の展望所となっていた。
滝名は漢字だと格好良い滝名だが、読みは ”じんじゃたき”となり
”神社滝”が浮かんでくる。
ここにおいらと同じ歳のジジババが休憩しており話しが弾む。
途中に警備員が言っていた崩落個所があったが、難無くクリヤー。
”神蛇滝”から ”不動滝”までは距離が長いがアップダウンが少なく楽チンなトラバース路が続いた。
最初の計画だった日向山へは、この吊橋を渡った所からの登りになる。個別に登る方が良かったのか、実際に行ってみないと何とも言えない。
吊橋まではアップダウンが少なかったが、ここで大きく下ることになる。つまり、登り返しが必要なのだ。
吊橋から見た ”不動滝”は水量のあるシンプルな直瀑だ。
滝壺まで行けるのだろうか?
我がチームの若いジジーも岩登りにチャレンジする。真新しいロープが張ってあり、安心感はあった。
丁度、男性1名、女性2名の若いハイカーが岩から下りて来た。羨ましいグループではないか。山ガールは手慣れた感じでスルスルと下りて来た。出来れば滝壺で一緒したかったなー。
これから日向山まで登るらしいので、行ったこともないのに、登山道を教えておいた。
3時間を要して落差不明の直瀑である ”不動滝”に着く。好みではない直瀑ではあるが、
圧倒的な水量に見入ってしまった。これ以上に近付くと滝飛沫で濡れてしまう。
11時45分になったので、滝を見ながらのお昼休憩とする。
神蛇滝の展望台までは楽チン道が続く。その先からは登山道で戻る予定。
”不動滝”で20分のお昼休憩として、帰路に付く。
”不動滝”から ”神蛇滝”までは同じ道を通る。
通行止めの崩落個所には通行止めの注意看板は出ていなかった。
ハイカーが作ったと思われる迂回路が出来ていた。
復路に付いて35分で ”神蛇滝”の展望台に戻る。
渓谷道では何度も沢入るチャンスがあると、スパイク長靴を履いて来たが、高巻きの連続で長靴は殆ど役に立たず、逆に爪を痛める邪魔物となった。
再度、美しいロケーションの ”神蛇滝”を眺めておく。
黒戸尾根の登山道と合流する。ここから甲斐駒に登ろうと思ったことはないが、黒戸尾根道のほんの一郭を歩けただけでも嬉しかった。
往路から比べてかなり早く、1時間32分で復路を終える。
当初は復路でも滝、淵を見ながら歩きたいと思っていたが、あの高巻きの連続はゴメンなので ”神蛇滝”の滝見台からは登山道を歩くことにした。この登山道はアップダウンが少なく、凄く楽チンにあることが出来て道名から来るイメージからはまったく逆だった。
    標高差:402m
累積標高差:1,378m
(GPS電波の乱れあり)
途中リタイヤ
'17年、山梨県の山、滝巡り
  07/14:石空渓谷昇仙峡板敷渓谷吐竜の滝
  07/15:日向山 → 尾白渓谷 → 桑の木渓谷 → 横谷峡谷