栃木県日光市日光

2019年02月03


関東の滝に戻る

Road Map :日光道を日光ICで下りてR119から滝尾神社への林道を車止めまで走る。
Route Map:林道の駐車地から雲竜瀑までを往復する。
関東の滝』 光り輝く「氷の神殿」,「氷の殿堂」見ることが出来て感無量となる。
ウィキペディアから
 雲竜渓谷(うんりゅうけいこく)は、栃木県日光市の女峰山の中腹にある渓谷。
日光東照宮の東を流れる稲荷川の源流部である。
厳冬期の1月下旬から2月上旬にかけて滝が完全に凍結し、高さ数十mの氷柱ができ、「氷の神殿」などと呼ばれる。
  以前は知る人ぞ知る秘境であったが、『山と渓谷』2011年2月号で紹介されてからは広く知られるようになった。
雲竜瀑付近は1,400m前後の標高があって冷え込みやすく、清水が豊富なため、氷瀑に加えてあちこちに無数の氷柱が形成される。そのため、関東でも屈指のアイスクライミングが楽しめる天然のゲレンデとして知られている。 また、砂防ダム管理のための林道が通っていてアプローチしやすいこともあり、氷瀑を見に行くハイカーたちにも人気が高い。
雲竜瀑は
  ”雲竜瀑”行きのお誘いを受けたものの、片道7時間、車を走らせて当時に吹雪になる可能性もある訳で、どうしようかと悩みながら低山でトレーニングだけはしておいた。 山友は欠かさずに毎週土日の山登りを続けているが、雨に打たれたレポートを見たことがなく、彼の晴れ運の良さに掛けることにした。
結果、最高の天気の下で最高の氷瀑を見ることが出来、晴れ男に感謝する。
裏見の滝
”雲竜渓谷”の林道から近くの ”裏見の滝”へ案内して貰うが、東照宮の横を通る為に、車が渋滞してしまい、近い割には時間が掛かってしまった。
”裏見の滝”は遊歩道で簡単に見れて良い滝だった。
雲竜瀑(落差:100m)
うんりゅうばく
雲竜渓谷の氷瀑
往路:2時間57分(道間違い、撮影時間含む)
復路:2時間01分
(純粋に歩き時間のみ)
往復:5時間35分
(日当たり待ち37分を含む)
  毎年2月に雲竜渓谷に行かれている栃木の山友から一緒に行かないかのお誘いを受けて
願ったり叶ったりで了承した。  我が車はスタッドレスタイヤを履いているが、FF車なの
で凍結、急坂には弱い。  山友の車は4WDなので安心して乗せて行ってもらえる。
これで念願の雲竜渓谷の氷瀑を見ることが出来た。
前日、東名道路を栃木県へ移動中に晴天下の富士山を見ることが出来た。 今年の富士山は積雪量が少ない感じで、しかも西面の積雪が極端に少なかったので ”雲竜渓谷”の氷瀑スケールが心配された。
雲竜渓谷付近を拡大。 全体ルート地図は ”Route Map” を参照のこと。
林道の通行止めゲート前にある駐車場は6時半頃には満車になっていた。
50m程、林道を引き返して路肩の空きスペースに車を停めて、
6時39分に駐車地を出発。 気温は−1℃であるが、風はまったく無かった。
今日の相棒は ”雲竜渓谷”4回目の名ガイドさんなので全て彼に委ねる。
一人だとこの林道分岐もどちらに行けば良いのか判らなかっただろう。
この林道を真っ直ぐに進めば沢沿い歩きコースとなるが、左に曲がって距離は
長いが安全な林道歩きコースを選ぶ。 コース名表示も道標も何も無い。
出発時からアイゼンを付けようとしたが、ガイドさんのアドバイスで
アイゼン無しで歩き始めたが、林道の勾配は緩いので問題無く歩けた。
日当たりの良い個所は雪も融けていた。
前方に見え出した尾根は稲荷川を挟んだ山々でピークは1,300mを越えている。
七曲がりを越えた ”十曲がり”の林道なので、先の林道が直ぐ上を通っている。
49分にて林道の最高地点となる ”稲荷川展望台”に着いたので寄ってみる。
”稲荷川展望台”からの展望は良かったが ”雲竜渓谷”はまだ見えていない。
前方の山は ”赤薙山”(2,010m)だと教えて貰ったが、聞き間違いかも。
更に林道を歩き、1時間21分にてマップ上のポイントである ”洞門岩”に着く。
”洞門岩”の広場でアイゼンを付ける指示が出た。 多くのハイカーもここでアイゼンを付けていた。 ”洞門岩”と呼ばれる岩があるのかネット検索してみたが、出て来なかった。 ”洞門岩”から沢に下りて行く。
”洞門岩”から沢に下りると建設中のどデカイ流石ダムと愛居のある雪ダルマが迎えてくれた。 誰が作ったのだろう? センスある雪ダルマに見入ってしまった。
”稲荷川”の沢に沿って谷間に入って行く。
問題発生! ハイカーの流れに従って付いて行くと、元気な若い女性ハイカーが踏み跡を追って崖を登り出した。 さも道を知っているかの振る舞いだったので多くのハイカーと共に後を追って行くが、トレースがなくなったと引き返して来た。 多くのハイカーが踏み跡を追って入るので間違い道がだんだんはっきりして来た様だ。 沢沿いを知らべに行ったハイカーも先に進めないと引き返して来た。 さてどうなるのか?
左岸の尾根の上方にハイカーが歩いているのが見えた。 引き返して登り口を探す。
我々と同じく道を探すハイカーがウロウロしていた。 左岸に渡渉して崖の割れ目に取付く。
道標もナビマーキングも何も無いのでこんな結果を招いてしまうのだ。
登り口は判れば簡単なものであるが、多くのハイカーが気が付かずに
進んでしまうので、間違った踏み跡道が出来てしまうのだ。
渡渉も整備されていないので、自分で渡り易い所を探すだけ。道の無い崩壊個所を登って行く。
高巻きの道なので直ぐに上流の沢に下りる。
下りは路面が凍結しているので厄介だった。
上に上がってしまえば高巻きとしての登山道があった。
道標は無いが、ハイカーの流れが道を教えてくれる。
”雲竜渓谷”はハイカーの少ない平日に来るべきでないと思った。
再び渡渉して次の高巻きに入って行く。
2時間21分にて ”雲竜渓谷”の入口に着く。
全て林道を歩いてもここに達することが出来るらしい。
なんと言う良い天気。 雲一つ無く完全に無風で防寒着は着ていられない。
誰もがハッピーになっている事だろう。
山友の誘いでここまで引っ張り出されたが、感謝感激で普段は撮らない記念撮影をしてしまう。
次々に現れる巨大な氷柱(つららのお化け)に魅了される。 時には写真撮影も順番待ちとなる。
それぞれの氷柱に名前を付けて欲しいが、冬季限定なので名前を付け難いか。
”いいね!”
どれを見ても ”いいね!”を付けておきたい。
薄青く、汚れの無い ”大つらら”が素晴らしい。
これまで3回来ている山友の弁では、今年の氷は少ないらしい。
おいらに取ってはこれだけあれば充分です。
”いいね!”
何度かある渡渉は全て自己責任。 ここでドボンすれば注目の的になってしまう。
5割以上のハイカーがヘルメットを被っており、5割のハイカーがピッケルを持っていた。 それには ”雲竜渓谷”特有の事情がある様だ。
ネットでも有名な巨大氷柱が見えて来た。 目的の ”雲竜瀑”はどうでも良くなって来た。
巨大氷柱は ”雲竜渓谷”では一番人気の様である。
多くのハイカーが氷柱の裏で記念撮影をするので順番待ちになっている。
巨大氷柱は裏見の滝の如く、裏見のつららとなっていた。
今日は完全に観光気分であり、我々もええ歳扱いて記念写真を撮る。
”秋吉洞”にもよく似た鍾乳石があったのを思い出した。
これを見て15分後につららが落下する音と共に女性の悲鳴が聞こえた。
これから暖かくなれば落氷が増えるだろからヘルメットは必需装備なのだろう。
おいらがここで満足したのに、これまで3回も滝壺まで行っている山友が、
滝壺まで行かないと値打ちが無い。とエスケープを許してくれなかった。
結果、これが有り難い助言になった。
2時間39分にて ”雲竜瀑”(落差100m)の更に下の滝に着く。
ここから見た ”雲竜瀑”ががっかりだったので、ピッケルが必要な程の崖を
登ってまでも滝壺に行くたく無くなり、ここで引返すことを提案したが・・・
今年は雪が少ないらしくピッケルが無くても登れたが、
急な崖登りで写真を撮る余裕が無かった。
高巻きの下りはアイスバーンとなって少しだけど
滑り落ちるハイカーも居た。
落差100mの ”雲竜瀑”の滝壺に立つことが出来た。
滝下から見た滝とは別物で引っ張って来て貰って有難かった。
ここでも写真撮影は順番待ちとなる。
”雲竜瀑”にお陽さんが当たるのを待つ為に向かいの小山に登る。
普段、お陽さん待ちはしない方であるが、今日は観光なので特別だ。
左側の崖に見られた細かいつらら群。 独特の形態をしていた。
アイススクリューも使っていたので、高い所まで登りそうな感じだ。
アイゼンのつま先だけで立っているのは相当な持久力が必要に見える。
ギャラリーが増えるのを待っていたのか? カマキリが動き出した。
滝に完全に陽が当たるまで待ち切れず10時13分に復路に入る。
今日はピッケルが要るどころか、雪が乗っていなかった。
カメラを構えるのも怖い位の崖道を下って行く。
通常の登山道では補助ロープが張ってあるレベルであるが、
ここではロープ、くさりのたぐいは一切無かった。
別の場所でもアイスクライミングをやっていたが、
ここは一度融けた氷が再び凍った様な氷瀑だった。
ゴルジュ状になった ”雲竜渓谷”の入口には次々にハイカーがやって来る。
高巻き道で沢へ下って行く。
往時に撮り忘れた ”雲竜渓谷”に下りる階段道。
雪は緩んでステップが出来ていたので問題無く歩けた。
この時間でも次々とハイカーが登って来るので離合が邪魔臭い。
渡渉をして直ぐに高巻き道に入る。
雪ダルマのある流石防止ダムの工事現場に戻って来る。
ダムが完成すれば登山道はどうなるんだろう。
30名程のツアーハイカーが登って来るが、リーダーからは道を開ける指示が出て来ない。 ならばおいらもそれに対抗して掻き分けて下ってやる。 山友は紳士なので信望強く通り過ぎるのを待っていた。 ツアーにはレンタルヘルメット付きか?
退屈で長い林道歩きを終えて、復路2時間01分で車に戻る。
路駐の車はかなり下の方まで続いていた。 この凍結した林道はFFスタッドレスではスリップするのか、多くの車がタイヤチェーンを付けていた。
氷瀑としては凄い滝であるが、氷瀑していない滝も見てみたい。