〔087〕五大尊岳 (825m)

2012年11月04日


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和歌山県田辺市本宮町切原
ヤマケイオンラインから
大峰南奥駈道の雄峰五大尊岳は、標高わずか825mの低山だが、篠尾から甲ヶ森へ向かう道から眺めると、東面に絶壁を擁した鋭峰である。五大尊岳の名は、中国山西省北東部にある仏教の聖山五台山にちなむという。中国の五台山は台地状の五峰からなっているが、この山は岩峰からなり、十津川と篠尾川に挟まれた、大峰山脈南端に近い主稜線のほぼ中央に位置する。登山の最適期は晩秋がよかろう。
山道を行く登山者の足元を、濃い紫のアサマリンドウが飾るころである。
Road Map :R168の本宮から山在峠に向おうとするが、偶然見付けた上切原の登山口を見付ける。
Route Map:上切原の熊野川沿いに車を停め、山頂を往復する。下山時は道間違いから大黒天神岳に登ってしまう。
    標高差:740m
累積標高差:1,540m
関西百名山』 何の取り得もない山で、何のコメントも無い。
コースタイム:5時間46分(休憩時間、道間違い時間含む)
登り:2時間46分
下り:2時間45分間
(道間違い時間含む)
ごだいそんだけ
累積標高差が大きかった
  今回の登山口の標高は70m、山在峠なら標高265mであり、200mも標高差のある登山口から登ってしまったことになる。 標高差は740mであったが累積標高差は道間違えも含め1,500mに達していた。
冷水山は中止
  今日3つ目の山として ”冷水山”を予定していたが、山に登る順番間違い ”五大尊岳”の道間違いで車に戻ったのは15時前となってしまい、”冷水山”に着くのは夕刻となってしまうので、3つ目の山は中止して帰宅する。
9時46分に駐車地を出発する。
”栗山商店”を右に進んだ所に登山口があった。
登山口を探して車で走っていると偶然、違う登山口を見付け、時間が勿体無いのでそこから登ることにする。 登山口には駐車場が無いので熊野川沿いの道まで行って道路脇の空きスペースに車を停める。
袋小路に ”五大尊”の道標があったが、この道が ”五大尊岳”への道なのか? ”五大尊”と言う神社に行くだけの道なのか不明であり、心配を抱きながら登ってみる。
登山口を探している時に軽四しか入れない袋小路のこの道に入ってしまい、偶然、登山口を見付けた。 ところがUターンするのに一苦労、5回も切り返してUターンを果たし、駐車地を探しに戻った。
所々に道標が出てくるが、先ほど登った遥か遠くの ”玉置山”への
表示であり ”五大尊岳”への表示はまったく出て来ない。
紀伊山地では大体この様な展望の利かない樹林帯の道で始まる。
トラバース路は通行止となり、左側の斜面を登り迂回せよの指示が出てきた。 通行止を突破して進みたい気もあったが、様子が判らないので
指示に従うことにした。
樹林帯の中、トラバース的に緩やかに登って行く。
尾根筋に向けて登り続ける。踏み跡はしっかりと付いていた。
尾根筋に出て尾根を進むが、樹林帯が濃くて尾根道には感じられない。”玉置山”への道標はあるが、相変わらず ”五大尊岳”への道標は出
て来ない。
崩壊センサー(?)は3ヶ所にあった。 迂回路の尾根道から
元のトラバース路に激下りで下りて行く。
トラロープで立入り禁止された所に変な装置があった。 塩ビ管の中に
ワイヤーが通っていたので崩壊帯のセンサーだと思う。 通行禁止の道路はこの下を通っているので、そこが崩壊しているのかも知れない。
穏やかなトラバース路に戻るが、結構長く退屈な道が続いた。
下り終えて激下り斜面を振り返り見る。
踏み跡の薄い登山道を途中で見失い、適当に下りて来た。
十字路分岐からは登山道らしい尾根道となる。
1時間29分にて十字路の分岐に着く。 それぞれに道がどこに通じ
ているのかは判らない。 下山時にはここで道を間違いの悲劇を生む。
俺に取ってはダラダラしたトラバース路より
こんな道の方が好きだ。
大した斜度ではないが、長く続いた。
岩の上に落葉が積もっているのがやらしいが、
大きな問題では無かった。
岩登り斜面はほんの少しだけ。
”五大尊岳”の最高峰は ”南峰”らしいが、”五大尊岳”と呼ばれているのは標高の低い ”北峰”の方らしい。”北峰”には展望もあるらしいので直ぐに行って見る。
2時間34分にて”五大尊岳南峰”(825m)に着く。
樹木に覆われ展望は無し。 2時間半も登ってこれだけかい!
2時間46分にて ”五大尊岳北峰”(785m)に着く。
こちらも言う程の展望は無く、単なる薮山としか思えなかった。
”南峰”から大きく下って少し登り返すと ”北峰”が見えて来た。
山頂からは西面が見えるのみ、感動の無い展望であった。
”大黒天神岳”からの下り時に蛇行する ”熊野川”が望めた。
下山中に長い登り返しがあり、登り時とは違う道ではないかと気付いた
が、登り時とは違うルートがあり、どこかで合流すると思っていた。
所が ”大黒天神岳”(573m)に登ってしまった。 この時点でも元の
登山道に合流出来るものと信じていた。
里山でよく見る花であるが、花名が判らない。
小さな地味な花ではある。
この季節に ”リンドウ”がパラパラと咲いていた。
”アサマリンドウ”と言う種類らしい。
道を間違ったのは ”十字路分岐”だった。 ここに出てUターンする様に右に曲がらなければならないのを真っ直ぐに行ってしまったのが道間違いの原因だった。
この道標に出くわして ”上切原”に下りなければならないのに
”本宮”が出てきたので完全に道間違いだと気付く。 潔く引返す
ことにして再び ”大黒天神岳”に登る。 今日はこんなハプニング
が無いと思っていたが、又、道を間違ってしまった。
退屈で長いトラバース路を緩やかに下って行く。
通った覚えのある道となり一安心。
登り時には迂回した崩壊帯を見に行く。 場合によっては横断して時間短縮したい。 と思ったが、登山道はここで完全に無くなっており、崩壊は半端ではなかった。
大体が広い歩き易い道ではあるが、ここだけは土砂で登山道が消え
掛かっていた。 次に大雨となれば道は無くなってしまうかも。
崩壊帯は斜面全体が一皮剥けており、とても横断出来る状態ではなかった。この上に土砂崩れセンサーが並んでいるんだろう。
登山口近くのスギの大木の根っこから湧き出す清水があり、
この水で顔を洗った。
崩壊帯の上の迂回路を下山して行く。トラロープの左側が崩壊帯で
あるが、樹木が茂り崩壊部分は見えなかった。
今回の遠征
11/03 11/03 11/04 11/04
額井岳 笠捨山 玉置山 五大尊岳
この樹木の塊は、土砂崩れと共に上から流れて来たもの思われる。