〔073〕迷岳 (1,309m)

2012年04月01日


関西百名山に戻る

三重県松阪市飯高町
前回、布引滝からのコースは登山道が荒廃しており、途中敗退とし、飯盛山尾根から登ろうと思ったが、ガイドブックのコースタイムが8時間30分となっており、日が暮れてしまう可能性があるので次回のリベンジに回すことにしたが、今日、下り俊足の山友の同行を得てリベンジが適った。
Road Map :R166から香肌峡温泉スメールを目指す。
Route Map:公園駐車場を基点に飯盛山への尾根を縦走し、唐谷川沿いに下山する。
関西百名山』 早速リベンジ。
まよいだけ
迷岳
結果、5時間10分程で周回出来、ガイドブックのコースタイム8時間30分でビビる程の山ではなかった。迷岳は見て良し、登って良しであったが、展望が少ないのが残念。唐谷川の沢は沢沿い歩きが少なく滝が遠いのが残念。しかし、変化の多い登山道は飽きることなく面白い山だった。
累積標高差:1,680m
    標高差:1,020m
下り:2時間01分
迷 岳 唐谷分岐 沢出合 二の滝 林道出合
駐車場
11:05 11:29 11:58 −−− 12:30 13:06
駐車場 最初のピーク 809m峰 飯盛山 唐谷分岐 迷 岳
7:49 :40 9:06 :42 10:20 11:00
登り:3時間11分
7時49分に駐車場を出発し、唐谷川沿いに進む。気温は3℃と低いが、この辺りは風がなく寒くはない。
ホテルスメールの横、唐谷橋の手前に広い無料駐車場があり、林道入口には登山届けポストがある。橋を渡った奥には洞窟美術館があり、何やら遊具の様なレールが左上に伸びている。
6分程歩けば”飯盛山登山口”に着き、右に曲がって斜面に取り付く。表示はあるが手作りであり判り難い。
鬱蒼と茂るヒノキの植林帯を登って行く。踏み跡を辿れば迷うことはなさそう。登りの連続で暑くなり、早々に上着を脱ぐ。
木の根っこがしっかりしており、急登ではあるが登り易い道が続く。兎に角、一貫して急登で息が切れる。
雑木林となり、急な岩場も出て来て面白い道となってくる。
眼下に駐車地が見える。この高度感は凄い。
一気にここまで登ってきたのだ。
標高差385mの急登と戦うこと45分で稜線に出て一息付く。登山道は左側に伸びているのだが、右側の尾根の端が展望が良
さそうなので寄り道してみる。
岩場道が多くなり、俄然面白い道となる。この辺りも木の根っこのグリップを利用して登って行く。
尾根筋沿いに南の飯盛山に向かって登って行く。登山道としては不明瞭であるが、尾根のテッペンを歩くので道の間違え様はないように思える。
稜線に出てからは冷たい風が吹き抜けて寒くなってきたので、慌てて上着を着る。一旦汗を掻くと風で体が冷えてしまう。
ナイフリッジ”あり。たいしたナイフリッジではないが、スリル感を少し味わえた。こんな変化があると歩きも楽しめる。
展望のない尾根筋ではあるが、冬枯れの樹間から”奥香肌湖”と”蓮ダム”が望めた。
先々週は晴天の中、蓮ダムからこの尾根を眺めていたのだ。
目を転じればスタート地点のホテルスメール周辺が見渡せた。やはり高度感が凄い。
1時間17分にて”809m峰”に着く。麓から見ればピラミダルな山だったが山頂にピーク感はなく、展望もない。山頂には私設の”飯盛山南峰”のプレートがあったが、正式名称ではない様だ。
809m峰から緩やかに下り、折角稼いだ標高を吐き出していく、勿体無い!。前方には登り返す飯盛山が聳えている。
滅多に得られない貴重な展望なのでカメラを向ける。先々週に渡った吊橋も眼下に見えている。ここからの展望も雑木が芽吹く初夏以後は見られなくなるのだろう。今は薄曇であるが、空を見れば不気味な雪雲がこちらに向かって来ている様だ。
鞍部からは急峻な岩登りが始まるが、一気に高度を稼いでくれる道が一番好きだ。
樹林帯はスカスカであるが、展望は得られていない。
そうきつくないない尾根道を軽やかに登って行く。
登山道には少しだけ積雪が・・・。それより雪雲がやって来て粉雪が舞い出した。途中、下山路にする予定の唐谷分岐を確認する。
穏やかに上り下りを繰り返す登山道であったが、迷岳直前からは登り一辺倒になってくる。
3時間11分にて”迷岳”(1,309m)に着く。山麓から見た時はピーク感の凄い山に見えたが、山頂に着いてみると尾根の端っこでありピーク感はゼロだった。雪雲を伴った寒冷前線通過で風がありやたら寒い。
取り合えず山頂での記念写真を撮りっこする。昼飯?山頂の気温?、そんなのを構わずに直ぐに下山する。今日は歩き続けていたい。
登りはマイペースだった先輩は下りで飛ばす飛ばす。
写真を撮っていいるとあっと言う間に引き離され追い付くのが大変。
滑って転ぶ程に飛ばさなくても・・・
下山24分にて”唐谷分岐”に戻る。ここから唐谷川へ向けての下降が始まる。
分岐にある道標は私設の簡単なものと、これも私設であろうが、殆ど読めない道標のみ。今回は行く予定がなかったが布引滝への分岐の道標が無く、確認出来なかった。
かつて林業が栄えていた頃の杣道と思われ、植林帯の中を穏やかにトラバースして行く。杣道なので枝道も多く、常に一番はっきりした道をトレースして行く。
唐谷分岐からは超急斜面の下りを予想していたが、巧く登山道が設定されており、急な下りがなく程々の斜面をジグを切って下りてくる。それでも振り返りみると相当な急斜面だった。
時々、崩壊寸前の箇所があり、この手前は靴巾分しか残っておらず、次に大雨があれば崩壊してしまいそうな感じだった。
唐谷コースも昨年の台風12号の被害を受けているのか、登山道は結構荒れているが、通行困難な箇所はなかった。
下山53分にてやっと唐谷川の本流に出る。水量多く綺麗な沢であるが、沢としてのスケールは小さい。この沢の岩陰で生駒からのハイカーが湯を沸かして昼飯としていた。バナーを持参して昼飯を作る!、二人で邪魔臭いことをする人だなーと関心するが、それの方が普通のスタイルかも知れない。対面に渡渉してからは唐谷川の遥か上方を歩くことになり、楽しみにしていた沢道歩きがなかった。
三ノ滝”だろうか?大きな滝であるが滝名の表示がなく樹木が生い茂りビューポイントもなかった。
唐谷川から遥か離れた上方を進み、枝沢を渡る。
枝沢の上方を見る。滝とは言えないが小さな落ち込みが連続しており癒される風景だ。
赤い鉄製の橋を渡る。この後は唐谷川に近接して歩くことになる。
やっと唐谷川の本流近くを歩く様になる。本流だけあっ
て水量が多く、無名滝も数多く見ることが出来たが、ここもビューポントがなく、常に樹間から見ることになる。
俺なら”長蛇滝”とでも名付けたい綺麗な流れがあった。
スケールは小さいが釜もあり、綺麗な沢水は目を楽しませてくれる。
右写真の”二ノ滝”と思われる滝の滝口。大きな釜があり目を引いた。
滝名表示は一切なかったが、場所から”二ノ滝”と思われる。ここもビューポントはなく、良く見える所を探し回ってやっとこの程度の写真しか撮れない。
”二ノ滝”から少し進むと下山1時間25分にて”林道終点”に出る。この後は林道を淡々と駐車場まで歩くのみ。皮肉にも天気予報通りに晴れてきた。
林道からは常に飯盛山コースの尾根が見ることが出来、左手に809m峰を見ながら下って行く。我思うに”飯盛山北峰”の山名の方が良いと思うのだが・・・
林道を下っていくとか飯盛山の尾根の景色がどんどん変わっていく。見た目凄い山容であり、樹木さえなければアルプス感たっぷりの山になるのにと思うが、緑豊かな紀伊山地の山なので樹林帯はしょうがないのかも知れない。
遊具施設一杯の公園に出る。後から知ったことだが、ここがエンジン無しローラリュージュの乗場、つまり下降点らしい。
眼下に駐車場が見えているが、林道は先の山を周って行くのでここをショートカットすることにした。
柵をの乗り越え崖を下って施設内に入る。後は営業していないローラーリュージュのコースを歩いて行く。
コースは安全の為に緩やかに蛇行しながら下って行く。ヘヤピンカーブにはバンクも付いており走ってみたいコースである。途中、落石箇所があり、営業の再開まで整備が大変だなーと話していたが、台風被害の崩壊で営業が中止になっていることは後から知る。
ローラリュージュのリフト乗場に着く。直線距離的には最短であったが、コースはくねくねと蛇行しており、距離がやたら長く、結果、ショートカットにはなってなかった感じ。ここには洞窟美術館があり、トイレもあり。
駐車場は直ぐ下、下山2時間、林道歩き36分にて迷岳を終える。
下山後、村道より見た飯盛山〜迷岳。朝は順光で綺麗な山容であったが、今は曇り空の逆光になってしまった。はやり809m峰への激登りが印象深い。
1時間53分にて”飯盛山”(930m)に着く。麓から見た時はここもピダミダルな山容であったが、雑木が生い茂り展望なく、ピーク感もない。
飯盛山のテッペンで写真を撮って貰う。寒いとは思わなかったので防寒対策はニット帽と手袋だけ。最初の登り時に汗を掻いているので歩くのを止めると寒い。
下山して来た奈良の生駒から来られたハイカーとすれ違う。今日会ったのはこのハイカーのみ。7時過ぎに登り始めたとかで追い付かないはずだ。
ホテルスメールの告知
リフレッシュパーク及びローラーリュージュは、台風被害による山頂からの崩落で、施設の修復が不可能な状態になりました。誠に申し訳ございませんが、現在リフレッシュパーク及びローラーリュージュの営業は、致しておりません。あしからず、ご了承下さいませ。