〔024〕桟敷ヶ岳 (896m)

2006年01月29日


登山コース
府道16号線の林道を終点まで走って登山口に近付いてから登る予定であったが、林道には積雪があり、今朝の冷え込みで凍結してしまっているのでノーマルタイヤでは進む余地はなかった。バスを利用しているハイカーと同じく岩屋橋バス停の少し上に車を停めて、延々と林道を歩くことになった。
恒例の道間違い
林道を1時間も歩けば登山口に出合えると思っていたが、1時間半を過ぎても登山口が見付からない。
踏み跡は続いているのでどんどん進んでいると、踏み跡は一人のものとはっきりする様になってきた。
登山口を通り過ぎた可能性は大であるが、自分がどこに居るか判らない。積雪は深くなりずぼ足になる
と軽く股座に来てしまう。
2時間歩いた頃に初めて小さな標識があった。それにはかすれた字で祖父谷峠と書かれていた。
地図を見ると相当行き過ぎていることが判った。南面の山を見ると桟敷ヶ岳に続いている様に見えたが、踏み跡はまったく無く、雪山で無理はしたくないので引き返すことにした。

京都府京都市北区

登山口を探して林道をどんどん進んでいると踏み跡は一人の足跡だけになってしまった。

雑感
行きはデカンショ街道を通り一般道から、帰りは京都市街を抜けて名神高速で帰ったが、直線距離の割には時間が掛かり過ぎる。これからも蓬莱山、武奈ヶ岳に行きたいので安く早く行けるルート開発をしておく必要がある。それとも苦手な電車で行くか。
京都市街の北側にたおやかな山。京都市内を流れる賀茂川の水源としては元も標高が高いとか。ここなら道路に積雪は無いかもと出かけるが、おっとどっこいで京北の山は積雪たっぷりで道路はバリバリに凍結していた。
祖父谷峠から南面を見ると桟敷ヶ岳に続いている様な山が見えたが、積雪期には迷子になる可能性があるので、引き返すことにした。
雪面にストックを突き刺して見ると地面に付かない。つぼ足になると気持ち良い位に股下まで潜り込んでしまう。
登山口を見付ける
祖父谷峠から30分程引き返すと杉の木に小さい標識があった。ここを通った時、標識は見えなかったが踏み跡は見ており、誰かが小便に入ったかと思って通り過ぎていた。沢を渡るとはっきりした踏み跡が続いていた。関西百選の山ならもう少ししっかりした標識を付けて貰いものだ。この道間違いで往復1時間をロスしてしまった。
登山口からは杉林の中の急登が続く。超急登部分は下山者がシリセードしたのか、ステップが全て潰されておりステップを作りながらの登りとなる。
林道を1時間も歩くと車のタイヤ痕は無くなり、ハイカーの踏み跡が1本の溝となって伸びる。
標高差:590m
関西百名山』  新雪で登山口、登山道が見付らず迷走する。
林道から右手を見上げると白く輝くはげ山が望める。この後、縦走路からこの山を見下ろすことになる。
岩屋橋バス停から少し進んだ空きスペースに車を停める。標識には”この先3.3km車両行止まり”と書かれている。長い林道歩きを覚悟する。黒く見える舗装路は朝の冷え込みでアイスバーンになっており、ツルツルと良く滑る。
今日はすこぶる天気が良い。暖かい日差しに杉の枝に積もった雪が融け出して、ポタポタと水滴が落ちてくる。雪の塊も落ちてくることがあるので上部にも気を付ける必要があった。
山頂からは北東面のみ展望が開けていた。
遠く雪を被った”武奈ヶ岳”(1214m)が見えていた。
北山杉の名産地に近い為か山中は沢山の杉で覆われている。
登山口からは急登が続く。
道間違いの時間も入れて3時間丁度で山頂に付く。気温は2.5℃、日差しが暖かく風がまったくないので寒くはない。既に2時半、山頂には誰も居ない。札幌の鉄人の教えである”3時までには下山せよ!”が無理になってしまった。
桟敷ヶ岳〜薬師峠の縦走路
アセビが多い雑木林の尾根道は歩き易い道ではあるが展望がほとんど利かない。
積雪は深くないが、レールの様な一本道に踏み固められており滑り易い。今日は時間に追われて急いで駆け抜けたが、ゆっくり散策するには良いコースかも知れない。
薬師峠手前にショートカットらしい道があった。岩屋橋へ下山と書かれていたが、この時点では岩屋橋がどこにあるのか判らず、無難に薬師峠に行くことにしたが、日暮れが近いこともあり、引き返してショートカットコースを下ることにした。踏み跡はしっかりしており急な下山道ではあるが時間は短縮出来た様である。
薬師峠への舗装された林道に入り、1時間30分で下山を終える。道間違いの時間を入れてトータル4時間40分で桟敷ヶ岳を終えた
帰路はバス待ちのハイカーを乗せて京都市街まで送っていくが、これが大きな間違いで京都市街の大渋滞に巻き込まれ、抜けるのに1時間を要してしまった。愛宕山の時と同じく”二度と京都の山には行かないぞー!”と思ったが、又行ってしまうと思う。
今回歩いたコース図、クリックで拡大します。
京都府における桟敷ヶ岳の位置。クリックで拡大します。
林道途中で二組のハイカーと出会ったが、二組共、林道の積雪を歩くだけに来たらしい。
桟敷ヶ岳への登りは急登で積雪が多いからと敬遠されていた。
赤い”火の用心”の標識の下にくたびれた祖父谷峠の標識があった。
時間も遅くなってしまったので山頂からは引き返そうかとも思ったが、時間が掛かるであろう縦走尾根を歩くことにした。
縦走路は登り下りのほとんどない穏やかな道であるが雑木林に覆われ展望が利くところはほとんど無い退屈な道である。
さじきがたけ
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