〔018〕太神山 (600m)

2010年01月09日


関西百名山に戻る

滋賀県大津市田上森町
湖南アルプス
風化した花崗岩が露出する特異な風景が広がる田上高原一帯の山々を総称して湖南アルプスと呼ぶ。
田上高原の主峰は標高600mの太神山で、ヒメコマツガ群生する矢筈ガ岳や、白山権現を祀る雨乞いの山である笹間ガ岳など、500m級の山が含まれる。
Road Map :名神高速道を大都市近郊区間外を避けて大津ICで下りる。R422を南東に走り田上公園に向かう。
Route Map:湖南アルプスの堂山〜太神山〜矢筈ヶ岳〜笹間ヶ岳を周回する。
    標高差:474m
累積標高差:1,423m
湖南アルプス
  どこからどこまでを”湖南アルプス”と呼んでいるのか知らないが、一般的なハイキングルート
の笹間ヶ岳〜太神山の間にアルプス感はまったく無く、展望の利かない退屈な道が続くだけだった。ただ堂山は露岩が多く奇岩が点在しており、展望も抜群なので、堂山だけを湖南アルプスと呼んで
も良いような感じがする。
久しぶりのロングコース
  沿面距離で18km、トータル標高差で1、423m。 毎週、小さな山は登っているが、今日の
様なロングコースは久しぶりであった。
関西百名山』 当然、アルプスの片鱗も感じられない偽アルプスであった。
下り:3時間22分(矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳経由)
太神山 分 岐 矢筈ヶ岳 岩井谷 笹間ヶ岳
林 道
11:35 11:49 12:25 13:27 14:10 14:57
道路脇P 堂 山 鎧ダム 迎不動 泣き不動 太神山
8:08 :09 9:45 10:09 −−− 11:21
登り:3時間13分(堂山経由)
たなかみやま
湖南アルプス
コースタイム:6時間49分(休息時間、道間違い時間含む)
まずは ”天神川”の堰堤を渡る。 道標がないので、おいらは俺は上側の大きな堰堤、2人は下側の小さい堰堤を渡るが、共に藪扱きで登山道に合流する。
”堂山”への登山口には駐車場がなかった。
道路脇の空きスペースに車を停めて、8時8分に登り始める。
尾根筋に入ると歩き易い道となり、前方に見えている ”堂山”を目指して進んでいると、間に大きな谷を挟んでしまい ”堂山”へ登る道ではないことが判った。 引き返して ”堂山”に背を向けて歩くように進む。この辺りに道標がまったくなく間違い易い。
ササとコシダで覆われていたが、何とか登山道だと判った。
振り返り見た ”天神川”の堰堤。
一旦下って小さな沢を渡り、主尾根への道に入る。
この辺りから露岩が目立つようになり、面白い道が続く。
”堂山”に続く主尾根を見る。
乳首の様に見えているのが ”堂山”の双耳峰。
登り道からはすこぶる展望が良く ”琵琶湖”の北側に ”比叡山”、”比良山系”が見えていた。 だが、全て遠景である。
途中、道間違いをしたが1時間で ”堂山”(384m)に着く。
山頂からは略360°の展望が得られた。
”桶居山”を思わす露岩帯を一登りすると ”堂山”に到達する。
今日の天気は晴れ時々曇り、山頂では頭上だけが曇ってしまった。
”琵琶湖”への大展望を写真に収めておく。
山頂から見た北東方向の ”近江富士”(三上山)と”金勝アルプス”の山々。
見覚えのある ”天狗岩”は岩峰振りまでよく判った。
双耳峰の ”東のピーク”へは岩峰を下り、登り返す。
”東のピーク”から見た ”西のピーク”。
結果的にはこの辺りの歩きがスリリングで一番楽しかった。
”堂山”の全景。 剥き出しの岩肌はザレており、滑り易い道ではあったが困難な箇所は無かった。
下山時に奇岩群を通らなかったのが残念であった。 次回に来る時があればあの奇岩群を登ってみたい。
”金勝アルプス”と同様に奇岩が多く、下山前に判っていたのなら行っていたのだが・・・
”堂山”から下山して行くと ”鎧ダム湖”への細い沢に沿って歩くことになる。
周辺は湿地帯の様になっているがフラットな道であり雰囲気は良い。
”堂山”から28分で ”鎧ダム湖”に降り立つ。 満々と水を湛えたダム湖と思っていたが、
完全に砂に埋もれてしまっているので、ダム湖の上を歩いて行くことになる。
”鎧ダム湖”からは沢道となり、何度か渡渉しながら下山して行く。
周辺の山肌には剥き出しの露岩が多く、
気分良く歩けるハイキングコースであった。
大きな滝は無かったが、小さな滝が多くあり、
心地よい沢音を立てて流れ落ちていた。
”金勝アルプス” にもあった ”オランダ堰堤”がここにもあった。
”オランダ堰堤”から少し下ると52分で林道、迎不動前に着く。
”天神川”は飛び石で渡渉することになる。
舗装された林道を登っていくと大きな駐車場のある地点で車止めゲートとなり、更に林道を進んで行く。 ここに脇道があるが、脇道は堰堤で終わっているので入らない様に。
穏やかな参道から始まるが、序々に登りはきつくなってくる。
林道歩き10分程で ”不動寺”への参道に入る。
”不動寺”までは2.2kmの距離と書いてあった。
道はしっかりしており問題無いのだが、
雑木が茂り展望はまったくない退屈な道が続く。
唯一展望が得られた地点でもこの程度。
木立の間から ”琵琶湖”と ”堂山”が見えていた。
マップポントとなっている ”泣不動”に着く。
ここから少し進むと ”矢筈ヶ岳”への分岐がある。
境内の入り口?
3時間10分にて ”不動寺”に着く。
境内の大杉が目を引いた。
不動寺の ”本堂”へは長い階段を3箇所登る必要があった。
足組は意外と細い材木で組まれていた。
3本の階段を登り切ると不動寺の ”本堂”に着く。
”本堂”自慢(?)の舞台造りを見学する。 樹木が生い茂り、
肝心の岩場がほとんど見えないのが残念だった。
一応、”くぐり岩”も見てみるが、潜って遊ぶ程の年齢ではありません。
3時間13分にて ”太神山”(600m)に着く。 山頂は三角点はあるものの展望はゼロ、これが関西百名山の実力か。 山頂神社にお参りして、
本堂に戻り、お昼とする。 気温2℃、寒くはないが手が冷たい。
分岐に戻り、 ”矢筈ヶ岳”に向かう。
寒さ対策は歩き続けるのが一番効果がある。
分岐からも展望の利かない雑木林の道が続き、
途中に見所は何も無く、退屈なだけの道となる。
4時間17分にて ”矢筈ヶ岳”(582m)に着く。 冬枯れの
この季節でも展望はほとんど無し、完全に名前負けしている山だ。
藪の隙間から ”琵琶湖”が見えない訳ではないが、これで展望が
あるとは言い難い。 樹木が芽吹けば更に展望は得られないだろう。
”矢筈ヶ岳”から ”笹間ヶ岳”を目指す途中に方向を間違い、まったく反対方向に歩いてしまう。 大きく下ってしまってから地図を広げ、道間違いに気付く。 正規の道は歩き易く、 ”矢筈ヶ岳”までの道より随分と雰囲気が良かった。
水のきれいな池の横を通る。
池の表面には薄氷が張っており、キラキラしていた。
ここが ”大谷河原?” 道標がまったく無いので、道間違えを含め、現在位置が判らない。
展望岩があり、前方に ”笹間ヶ岳”が見えてきた。 でもまだ随分遠い。
周辺はアカマツが多く、マツタケ山になっているようで、登山道意外の
立ち入り禁止の張り紙が目立つ。
大岩に掛けられた梯子を登ると6時間2分にて
本日、4つ目の山、 ”笹間ヶ岳”(433m)に着く。
ネットでよく見る山頂大岩は展望抜群であった。
ここまで良い所がなかったので、余計に展望が良いように感じる。
”琵琶湖”と ”比叡山”、”比良山”は遠景ながら見ることが出来た。
”堂山”は樹木に隠れ見えていない。
”笹間ヶ岳”から下ること8分で舗装道路に出る。 この舗装道路が車に戻るには一番近く、これを下って行くと、展望が良く、下り一方の道なので歩き易く楽な道だった。
舗装道路下山途中に見た ”堂山”は今日登った4山の内で一番良かった印象が残る。
舗装道路を下り切ると ”車止めゲート”があった。 もの凄く立派な道なのに何故通行禁止?の疑問が残る。 笹間ヶ岳から下山すること42分で林道に出る。
凄い名前のバス停があった。 どう思います?
下山した所から車に戻るには30分の舗装路歩きが必要だったが、これから ”太神山”に登ると言うハイカーに道を聞かれ、それならと車に乗せて貰った。