烏帽子岩山 (410m)

2014年01月03日


ひろしま百山に戻る

広島県呉市
2014年初登り
登山口はお墓の駐車場になっており、静かなお墓横で車中泊とする。昨年、新調した快適温度−4℃対応のダウンシュラフを試してみるが、これまで使っていたファミリーキャンプ用の綿シュラフと暖かさは殆んど変わらない。夜中は満天の星空であったが、市街地に近いので星の数は少なかった。
Road Map :山陽道を西条ICで下りてR375を南下、呉市弥生町に入る。
Route Map:墓地駐車場から烏帽子岩、ドンガメ岩を経由して山頂へ。上山にも寄って下山する。
    標高差:330m
累積標高差:528m
ひろしま百名の山』 広島湾への展望山。烏帽子岩への登りで久し振りに恐怖を感じた。
登り:1時間23分(烏帽子岩山まで)
下り:1時間10分(上山から)
コースタイム:2時間53分
01/02 01/02 02/03 02/03
倉橋火山 野登呂山 烏帽子岩山 天狗城山
今回の遠征
えぼしいわやま
凄い山だった
くさり、ロープの設置がまったくない崖登りは大山縦走とは異質の恐怖心が湧いてしまった。こうと判っていれば昼からに廻しておけば良かったのだが、後の祭りである。暗くて見えなかったので恐怖心を和らげてくれていたのかも知れない。
天狗城山に移動する
直ぐ隣りの天狗城山の登山口に向うが登山口が判らない。登山口探しに苦労することになる。
上 山 (392m)
序々に岩盤道となり、当然、勾配も増してくる。
昨夜、就寝したのは7時過ぎ、当然、朝早く目覚めてしまう。外気温1℃、夜明けを待つのも退屈なので6時05分にナイトハイクとする。まずはコシダの茂る小さな沢沿いの道を進んで行く。今の所、道は穏やかな登りである。
分岐から直ぐに岩登りが始まる。ペイントのコース表示はあるが、暗くて探しながらの登りとなる。
31分登った所で「↑烏帽子岩 山頂→」の手書きの小さな分岐表示を見付ける。うっかりすると通り過ぎてしまう程の小さな表示だった。迷わず烏帽子岩を目指す。
どこからも展望は良いのだが、展望岩があったので写真を撮ってみる。
このフラッシュの写真では夜景が貧弱であるが、フラッシュ無しの写真では夜景が鮮やか写ったが、ブレブレになってしまった。
山の東側では夜が明けていそうであるが、ここは西斜面なので、お陽様を中々見ることが出来ない。
52分にて”烏帽子岩”に着く。下から見るとは鋭く尖がっている烏帽子岩の先端に抱き付くことが出来た。明るくなって来たのでヘッデンを外す。
どこの山でもこれだけの崖道であればくさり、ロープの設置は当たり前であるのに、ここには危険の表示もロープの設置も一切無しだった。久し振りに転落の恐怖を感じた一瞬だった。改めて下山時には烏帽子岩を通らないことにしようと思った。
烏帽子岩から直ぐに”ドンガメ岩”に着く。
”ドンガメ岩”にはマツの枯木と風化したあぶみがあったので岩の上に登れなくはないのだが、まだ烏帽子岩の恐怖が冷め切れず、降り時に難儀しそうなので岩の上に登るのは割愛しておく。
更に少し登り、靴底の様な”ドンガメ岩”と”烏帽子岩”を見る。目先の江田島の向こうには昨日登った”野登呂山”も見えているはずであるが、同定は出来ていない。
水平線からの日の出を見たかったが、方向が悪く山に阻まれての遅い日の出を仰ぐ。
分岐に出て右へ曲がると直ぐに”烏帽子岩山”(410m)に着いた。山頂自体は何の変哲もない、しょぼいピークだった。
直ぐに”上山”に向う。
ハイキング道から見た”倉橋島”方面。
倉橋火山は見えているのだろうか?
”上山”への穏やかなハイキングコース。
こちらは”江田島”と”似島”の安芸富士を見てる。
最鞍部まで下りて、”上山”へ軽く登り返す。
1時間43分にて”上山”(392m)に着くが、三角点があるのみで、ピーク感も展望も無いので直ぐに引き返す。ここからの下山路もあるらしいが、明るくなってからの烏帽子岩周辺を見たいので、引き返すことにした。
引き返し途中で見た”烏帽子岩山”のしょぼい山容。
そして、似島の”安芸富士”(278m)。
宮島も見えているが遠景であり霞んでしまっている。
同じく、振り返り見た”上山”の山容。
”天狗城山”へはこの後登ることになる。
”ドンガメ岩”の横を通り、道なりに進んで行くと、分岐にも気付かずに迂回路に入ることが出来た。一安心!
分岐に戻り、”烏帽子岩”側へ下山して行く。
果たして烏帽子岩を迂回することは出来るのだろうか?
左写真の”クロナメラ”から続く岩峰の一端。
登り時には暗くて見ることが出来なかった”クロナメラ”の前を通って行く。ここがクライミング岩峰なのだろうか?
ピンが打ち込まれているのが確認出来た。
クロナメラと烏帽子岩側の崖に挟まれた谷筋を降りて行く。
低山とは思えない岩盤の道を下って行く。
こちらの道は烏帽子岩へのルートと違い、結構安心して歩ける。
”クロナメラ”を見上げる。
”クロナメラ”の全容。陽射しからは午後に登るべき山だった。
真っ暗の中、登ったコシダが茂る登山道を下りて行く。
飽きて来た瀬戸内の展望が嫌でも目に飛び込んでくる。
この尖がり様は半端ではないが、数時間前にはあの尖がりに抱き付いていたのだ。
抱き付いたのは単に立っているのが恐かっただけであるが・・・
出発時は暗くて取れなかった登山口を明るくなった下山時に撮っておく。少し上がった所に民家が2軒あり。
昨夜はこの墓地の駐車場で車中泊とした。蒸し暑い夏なら兎も角、寒い冬にはユウレイも出てくれなかった。黒い軽輪はお墓参りに来た人のもの。
烏帽子岩への登り
3〜4mの垂直登りが何度も出て来るのだが、この山にはくさり、ロープの設置がまったくない。岩はしっかりしておりグリップも良いのだが、這い登りながら下山時には絶対に通りたくないないとの恐怖心を抱いてしまう。兎に角、ペイントマークを外さない様に慎重に登って行く。
烏帽子岩からの下り
何とか烏帽子岩のテラスまで登ることは出来たが、いざ降りようとすると、簡単に降りる道が
なく、テラスをウロウロする。どこを見ても垂直の崖であるが、降りなければ先には進めない。
意を決してロープの無い岩壁を降りることにした。ここに来るには相棒とスリングが必要だ。