2014年03月22日


ひろしま百山に戻る

広島県呉市
広島の展望山
山頂付近はだだ広く、名勝の案内は多いが、山頂ピークへの案内はまったく表示無し。地図を持っていないとどちらに進んで良いのか判らない。この山は山登りを対象にしていない観光園地なのだ。
Road Map :R185を川尻に入り、県道248号線のさざなみスカイラインを野呂山に向う。
Route Map:各ピーク、名勝地の最短駐車場からピストンする。出来るだけ歩かないをもっとうとする。
ひろしま百山』 この山も山頂付近まで車で行けるので楽チン山歩きが出来る。
所要時間を明記する程のものでなし。
〔085〕野呂山 (839m)、膳棚山 (839m)
かぶと岩”周辺の切取り地図
6時50分、駐車場から遊歩道を下って行くと”かぶと岩展望台”に着いた。
さざなみスカイラインを車で走っているとお陽さんが顔を出して来た。シャッターチャンスには少し遅れたが、広島湾の島々の間から昇る日の出を見ることが出来た。
野呂山の山頂園地は広く、駐車場が沢山あった。観光地図を見るが野呂山の山頂を示した地図はなかった。この園地ではハイカーを対象としていないのか。
”かぶと岩展望台”からは眼下に瀬戸内の島々が見えた。見通しが良い時は四国の石鎚山まで見えると言うが、
一番近くの”上蒲刈島”(かみかまがりじま)でも、やっとこさ見えている状態だ。
展望台から緩やかに下って行くと”かぶと岩”があった。
岩を周囲から見てみるが、どこから見ても兜には見えず、単なるこじつけに思われた。ハイキングの良い目印にはなっているのだろう。
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更に緩やかに下って行くと、やたら広い場所に出た。これが”大滑岩”らしい。
気温1℃、朝霜で一面白くなっている。展望としては展望台から見た景色と変わらず。
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これが”大滑岩”の本体か? 岩の割れ目が何と無く気持ち悪いが、天気の良い日には絶好のお弁当を広げる場所になるのだろう。
駐車場までは遊歩道を遠回りして戻るが、特に変わったものは見掛けなかった。
山で見掛けるのは珍しい”アオキ”の樹林帯。植樹されたものなのか自然林なのかは判らない。
野呂山”周辺の切取り地図
観光地図では山全体を野呂山と表示されており、山頂がどこにあるのか表示されていない。山頂は諦めて”弘法大師堂”を見学に行く。この時点では左側の山が野呂山”だとはまったく気付いていない。
”弘法大師堂”の奥に面白そうな岩があったので行ってみる。
その岩は展望岩になっていたが、お陽さんはまだ低い位置におり、逆光で瀬戸内海の多島美とはいかなかった。この岩の山側に踏み跡があったので、退屈しのぎに、その道を歩いてみる。
杣道は途中でなくなり、雑木の斜面を登って行くと、林道に出た。
その林道を進んで行くと、なんと!”野呂山”(839m)の山頂に出た。山頂はこの辺では無いと思っていたので意外な出合いに嬉しかった。
周囲の山々と標高がほぼ同じなので、見付け難かったが、偶然の出合いに感謝する。山頂としては展望もピーク感もまったく詰らないのだが、山頂に立てたことだけで、いつもと違う満足感を味わえた。
車を停めていた直ぐ横に出た。山頂は駐車場から直ぐの場所にあったのであるが、山頂表示はどこにもなかった。
バンガロー村になっている林道を下って行くと・・・
車で”膳棚山”周辺を走っていると”膳棚山”への道が2本あったが、どれも入口で施錠されていた。ゲートを越えて登ろうかと思いながら更に走っていると登山口表示があったので適当に車を停めて登り始める。
膳棚山”周辺の切取り地図
林道入口にあった道標には”頂上はフェンスの中”の面白い記述があり、「がっかりするなよ!」の親切心に思えた。膳棚山の標高は野呂山とまった同じではないか、なので”西の頂上”と呼ばれているのか。
この登山口(?)も林道であり、入口はチェーンで車進入禁止となっていた。
聳える電波搭。
電波搭管理道路を進んで行く。
管理道を歩くこと数分でフェンスに囲まれた施設に着く。
フェンスの周囲に踏み跡があったので、左廻りで入ってみる。
フェンスの最奥、一番高い所に沢山の登頂記念プレートが見られた。つまり、入口に書かれていた”頂上はフェンスの中”のことだろう。しかし、こんな詰らない山頂に記念プレートを作ってまで来るハイカーが居るんだ、と関心してしまう。
俺は沖縄の米軍基地内にあるお墓をフェンス外から拝むおばあさんの姿が頭をよぎった。
大重岩”周辺の切取り地図
周辺道路を走っていると”大重岩”の表示が目に着いた。
重要な観光スポットの様なので行って見る事にする。
林道は倒木で塞がれていたし、途中から登山道になるので歩いて来たのは正解だった。
広い林道が延びているが、路面が荒れているので、林道入口に車を停めて歩き始める。林道が”大重岩”まで伸びていればバカを見ることになるが・・・
この岩も重岩風に見えたが、本物はこんなもんじゃなかった。
道標は点々とあり、道に迷うことはない。
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静かな樹林帯の中で、目の前に”大重岩”が現れた時、行ったこともないのに”アンコールワット”を想像してしまった。
観光スポットとは言え、これは見ものだった。これ程の奇岩に出合うのは久し振りだ。
真ん中の穴は作った様に四角く抜けている。岩に上ったり、周辺を廻ったりとじっくりと観察する。
林道脇に停めた車に戻る。野呂山で一番の見所だった。
近くに”小重岩”なるものもあったが、”大重岩”を先に見てしまったので、”小重岩”の見学は割愛した。
さざなみスカイラインの途中に岩海遊歩道の入口があり、駐車場が整備されていた。
岩海遊歩道”周辺の切取り地図
このままでも読めますが、クリックすれば拡大します。
最初、パッと見で海岸と読んでしまい、何故、山の中に海岸が
あるのだろうと不思議だったが、正しく読むと”岩海”だった。
綺麗に整備された遊歩道を進む。
遊歩道のどこからでも見られる瀬戸内海の島々は、相変わらず霞んだまま。
登りも下りも大したことはなく、全体としては水平道が続く。
やはり”海岩”と読んでしまう。
東屋展望台の向こうに”岩海”がある様だ。
これが”桜ヶ谷岩海”か?、眺めていると岩が落ちてきそうな恐怖感が湧いてくる。
遊歩道の橋を挟んで下側を見る。ここが登山コースなら面白いのに・・・
遊歩道をどんどん進んでいると、かぶと岩の近くまで来てしまった。再度、かぶと岩には行きたくないので、ここで引返す。
まだ9時半なので、観光客は誰も居ない寂しい遊歩道を戻って行く。
大きな”岩海”は2ヶ所にあり、こちらは小さい方。こちらは既に草木が生えてきて、今にも岩が落ちそうな!の感じはない。
帰路、再度”桜ヶ谷岩海”を見上げる。やはり、こちらは岩の塊が降ってきそうな恐怖感がある。
下側を見るのはすごく安心感がある。
野呂山観光スポット
本来、山歩きで来たのであるが、山頂はまったく詰まらなく、観光スポット巡りが楽しかったし、見る価値があった。詰らない山頂とは言え、二つの山をピークハント出来たので、山歩きも達成出来たことにしておく。
最高の展望山
六甲山と同じく山頂一帯にはビジターセンター、キャンプ場、バンガロー村が点在し、どこからでも瀬戸内海の多島美が楽しめるし、さざなみスカイラインにも数箇所の展望台があり、標高を変えての展望が楽しめる。流石は広島の展望山であった。
〔かぶと岩、大滑岩を散策〕
〔弘法大師堂、野呂山登頂〕
〔膳棚山登頂〕
〔大重岩散策〕
〔岩海散策〕
白滝山への移動途中で、R185から見た”上蒲刈島”。当初、この島に連絡橋で渡ろうと思ったが通行料(\700)が高く、潔く取止めとした。通行料が無料ならあのテンペンに登っていたかも知れないのに・・・
今回の遠征
3/21 3/21 3/22 3/22
呉娑々宇山、高尾山 経小屋山 野呂山、膳棚山 白滝山、黒滝山
  ぜんだなやま
 のろさん