藻岩山 (531m)

2006年07月22日


登山口から山頂までの壮烈なバトル
登山口から鉄人と喋りながら歩き出し、何の気無しに小柄なおばさんを抜いたが、そのおばさんは1mも離れずに後ろにぴったりと付いてくる。気持ち悪いので”お先にどうぞ”と先に行ってもらうと、次に鉄人の後に張り付いた。それを感じて鉄人はスピードアップ、おばさんは小股でスタスタと付いて行く。鉄人は更にスピードアップ、最初は無理してこの二人のバトルに付いて行くが、後半は付いて行けなくなる。馬ノ背に入ると鉄人は更にスピードアップし、この人の実力を垣間見てしまった。流石におばさんは付いて行けず、徐々に離れだす。山頂でおばさんと話してみると”どこまで着いていけるか試したかった”とのことであるが、私は自分より随分歳上のこの二人に付いていけず完敗である。山頂ではお茶を買ってがぶ飲みしたが鉄人は涼しい顔をしていた。
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北海道札幌市
暇潰しに新日本百名山へ
昨日は幌尻岳登頂後、札幌の鉄人宅に泊めて頂いた。帰りのフェリーは小樽 12:30発なので時間はたっぷりとある。札幌観光予定であったが、観光よりも鉄人のホームグランドである藻岩山に連れて行っても貰うことになった。

登山口で鉄人の前を歩く”普通のおばさん”に見えたおばさん。
この後、40分に渡る壮烈なバトル(?)が始まる。

慈恵会登山口にあるコース図。クリックで拡大します。
Road Map :札幌市街の南に隣接して聳える山。
Route Map:慈恵会前からの穏やかな登山道を馬ノ背から山頂へ。同じ道を往復する。

山頂から360°の展望が得られ、北西には手稲山のオリンピックコース、西には写真の神威岳から続く山々が見える。北から東には札幌の市街が広がる。

下りはバトルも無く、藻岩山の説明を受けながらゆっくりと下る。山自体が国の天然記念物らしが、希少植物での指定では何が天然記念物なのかピンと来ない。札幌市民にとっては親しみの大きい山なのか鉄人の知り合いが沢山登って来ていた。鉄人のホームグランドとは言え、顔の広さに驚く。下山後は昼飯に手打ちそばを作ってもらい、夕飯まで御馳走になった。

新日本百名山』この百名山は認めたくない
標高差:460m
帰路に着く
北海道の百名山5座と予定外の新百名山1座を終え、小樽発22:30のフェリーで帰路に着く。
行きのフェリーで同じだった職場の人と帰りも同じになる。彼は御夫婦で大雪をテント泊で縦走していたらしい。彼らも7/22は札幌の知人宅でお世話になっていたとか。

バトルに付いて行ったので、通常1時間は掛かるであろう山頂に40分で着いてしまった。
山頂から札幌市街が一望出来る。白いのは札幌ドーム、あの近くに鉄人の家がある。この山は札幌の夜景が綺麗な感じがする。車で上がって夜景を見てみたいものだ。
札幌市街の向こう側には夕張岳、幌尻岳が見えるらしいが、遠過ぎてどの山も同じに見える。
新日本百名山に思う
岩崎元朗氏が新日本百名山を策定仕出した頃から、”なんでそんなことするの”と嫌な気持ちでありHPに掲載したこともあるが、ついに本を出してしまったらしい。
新日本百名山に反対な理由は”各都道府県から一山入れる”こと。石垣島の於茂登岳がどう考えても名山と思えないし、広島県宮島の弥山も同じ。地方の何でも無い山を無理やり入れるより、本当の名山を選定してそれがアルプスに偏ってもしかたないと思うし、登った人が名山と感じる山を選定して欲しかった。
深田久弥氏の日本百名山から名峰、北岳を外し農鳥岳を入れているが、実は北岳、間ノ岳を縦走して農鳥岳に登る内容になっており、表面上、選定を変えただけになっているだけである。屋久島の永田岳も同じで宮之浦岳が含まれており、金峰山と瑞牆山も同じ。つまり内容は百を越えているのである。
新日本百名山の名を語ると、これから山登りをする人は新の名に釣られて石垣島まで行ってしまうことにはならないだろうか。この先、新々日本百名山、続日本百名山を売名行為、著作権目当てで同じ様に出してくる人が増えないだろうか、心配してしまう。

何も百でなくても良いし、標高に拘らなくても良いから、本当の名山を策定した本を出して欲しい。
その意味から言えば”新日本百名山”は日本百名山の内容を表面上変えたに過ぎないと思う。
今回の遠征
07/16 07/17 07/19 07/20 07/21 07/22
大雪山 利尻岳 羅臼岳 斜里岳 幌尻岳 藻岩山
もいわやま
僧侶にも見える”札幌の鉄人” 今日も類まれな体力を見せ付けられた。