広島県 大竹市

2009年05月23


関西の山に戻る

Road Map:山陽自動車道を大竹ICで下りて、R186を北上し、県道289号線に入る。
Root Map:くさり場を登りに使うBコースから登り、朝日岳、中岳、夕陽岳を経由し三倉岳に登りAコースを下る。
三本槍は広島のミニ大崩山
九州の大崩山とはスケールと岩肌が違うが、最高峰の詰まらなさまでそっくりだった。
神戸から来た甲斐があった
車で往復7時間も掛かって、たった3時間弱の山歩きではあったが、短時間で登れて、これほど楽しませてくれる山は珍しいと思う。山仲間から三本槍に誘われたのだが、当の本人は仕事で来れなかったのが残念だった。
広島の数少ない名峰
ガイドブックより
広島県南西部、大竹市の北端に位置する標高702mの三倉岳。朝日岳、中岳、夕陽岳の鋭くとがった3つの峰があり、「三本槍」との別名ももつ。ログハウスの三倉岳休憩所が登山道の入口で、一帯は三倉岳県立自然公園に指定され、広大なキャンプ場も整備されている。登山道からは約20分でAコース、Bコースに分岐、山頂まで約1時間、縦走はさらに1時間。山頂からは瀬戸内海を眺望する。また山頂部の東斜面は花崗岩の岩塊がそそりたち、ロック・クライミングのメッカとしても知られている。
三倉岳 (702m)
標高差:440m
登り:1時間28分(夕陽岳まで)
登山口 A,B分岐 朝日岳分岐 朝日岳 中 岳 夕陽岳
9:55 10:08 10:45 10:50 11:05 11:23
下り:55分(夕陽岳から三倉岳を経由して)
夕陽岳 九合目分岐 三倉岳 九合目分岐 展望岩 登山口
11:42 11:47 11:52 11:57 12:16 12:37
トータル:2時間42分(休息時間含む)
三本槍
三倉岳休息所前の広い駐車場には何故か佐世保から来た外人さんがアメフトをして遊んでいた。休息所横にはトイレあり。駐車場からは”三本槍”の三峰が正面に望めるが、三倉岳は夕陽岳の後に隠れて見えていない。9時55分に登り始める。
登山口からは入口に車止めがある車道をキャンプ場まで歩く。
車道は少し歩くと終わり、バーベキューサイトのあるキャンプ場に着く。大きなトイレがあったが利用していないので内部は見ていない。
雑木林の気持ち良い道を進む。今の所、穏やかな道である。
13分でAコース、Bコース分岐に着く。くさり場を登りに使いたいのでBコースから登ることにする。
程なく”展望休息ベンチ”に着く。ここから眼下に駐車場が見えていた。
登り途中の岩峰にはあちこちでクライミングをしていた。ここは”旧Aフェイス”と言う岩らしく、おねえさんが登っているルートは簡単そうに見えたが、左側は難しそうだった。
更に上に登り、展望の良さそうな岩から覗き込めばクライマーが登って来ていた。
展望岩から中岳から落ち込む岩壁を見る。
クライミング位はおいらにも出来るとサルが一枚岩に登り出した。
てっぺんからは展望があまり良くないとの弁なので追従はやめた。下りるのに苦労していたが放っておく。
自然石で良く整備された道が続き、駐車場から見上げた急斜面を登っていく。広葉樹の中、大きな岩があり飽きることはなかった。
50分にて”朝日岳分岐”に着く。朝日岳までは30mの距離なので軽く往復してみる。
分岐から6分程で”朝日岳”に着く。山頂の周りは針葉樹に覆われているが南面は開けており展望は良かった。写真の人は”神が降りた!”と言っている変なおじさん。
”朝日岳”から見た次に登る”中岳”の岩峰。
くさり場を登り切れば”天狗の踊場”と表記された展望岩に出る。
”朝日岳”から分岐に戻り、”中岳”に向かっていると初めてくさり場が出て来た。
”天狗の踊場”から先ほど登った”朝日岳”を見るが北面は完全に針葉樹で覆われている。
”中岳”への岩峰を登る。
くさり場ではあるがくさりに頼る程の斜面ではなかった。
花崗岩が崩れた浮き砂が多く、滑り易いのではあるが、気を付ける程度で充分登れた。
1時間10分で”中岳”に着く。樹木が少なく大展望が得られた。
”中岳”からは眼下に駐車場が望めた。1時間前にはあそこからこのピークを眺めていたのだ。目の前にはネットでよく見る”寝そべり岩”があったが、下から周り込む必要があったので、我がイチビリチームには行く者が居なかった。
”中岳”から”朝日岳”を見る。南面は岩峰が伸び迫力満点だ。
”夕陽岳”への登りには大きなくさり場が出てくる。
鉄筋の足場が設けられており誰でもが登れる様になっており面白みに欠ける。
と思いながらも楽しくくさり場を消化して行く。
上のくさり場は清水が流れて苔むしており滑り易かった。
圧倒される大きなゴルジュを抜けて行く。
”深山幽谷”の雰囲気が堪らない。
夕陽岳分岐”に着く。ここから一登りで夕陽岳に着く。
1時間28分にて”夕陽岳”に着く。山頂ではジジババ軍団がお弁当を広げていた。ジジババ軍団を避けて南面に進むと、超絶景の展望岩が伸びていた。
最高のロケーションであるがジジババ軍団はここまで下りて来ない。我々はここで展望をおかずにお昼にする。
先端は下を覗くのが怖い程の落ち込みになっており、古びたビレイのピンも残っていた。
逆光は不愉快な顔を見せることなく良い感じだ。
”中岳”を見ると、先ほど出会った広島の若い御夫婦が下山途中だった。可愛い奥さんは”くさり場は命がけです!”と言われていたが、下りのくさり場で難儀しているのが見えた。
”中岳”から南に伸びる岩峰を見ると4名のクライマーが登って来ていた。
遠目で岩肌を見る限りでは雪彦山の地蔵岳より難易度が高そうに思えた。
”夕陽岳”で20分程休憩して、くさり場を降りて最高峰の
”三倉岳”に向かう。
5分程下ると”三倉岳分岐”の九合目小屋に着くが、小屋は見事にぺっちゃんこに壊れていた。
”三倉岳”登り途中から”夕陽岳”を見る。夕陽岳の北面は樹木で覆われているが、南面はこの限りではない。
分岐から5分で三角点のある最高峰”三倉岳”(702m)に着く。展望はまったく無く、ここまで来るのは無意味な程、詰まらない山頂だった。直ぐに下山する。
分岐に戻りAコースを下山する。Bコースと同様、急斜面ではあるが、自然石で歩き易い様によく整備されている。雑木林で展望は利かないものの雰囲気は悪くない。
下り続けていると28分で小さな沢に出る。3回、沢を渡って更に下り続ける。
途中に展望が良さそうな岩があったのでよじ登って、三本槍を眺める。
この岩は一見登れそうにないが、裏側に廻り込むと簡単に登れる。
2時間42分にて登山口駐車場に帰る。気温24℃と高く、汗をたっぷり掻いているので休息所前の水道で顔を洗う。