岩登り講習会 (最終回)

2008年06月01日


実技3回目
岩登り講習会も今日が最終回となり、荒地山に行く途中でいつも見ていたキャッスル・ウォールを登らせてくれると言う。前回の蓬莱峡もそうだったが、講習会のレベルを超えた実践トレーニングに感じた。
兵庫100山に戻る

Road Map :芦屋ロックガーデーンへの入口、滝の茶屋手前に数台分の駐車場あり。
Route Map:高座の滝から少し登り、高座谷を遡ると名勝、キャッスル・ウォールが聳えている。
メラピークKOBE主催
05月10日−−−座学
三宮の兵庫県勤労者山岳連盟事務所で座学。ロッククライミングの基礎知識、ロープワーク等を習う。
05月11日−−−実技一回目
蓬莱峡の屏風岩で実技の予定であったが、昨日の雨で急遽、神戸登山研修所の人口壁に変更。
05月18日−−−実技二回目
蓬莱峡、屏風岩で難度の高い壁で猛特訓、講習会のレベルを超えていると感じた。
06月01日−−−実技三回目
山歩き途中で何度もお目に掛かっているキャッスル・ウォールを登らしてもらう。難度は高かった。
今日も盛り沢山の講習内容だった
セルフビレーの復習から始まって、トップロープで2本登り、ビレーの練習、その中で懸垂下降、この懸垂下降が楽で一番楽しかった。最後が3本目のカンテ登り。”もう一本行くか!”と言われたが、丁重にお断りした。
いたれりつくせりの講習会
座学1回、実技3回、用具貸出し、保険付きで1万円は信じられぬ安さだと思う。毎回、受講者より多いスタッフが付いてきめ細かく指導してくれた。普通なら一回の実技で一万円は取られるだろうし、昨今の登山ツアーの高さから比べるとボランティアとしか取り様がない。
打上げ会
滝の茶屋で打上げ会をやろうと言う事になり、ビールで軽く乾杯するだけかと思いきや、思い切り宴会になっていた。こちとら運転手なのでビールが呑めなかったが、スタッフさんの面白い話しが色々聞けて有意義だった。












スタッフがトップロープの準備をしてくれている間に受講生はすっかり忘れてしまった”セルフビレー”の取り方を復習練習する。
兎に角、安全確保の技術に関しては徹底して教えてくた。自ずと出来る様になるまで繰り返し練習する。
高さ約30m、斜度70〜80°の”キャッスル・ウォール”全景。日本のロッククライミング発祥の地と言われている。左横のステップのあるところで良かったのに、正面から3本登ることになる。
彼は常にチョークを付ける余裕があったが、普段、ハイキングしかしない我々は登り始めると頭が真っ白になり、チョークの存在すら忘れてしまう。
ボルダリングをやっていると言う彼は受講生の中でも一番のテクニシャンであった。
2本のルートを登り終えるとスタッフはどう見ても登れそうにない最頂後のカンテにトップロープを張り出した。本気で登らせるつもり?
下から見ていると講師も梃子摺っている様に見える。俺、今日もリタイヤか。
先輩がトップバッターで見本を見せてくれる。指定されたルートはロープの左側のカンテであるが、見るからにホールドがなさそうに見える。
受講生最高齢の64歳、岩登り経験無しであるが、じりじりと登って行くのは流石である。
カンテ手前で左に逃げってしまったが、下からの指示でルート修正して指定ルートを登り切る。拍手喝采!
ボルダーの彼は何の躊躇も無く、最短時間で登ってしまった。岩を抱きかかえながら登るのは彼ならではのものらしい。
許されるなら逃げ出したい気持ちで挑むと、取付きの難度の高い部分は意外とうまくパス出来た。が、先輩と同じくカンテで左に大きく逃げてしまう。と言うより実際に登ってみるとカンテを登れるとは思えなくなってしまうのだ。下からの罵声と上からの助言でルートを修正して、何とかカンテに戻るが、ホールドの無いここで張り付いてしまう。
本当はロープ左を真っ直ぐ登れなければならないが、ルート間違いを無理やり本ルートに修正する。
スタッフの励ましを受けながらホールドを探す。この辺りは適当なホールドが無い。
リタイヤせずに完登出来そうと感じ始める。登り終えてからは芦屋市街、大阪湾を眺める余裕があった。
【カンテ】Kante{G}:岩壁に突き出した稜角。縦方向にのびた凸型の岩角。
          フェース(のっぺりした岩)を折り曲げたような岩角。リッジよりも傾斜が急なもの。
最終回には都合で2名の受講者が欠席となったが、4日間お世話になった、スタッフと受講生仲間達。
スタッフにも今日、来られていない人が居る。打上げ会で判ったのはクライマーは酒呑みばかりだった。
兵庫県芦屋市
自分もそうだったが、ここを通るハイカーはしばらく足を停めてクライミングを眺めていく。
登ってみませんかと声を掛けると皆、怖過ぎると言うが、危険で怖いのは無防備な山歩きの方だと悟った。
兵庫100山』    実技講習3回目は日本のクライミング発祥の地、キャッスルウォールを登る。