〔080〕書写山 (371m)

兵庫県姫路市

2014年11月27


兵庫100山に戻る

標高差:319m
Road Map :山陽道を姫路西ICで下りて、県道545号線を東進し、県道411号線から六角の集落に向かう。
Route Map:大年神社の駐車場から六角坂を山頂まで往復する。
兵庫100山』  紅葉を愛でに登ってみた。
書写山は新聞に紅葉情報が載るほどに紅葉の名勝らしいので、山歩きとしては魅力はないが紅葉に間に合うこの時期に登ってみることにした。
登り:1時間08分(山頂まで)
下り:49分
(摩尼殿から)
書写山
'01年に初めて来た時は圓教寺に入るのに入場料を取られるのもあり、二度と来ないと思っていたが、山頂を踏んでいないのに気付き、登山道を代えて登ると面白い山と気付いた。ただ、山頂がまったく面白くないのは今回も変わらない。
今回、モミジ刈りにはギリギリの感じであったが、何とか見ることが出来て目的は叶えられた。
山頂が判り辛い山

境内に山頂を示す道標がまったく無く、ピークハンター泣かせの山である。ハイカーに取っては詰らない山頂であっても一番高い所を踏んでおきたいものであるので、小さな道標で良いから欲しい所である。
しょしゃざん
天気予報によると今日は一日良い天気のはずがどんどん雲って来る。天気は水物なので諦めて12時45分に”六角坂”のコースを歩き始める。
前回は刀出坂から登り、六角坂を”大年神社”に下山して来たのであるが、今日は大年神社の駐車場からピストンすることにした。手前の軽四のおじいさんが先ほど登山準備をして六角坂に入って行かれた。一言、足が遅いですから・・・と言われて出発して行かれたが、その理由はこの後判った。
前回通った時にはなかった大きな道標がくどい程に吊るして
あった。平成25年度と書かれているので昨年整備されたのか。
六角坂に入ると牧場跡の様な広々した所を通過する。前方にピークが見えたが”書写山”で無いことは明らかである。六角坂の登山道は谷間を進んで行く。
陰気な雰囲気ではあるが、沢沿いの登山道は楽しく歩ける。
陽光の当る明るい六角坂を歩きたかったのであるが、曇り空と山陰で前回より陰気な六角坂を歩くことになってしまった。
沢音は耳に心地良いが、沢は決して綺麗とは言えない。先行したおじいさんがこの上で休憩していた。最近、肺炎で入院していたので体力が無いとのことだった。先週は天下台山に行ったが往復に丸一日掛かったとか。
さっき登って来て、往復1時間ちょっとだと言うと驚ろかれていた。
何度か渡渉するが、極小さな沢なので渡渉と言う程のものではない。
小さな沢があるだけでも展望の利かない尾根道を歩くより随分楽しい。
小さな滑滝風で感じは良いのだが、沢底の汚さとお寺から流れてきているかも知れない沢水かな?と思う手を洗う気にもなれない。
前回、下りに通った時と同様、雰囲気の良い道と思える。
どこまでも緩やかに登って行くだけで勾配の急な箇所は無かった。
ロープが張ってあったが、ここは危険サインを出す程の所ではなかった。
ここは沢の中を歩き、対岸の広場に出るのだが、石が苔生して滑り易く気が抜けない所だった。
倒木があったのはここだけで、下を潜り抜けることが出来たので問題はなかった。
唯一、陽が射してくれたのはここだけだった。
林道に入って直ぐに”摩尼殿”への参道と出合う。六角坂へは通行止めがされており、この先にあった志納金徴収所は無くなり寄付金の箱だけに代っていた。”摩尼殿”前は平日なのに観光客で一杯だった。
沢沿いの道を離れ山道に入って行く。通常、沢道から離れると
急登となるのであるが、六角坂はどこまでも穏やかな道だった。
この先で林道と出合う。
摩尼殿”付近から紅葉を見ることが出来た。前回来た時はラストサムライであったが、
今回は黒田官兵衛をキャッチフレーズにしていた。
綺麗と思ったのはイチョウとモミジの落葉が織成す模様。
”摩尼殿”を覆い隠すモミジの紅葉。
真っ赤なモミジも綺麗だったが、陽光が無いのが残念。
圓教寺”の横を通り山頂に向う。ハイカーに山頂までの道を聞くと林道を歩くと言う。
林道を歩いて山頂まで行けるのは知っているのだが、前回はそれで遠回りしてしまった。
林道途中から”白山権現”に向うのが近道であるが、今回も遠回りの林道を歩いてしまった。
1時間08分にて”書写山”(371m)に着く。山頂は個人プレートが朽ちてしまい、前回より判り難くなっていた。
林道途中から見えた展望。どこを見ているのかさっぱり判らない。
”圓教寺”に戻ると樹種は判らないが綺麗な黄葉の木があった。
近道である”白山権現”を通って下山する。
”奥の院”の方に散策して行くと見事な紅葉、黄葉を見ることが出来た。幸い陽も少し射して来た。
同じく”奥の院”近くの紅葉。”奥の院”には行かずに”展望所”の方に引返す。
”展望所”とは言え、見える対象が姫路市街なので、絶景とは言えない。
”展望所”前にある東屋に着く。この辺りまではツアー観光客は来ないが、御夫婦のジジ、ババは多い。
イチョウの落葉(らくよう)は早く、木から殆んど葉っぱが無くなっていたが、それの落葉(おちば)が地面に広がり見事な景観を見せてくれた。これは強風で全て飛んでしまうと思うので、風で飛んでしまうまでの限定だろう。
紅葉を愛でながら下山して行く。
”摩尼殿”前まで戻ると観光客でごった返し、撮影スポットの取りやいになっていた。それを横目で見ながら六角坂に入って行く。
六角坂に戻ると静かなもので、誰一人として居ない。
六角坂の登山道にも紅葉があって欲しいものだが、紅葉と名の付く木はまったく無かった。
落葉の絨毯を踏み締めて下って行く。登り時に会ったおじいさんとはその後、会わず終いになってしまったが、どして居るんだろう?
やはり、六角坂の登山道は”おきにいり”だ。
牧場跡地(?)を通り、駐車場に戻って摩尼殿からの下り49分にて
”書写山”を終える。