〔055〕石戸山 (549m)

兵庫県丹波市

2015年02月24


兵庫100山に戻る

石戸山へは過去2回登っているが、岩屋山を経由するSTDなコースを歩いたことがなく、予てからこのコースを歩いてみたいと思っていた。天気は良かったが、春の訪れを告げる酷い黄砂が発生した。
兵庫100山』   歩き残したコースを今回歩く。 
Road Map :西脇からR175を北上し、山南町から石龕寺に向う。
Route Map:石龕寺を基点に岩屋山〜石戸山〜奥の院を周回する。
    標高差:387m
累積標高差:573m
石戸山
今回目的の登山道から登ることが出来たが、標高差がたった387mの山なのにハイキングコースとは思えない激しい登りであり、下りだった。
鉱山跡地に放置された粗大ゴミはハイカーにゴミを捨てるなのレベルを遥かに越えており責任者出て来い!の話しになってしまう。本当、どうか片付けて頂戴よ。
中町妙見山に向う
妙見山も下ったことはあるが登ったことのない牧野コースから登ってみたいと思う。
いしどやま
コースタイム:2時間25分
登り:1時間09分(岩屋山経由)
下り:1時間16分(奥の院経由)
仁王門前にあった”石龕寺”(せきがんじ)、石戸山周辺の案内図。今日は岩屋山経由で石戸山に登り、頭光嶽から奥の院経由で下山の予定。
仁王門”を通過する。両側に恐い顔した仁王さんが睨みを利かせていた。
最初に見付けたお墓参り用の駐車場に車を停めたが、仁王門前にも広い駐車場があった。'01年には仁王門前に車を停めてのに既に忘れていた。気温は5℃、黄砂の影響で薄曇状態。9時28分に出発する。
遊歩道と思われる道に入るとシカ避けゲートが現れる。ロック
を外して中に入ってからロックをしておく、邪魔臭い。
広い遊歩道が真っ直ぐに伸びていたので、そちらの方に行き掛
けたが、フェンス沿いに右に曲がる細い道があったので一か八か右に曲がってみる。
石龕寺の本堂がどれか判らない。登山道があると思われる方向に歩いて行くと”羅生門堂”に突き当たり、左側の谷筋に入って行く。
関電巡視路によく使われているプラ階段が出て来た。この道は送電鉄塔の巡視用なのだろう。
フェンス沿いの道に入ってみると、崖っぷちをトラバースする様に荒れた道が続いた。
真っ直ぐに行けば”展望広場”、左に曲がれば”なめら谷広場”との道標が出て来た。シカ避けゲートからの道を真っ直ぐ行くと”なめら谷広場”経由でここに達したと思われる。なめら谷とは滑滝があるのか? ならば行って見たいが、今更遠回りは出来ない。
見通しが悪くて絵にはならないが、登り途中から西側の尾根を見る。
下山予定の東側の尾根を見るが逆光で絵にならなかった。”頭光嶽”の送電鉄塔もやっと見える状態。
斜度が緩くなると自然道となる。
石龕寺のある南側を見るが、黄砂でガスが掛かった様になり展望は悪い。
急登になるとプラ階段で整備されており、これは助かる。
くさり場を登り切るきると展望岩があったが、これが道標に出て来る展望広場なのか?
少しだがくさり場も出て来る。関電巡視路としてはハードな感じがする。
鉄塔下からも展望が良かったが、展望広場の感じはまったくない。
展望広場とはどこなのか? 名前だけなのか?
登り続けること31分にて送電鉄塔の下に着く。
尖がり岩の側面には靴底巾1/4しかない岩の割れ目があるだけで、びびりながら通り抜けたが、Vキレットの時と同じく下側に迂回路があった。巡視路、ハイキング道としは危険過ぎるコースと思った。
鉄塔から先に面白そうな岩尾根が現れたが、巡視路、ハイキング道とは思えないハードな道だった。
岩場を抜けるとプラ階段で整備された道となる。
このくさり場は岩肌が滑るものの、難なく通過することが出来た。
道標には”重ね岩へ”の表示があり行ってみたいと思ったが、往復の時間が判らないので、今日は見送った。
急登りを続け、主尾根の肩に着くと後は穏やかな尾根歩きとなる。
54分にて”岩屋山”(506m)に着く。ピーク感は無く展望もまったく無く、とても山頂の感じはしない。ここまで暑さを我慢して来たが、ここでW・Bを脱いでお茶休憩とする。
尾根筋を緩やかに登って行く。
マツの落葉が部厚く堆積している。
略図の様な大袈裟な掘り込みではなかったが、凹みがあるのは現任出来た。もっとまともな城壁跡はないのか。
岩屋山からは穏やかな尾根道となるが、生い茂る樹林帯で展望はまったく利かない。所々に掘り込みがあったので何だろうかと歩いていると右の説明板があって、城跡だと気付いた。
”石戸山”山頂手前の登山道。
道ははっきりしており、藪扱きすることも無いが、小木の密生は凄くて雰囲気は良くない。
登って来た道を分岐まで引返し、奥の院側への道に入る。
1時間09分にて”石戸山”(549m)に着く。ここもピーク感と展望は無く、直ぐに引返して下山に入る。
きつい下り道ではあるが、落葉の下にはプラ階段が隠れておりスリップすることはなかった。
分岐からの道は傾斜がきつく、落葉の堆積が半端ではなかった。
鉱山跡の施設が出て来た。これはでかいフルイに見えたが・・・
落葉の堆積したきつい下りが長く続く。先にはフラットな道が見えて来た。
鉱山跡地に放置された重機とトラック。この産業廃棄物は誰の責任で片付けるのか? 会社が倒産にしているのであれば行政が片付けなければならないのでは?
下山19分にて”金屋鉱山跡”に着く。サヌカイトは知っているが
カオリナイトは何か知らない。
岩肌に生えたマツで年月が感じられる。この岩壁の上が岩屋山になる。
これを元に戻す手立ては無いと思うが、よくぞここまで削り取ったものだ。
快適な尾根道を奥の院へ進む。
”奥の院”への登り返し道に入っても鉱山跡の残骸が見られた。廃屋となった作業小屋の中を覗くとやかんとか鍋が未だに残さ
れていた。
”頭光嶽”に建つ送電鉄塔が見えて来た。何故かここだけが切り開きとなっていた。
登山道は一本道で迷うことはないと思うが、定期的に立てられたこの道標が距離も書かれており頼りになる。
”頭光嶽”からは激しい下り道となる。急斜面の中を小さくジグを切った道を下って行く。
下山35分にて”頭光嶽”(439m)の送電鉄塔下に着く。ここからの展望は良く、目の前に”岩屋山”と”石戸山”がよく見えた。
急斜面になるとプラ階段で整備されていた。'01年には文句も言わずにここを登っているのだ。
下山48分にて”奥の院”に着く。まずは”鍾桜”に出合う。
”奥の院”への参道を進む。
釣鐘の横にあった”役行者”像。足元には数十円のお小遣いを貰っていた。
参道の突き当たりには”足利将軍屋敷跡”の表示があったが、遺構は何も残っておらず、古びた休憩所があるだけだった。
”奥の院”の拝殿に着く。参道は更に続いている。
ステン(?)で作られた手摺りが出て来て銘板を見てみると寺への寄贈と書かれていた。この手摺りの溶接は見事なビードであり、溶接後にはバフがされおり職人の仕事に見えた。
”奥の院”からも激下りが続く。
こちらの登山道にもシカ避けのゲートが出て来た。
石龕寺の境内に下りて散策道を少し歩いて見る。
下山1時間06分にて駐車場に戻り、石戸山を終える。
山南町岩屋の道路から見た岩屋山。ここからは石戸山は見えていない。