2015年11月07日



兵庫県篠山市
天気が悪いので山に行く気はまったく無かったが、山友の誘いに乗ってしまう。
当初、篠見四十八滝から西ヶ嶽までの縦走を提案されたが、悪天候の中、展望の少ないロングコースとなるのでそれは断って、二人共に登ったことのない西ヶ嶽を目的に三嶽へ登ることにした。駐車場に着いた時点では山頂付近はガスガスで今にも雨が降りそうだったので、中止を提案したが、やる気満々の相棒が登りたいと言うので、雨に打たれることを覚悟で決行した。
三嶽、西ヶ嶽
出発時には当然中止と思われる天気であったが、相棒の訳の判らない”折角、来たのだから”の熱意に負けて登ってみたが、やっぱり雨は降った。幸い、その雨は一時の霧雨であり、その後は陽射しも期待出来る天気にはなってくれた。
従来は三嶽へは標高差の少ない”大たわ”の峠から登っていたが、まったく面白くない階段道であり、今回の西ヶ嶽を含む道の方が変化が多く面白いコースと感じた。
    標高差:532m
累積標高差:828m
〔053〕三嶽 (793m)
Road Map :R176を丹南橋から県道97号線に入り、栗柄の集落に入る。
Route Map:栗柄の登山者用駐車場から三嶽に登り、西ヶ嶽を経由して谷沿いの道を下山する。
登り:1時間23分(三嶽まで)
登り:2時間10分
(西ヶ嶽まで)
下り:1時間03(西ヶ嶽から)
コースタイム:3時間36分(休憩時間含む) 
みたけ
西ヶ嶽 (727m)
駐車場から集落の道を北東へしばらく歩くと”多気連山”への道標が出て来るので右(南側)に曲がる。
直ぐにシカ避けゲートが出て来るので、これを開けて中に入る。
まだ舗装道路が続いているので車で入ることが出来るが、駐車地は少ない。
別荘地を抜けると舗装道路は終り地道の林道になるが、林道は荒れているのでここから先への車での通行は無理に思える。多くの道標が立っているのでここが登山口となるのか?
ヒノキの植林帯の中、古い林道を穏やかに登って行く。
やがて古い林道は終り沢道に入って行くが、天気の影響もあり陰気臭い雰囲気であった。
24分歩くと”愛染窟”に着いた。
”愛染窟”の横にあった説明板。
”愛染窟”は6畳程の広さで奥行きは少ない。天井には明り取り?の穴が開いている。何を思ったのかお祈りを仕出した相棒。
緩やかに登って行くが・・・
序々に勾配が増してくる。この先には展望地があったがガスで何も見えなかった。そこからくさり場登りが始まる。
展望地から始まるくさり場であるが、斜度が緩く足場も充分あるので、まったくくさりに頼ることは無かった。
次ぎのくさり場も斜度が緩く、くさりに頼ることはなかった。
小さなピークを目指して一貫した登りが続く。
登り切ると紅葉が見られた。ここから穏やかに下って行く。
ついに雨が降って来たが、気温が高く湿度が高いのでカッパを
着る気にはなれない。霧雨なのでしばらくカッパを着ずに歩く。
”西の覗”に着く。
”西の覗”から崖下を覗いて見るが、樹木が茂り、まったくスリル感がない。昔は垂直の崖が見られたのかも知れないが、今は樹木で覗きの値打ちが無くなっている。
穏やかな尾根道に入るが、アップダウンは多くあった。
周辺は紅葉が始まっているが、曇り空なので鮮やかさが見られない。
いつしか雨は止んでくれたが、ガスで覆われているのは相変わらず。
1時間にて”西ヶ嶽”の分岐に出るが、まずは最高峰の”三嶽”に行く
ことにする。主尾根の道は岩ゴツゴツのアップダウンを繰り返して行く。
1時間23分にて”三嶽”(793m)に着く。山頂には電波施設(?)が建っており雰囲気は悪い。本来、北側の展望が開けているが今日はガスでまったく展望が得られない。
大きな台座は昔は鳥瞰図が書かれていたのか?今は方角しか見られない。三嶽の山頂ではお茶休憩だけして、直ぐに今日の目的山である”西ヶ嶽”に向う。
山頂表示はこれだけ。方向表示ははっきりしているが山頂名は手書きか?
登り時に気付かなかった”西の覗”がもう1ヶ所にあった。ここも崖に
樹木が茂り覗き感はまったく無し。もう覗きの表示を外しておいて欲し
い感じだ。
分岐に戻り、穏やかな尾根道を”西ヶ嶽”へ進んで行く。
南面のガスが切れて”西ヶ嶽”が見えた。北側からはガスが這い上がって来ているので、この後はどうなるか判らない。
多気アルプスには”ピナクル”があると古い記憶があり、この小さな尖がり岩がそれかも知れないと思った。表示が無いので、この話しはウソかも知れない。
登りのきついだましピークを越えて、更にきつい登りを消化して今日の目的山である”西ヶ嶽”に着く。
”三嶽”を経由して2時間10分にて”西ヶ嶽”(727m)に着く。
山頂からの展望は”三嶽”よりは良さそうだ。
まだ10時、遅い朝飯、早い昼飯を取り休憩をする。
ガスが大夫切れて来て”西ヶ嶽”の山頂から”三嶽”が望めた。標高差的には少ないが、縦走尾根にピークが多く、登り下りの繰り返しで累積標高差は大きい。
”西ヶ嶽”から下山を始めてしばらく歩くと”藤岡ダム”への新しい分岐があった。この道は古い地図には載っておらず、登山道を見た所、余り歩かれていない様に見えた。
落葉が堆積して滑り易い道だったので階段道が出て来たのは助かった。しかし、長い!
次に出て来た道標からは”藤岡”の表示が無くなっていた。本当にこのコースで下山出来るのか心配になってくる。
地図に載っている”藤岡、栗柄口”への分岐に着いたが、道標の出ていないがカシミールの地図には出ている直進を選ぶ。少し進むがどうも踏み跡が薄く、本当に登山道なのか心配になって来て引返し、栗柄口方向に進路を変える。帰宅後に調べてみると直進は尾根コースであり行けなくは無かった様だった。
今日は薄曇りで陰気臭いが、新緑の頃の晴天下ではすばらしい場所だと思う。
尾根筋での下山を予定していたのに、どんどん谷間に入って行く。
このまま進めば”藤岡ダム”に出てしまうのではと心配になって来る。
前方に”奥池”では無く県道が見えて来て方向的には合っていたとひと安心。畦道の様であるが、この先、歩き難い湿地帯となる。
沢沿いの道となるが、沢は綺麗く無い。
そして密植されたヒノキの植林帯に入って行く。
県道から奥まった所に登山口の表示があったが・・・
登山口の表示があるのは民家の庭先であり、これは見付け難いと思う。下山49分にて県道に出て、県道歩きを14分して駐車場に戻る。
登山口の直ぐ近くにある”不動滝”に寄ってみる。
まずは神社のモミジが目を引いた。
予想はしていたが、”不動滝”なるものはドブ川の小さな滝だった。
下山は引返すのが一番早いのであるが、それでは面白さが半減するので県道歩きがあるが、周回コースに入ることにする。
不動滝帰りの駄賃で見物する。
兵庫100山
関西百名山』   天気はなんとか持ってくれて、ガスが掛かりながらも展望は得られた。
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