兵庫県丹波市

2011年03月12


兵庫100山に戻る

標高差:550m
Road Map :西脇からR427を北上し、大稗の集落に入る。林道終点に車を停める。
Route Map:谷筋から登り、尾根筋で下るが禄に登山道が無く、難儀する。
兵庫100山』登山道が無く、困難な山歩きに・・・
粟鹿山にに登ったのも10年前、行程中の半分はNTTの管理道歩きで、山頂は電波搭が林立しており、二度と登りたく無い山の筆頭になっていた。今回はコースを変えて大稗から登ってみるが、これはこれで登山道が無く大変だった。
コースタイム:5時間09分(コースミス多し)
登り:2時間52分、下り:2時間08分
充実した山歩きだった
道間違いから自分で困難にした面もあるが、こんなに困難な道とは思わなかった。困難な道と言うより道は無いに等しかった。久し振りの滑落の恐怖も味わえたし、道間違いからルートハンティングも行なえたし、楽しくは無かったが充実した山歩きが出来た。
予定の朝来山は中止
今日は朝の出発が遅く、粟鹿山で時間が取られてしまったので予定の朝来山は中止とした。今日は二山登らなくても粟鹿山だけで精神的にも体力的にも充分堪能出来た。
〔020〕粟鹿山 (962m)
オヤジを乗せて林道終点の駐車場まで行く。オヤジは俺に山登りの経験があるのかとか、沢筋は倒木が多く道が崩壊しているので危ないから止めとけとか、色々アドバイスしてくれた。
8時48分に駐車場を出発する。
大稗(おびえ)集落からの林道に向かうとゲートが閉まっていた。散歩中のオヤジを捕まえて話しをするとゲートを開いてくれて道案内をすると車に乗り込んできた。
登山道が無く、倒木が多く、歩行困難な歩きが続く。沢沿いに歩けば尾根に出るであろうと信じていたが・・・
沢沿いの道を歩き始めて程なく、”火の用心”の関電巡視路標識があった。沢筋を登り尾根筋からここに降りて来ることにする。オヤジが言う様にこの先から登山道は崩壊して無くなっていた。
突如、はっきりとした登山道に出合うが、長くは続かずこの先で終わってしまう。過去にはこの様な林業作業道があったのかも知れない。
入水こそしないが沢歩きの状態が続く。
大きな岩が出てきて沢歩きが困難となってきたので、左手の斜面に取り付く。遠目で登り易い斜面に見えたのであるが、斜度がきつく、土斜面が滑り易くて非常に困難な登りになる。滑り落ちる恐怖と戦いながらストックによる腕力で時間を掛けて登り切る。この斜面を登るだけで長時間を要してしまった。
登ってきた斜面は急過ぎて下が見えない。岩斜面なら意図も簡単に登れたのであろうが、雪解け水を含んで緩んだ土斜面が曲者だった。
登り易い場所を選んで登って来たので沢から随分と離れてしまった。このまま登り続ければ尾根筋に出られそうであるが、ここは安全策を取って沢筋まで戻ることにした。が、急斜面のトラバースは何度も滑り落ちそうになり恐怖との戦いとなった。
沢筋に戻っても斜度がどんどんきつくなり、積雪が少ない為に滑り易く歩き難い。
恐怖のトラバースを消化して沢に戻る。ここまで1時間33分掛かっており、山頂に着いている時間なのにまだ沢水の流れている地点をウロウロしている。
尾根筋に着いた地点から先の尾根を見る。ここから先は楽勝の感じがした。
2時間07分を要して尾根筋に出る。ここからは絶対に下りたくない。
尾根筋から見た南面。今日はもやっており見通しは悪い。同定する程の山は見当たらない。
尾根道の積雪は硬く締まっており快適な歩きが出来た。
最初のピークに登ると前方に電波施設の林立する粟鹿山が望めた。
見覚えるのあるトイレが見えて来た。
鞍部に一旦下って登り返す。シカの足跡が導いてくれている。
山頂周辺に林立する電波搭施設。山頂目指して管理道を進む。
2時間48分にてNTT管理道路に出る。
山頂は電波搭施設で味気ないが、展望の良さはピカイチである。北面には西、東床ノ尾山が見えている。
2時間52分にて”粟鹿山”(962m)に着く。随分と時間が掛かってしまった。山頂には更に施設が建設中だった。
西面には氷ノ山がかすみの奥にあるはずであるが同定は出来ていない。早々に下山する。
与布土側への分岐に着く。前回もそうだったが粟鹿山は立入り禁止の看板が多い様な気がする。
積雪は適度にあり、かかと落しで快適に下って行く。
登り時はシカの足跡を追う感じであったが、下り時は自分の足跡をトレースして行く。
最初のピークに戻ってくる。この辺りはマツが点在し雰囲気が良い。
ピークからは西側に尾根が延びており、登り時の沢に戻らずにそのまま登り続けていれば、この尾根に出たものと思われる。この尾根から下ってみたい気がしたが、下りでは道間違いの恐れがあるので、東の尾根から下ることにする。
取付きには枝尾根があり注意を要する。尾根筋からの下りは楽勝と思っていたが、激下りが続き、立木頼りでの下りとなる。途中、ショートカットして沢に降りようとしたが、急過ぎたので断念して元の尾根筋に戻った。
下山32分にて沢から登り切った地点に戻る。ここからは尾根を進み、東尾根から下山する。
長い急登部を消化して、緩やかになった尾根筋。
開けた場所に出る。大稗の集落は遥か下なのでまだまだ下山に時間が掛りそうだ。
関電巡視路特有のプラ階段を追って下山して行くが、途中で途切れる。薄い踏み跡はあったが、方向が違うと思い斜面を下ってしまう。これが大きな間違いであった。
1時間25分にて念願の鉄塔下に着く。”火の用心”の巡視路マークも確認出来た。後は巡視路を下るだけと思ったが・・・
林道に出たのは大稗集落の浄水設備のある横だった。随分と下側に出てしまった。林道を6分程戻って駐車場に帰る。
GPSで一つ下側の尾根を下っていることは判ったが、そのまま林道まで下ることにした。枝沢に向けて極端な激下りとなり、ヒノキをストッパーにして落ちる様に下って行く。枝沢に下りてからは倒木を避けつつ下流側に下る。
あわがやま