標高差:553m
累積標高差:1,205m

2011年04月29日


日本三百名山に戻る

鹿児島県大村市
登り:1時間36分(大篦柄岳まで)
下り:1時間20分(御岳から)
コースタイム:5時間41分(休息時間含む)
ガイドブックから
高隈山地は千mを越える七座を有し、大篦柄岳はそのなかの最高峰にあたる。篦とはクマザサの意味で、登山道を一歩外れると密生した笹こぎに苦労する。峻険な山容は登山者の人気も高く、古くから修験者の霊山として知られている。
Road Map :九州道を国分ICで下りて、R220を南下し垂水市から大野原林道に入る。
Route Map:スマン峠登山口から高隈山系最高峰の大篦柄岳に行き、小篦柄岳、妻岳、御岳をそれぞれ往復する。
大篦柄岳 小篦柄岳 スマン峠 分 岐 妻 岳 分 岐 御 岳 スマン峠 登山口
7:50 8:32 8:57 9:18 9:34 9:52 10:20 11:08 11:47
日本三百名山』   山頂からの展望は良いが登山道がつまらない。
高隈山系
日本三百名山に入っているから行ってみようとの思いだけで何の思いも期待も無く、最高峰の大篦柄岳をピストンする予定だったが、結果として御岳に登って高隈山系の良さが判った感じだ。
大野原林道入口
早朝、まだ暗い中を大野原林道入口を探しながら走っていると、猿ヶ城渓谷の白山林道に入ってしまい、ゲートで行き止り。ゲートには高隈山への登山口表示があったが、ここからは距離が長過ぎるので、引き返して大野原林道を探し当てた。大野原林道入口は県道71号線を高隈山系から離れる方向に走る必要があるので見付け難いが、林道に入れば一本道なので、後はガタガタとダートを走るだけ。
登山口 水呑場 スマン峠 小篦柄岳分岐 大篦柄岳
6:06 6:30 6:52 7:10 7:42
今回の遠征
301高隈山 (1,237m)
大篦柄岳小篦柄岳妻岳御岳
おのがらだけ
このがらだけ
6時06分に登り始める。まずは木製階段で整備された登山道を登る。
垂水側から大野原林道に入り、垂桜登山口を見送り、長い林道を走り、”スマン峠登山口”に着く。ここには車10台程の駐車地があるが、トイレ、水場は無し。
24分にて”水呑場”と表示された地点に着くが、ここに水が湧いている訳ではなく、右手の沢に下りる必要がある様だ。
水を必要としていなかったので沢までは見に行っていない。
登山道はしっかりしているが、うっそうと茂った常緑樹の樹林帯で展望は無く雰囲気は暗い。小さな登り下りが続くだけで一向に標高を稼いでくれない登山道が続く。
46分にて”スマン峠”に着く。大篦柄岳まで1時間の表示があり、今日は大篦柄岳までのピストンの予定だったが・・・
登山道中、ここが一番の難所(?)だったところ。例の火山灰土で路面がズルズルに滑る。左にロープがあるが、右側のエスケープ路に逃げた。
ほとんどフラットな道が続くが、クマザサの背丈が高くなってきて嫌な雰囲気の道になってくる。只、クマザサは刈り払いされておりその分は助かっている。
スマン峠からの縦走路は展望の利かない道ではあるが、途中少しだけ前方の見える場所があった。どれが大篦柄岳山頂か判らないが、一番奥のピークが山頂に思える。
クマザサに覆われた嫌な雰囲気の道が続く。
この辺りにはズルズル道がないのだけが救い。ササは火山灰が被っており、ササを掻き分けると火山灰でホコリだらけとなる。
1時間04分にて”小篦柄岳”への分岐に着く。スマン峠からは18分の距離。小篦柄岳には下山時に寄ることにして、まずは大篦柄岳へ進む。
1時間36分にて”大篦柄岳”(1,237m)に着く。垂桜登山口から登られたハイカーが一人居たが、直ぐにスマン峠側に行かれてしまったので山頂では一人ぼっちなる。風が強く寒い。
中国大陸からの嫌な贈りもの”黄砂”で見通しは悪いが、桜島の噴煙が良く見えている。
北側に目を転じれば”高隈山系”の山々が見通せた。横岳まで縦走して高隈山に登ったと言うらしいが、ピークハンターの俺に取っては最高峰の大篦柄岳ピストンで充分だ。とこの時点では思っていたが・・・  8分程休憩して下山する。
こんな感じの道が続くのであれば全縦走なんてしたくない。
そして登ってきた嫌な雰囲気の道を引き返すが、陽が高くなってきたので薄暗い雰囲気が少し柔いでいる。
小篦柄岳への”分岐”に戻り、入ってみるが、急斜面から始まり、仮払いされていないササ薮を掻き分けて進むことになる。アケボノツツジが咲いていたが遥か頭の上。
分岐から11分で”小篦柄岳”(1,149m)に着く。登山道はここで行き止りで、ピーク感が無く周囲は薮で展望も無い。小篦柄岳には来る価値が無しだった。
小篦柄岳の山頂から背伸びして草木の上から見えた景色がこれ。妻岳はともかく、御岳までは随分遠そうだ。
3時間12分にて御岳、妻岳分岐に着く。スマン峠から21分の距離。ここから右側の妻岳に向かう。
分岐付近から見上げた”妻岳”ピラミダルな山容だ。
ここまで楽な登りであったが”山頂まで5分”の表示地点からはズルズルの急登となり、残り5分に梃子摺る。
分岐から16分にて”妻岳”(1,145m)に着く。ピダミダルな山容とは裏腹にピーク感が無く、雑木が生い茂っている。ここは横岳への全縦走の通過点の様だ。
樹木の間からは一応360°方向の展望が得られる。高隈山系全縦走は垂桜登山口から登り、横岳から下山する必要がある。スマン峠で会った親父は横岳への登山口に自転車を置いてあり、大野原林道を自転車で戻るらしい。高隈山系マップ
大篦柄岳方向を見る。つい1時間50分前には大篦柄岳から妻岳を見ていたので大した距離ではない。
御岳へはこの稜線を登るのか。辛そうに見えるが行ってみるか。
錦江湾を見ると遠くに”開門岳”が見えていた。黄砂の影響で何とか見えているだけの感じ。
妻岳から見た程の急斜面もなく、楽に登れる道が続く。相変わらず登山道からの展望は利かない。
分岐に戻り”御岳”に向かう。最初は緩やかに下って、その後、緩やかに登り返す。
分岐から28分にて”御岳”(1,182m)に着く。人気の山の様でハイカーが多い。360°の大展望であり、最高峰は大篦柄岳となるが、高隈山系の主峰は御岳の様な感じがする。来てみて良かったの感である。山頂片隅で休憩する。
御岳から高隈山系を眺めると、横岳は平岳の影に、桜島は妻岳の影に、小篦柄岳と大篦柄岳が重なってしまう。
全縦走オヤジが眼下に牧場が見えると言っていたのはこの景色か。成るほど、高度感があり素晴らしい展望だ。7分休憩して下山する。
荒崎パーキングエリアに咲いていた可愛い花。初めて見る花で名前は知らない。
今日の移動距離は長いので早めに体を流したく、登山口に近い道の駅”たるみず温泉館”(\500)に入る。
湯船からも露天風呂からも桜島が目前に望める大展望の温泉だった。
04/29 04/30 05/01 05/02 05/03 05/04
高隈山 尾鈴山 市房 国見岳 傾山 久住山
2時間51分にて”スマン峠”に戻ると、全縦走をすると言うオヤジが休憩していた。御岳からの展望が素晴らしいと説いてくれるが、俺はここから下山するつもり。だったが、考え直して妻岳だけに行って見ようと方向転換する。
今日の温泉
明日は期待の尾鈴山であるが、途中の霧島山系を飛ばして宮崎までの道のりは遠い。
今日の宿泊地
まだ、朝晩は寒い時期なので標高の低い地点で車中泊としたかったが、尾鈴山近くに適当な所が無く、標高740mの尾鈴山登山口駐車場で寝ることになってしまった。小便が近い歳なのでトイレの横に車を停める。
名古屋からのハイカー
パジェロで林道を下りて来たオヤジが登山口はどこかと聞いてきた。林道終点にあるはずと教えたが、無かったと言う。どうも林道が長くて終点までは行っていない様だ。林道からは下山者の車がどんとん下りてくるので、再度、林道終点に登山口があると、行ったことも無いのに教える。
明日はこのオヤジ(65歳)と車を2台使って1時間の林道歩きをエスケープしようと話しをまとめ、車を2台並べて日が暮れるまで山談義をする。今回は屋久島から北上して来たらしい。日本二百名山完登を目指しているらしく、160山程を消化しているらしい。難山、毛勝山も済ませているとか。
たかすみやま