標高差:958m

2012年04月29日


日本三百名山に戻る

岐阜県郡上市白鳥町
コースタイム:7時間29分(休憩時間含む)
登り:4時間06分
(内、林道歩き1時間半)
下り:3時間13分
ウィキペディアから
野伏ヶ岳の東側には、石徹白川があり、その支流の推高谷と小白山谷の源流の山である。 一般的な登山道がなく、豪雪地帯であり、春先の残雪期に登られる山である。 岐阜県郡上市上在所にある白山中居神社から、石徹白川の大進橋を西に渡ると、野伏ヶ岳方面への林道がある。 この林道終点の標高1,050m付近までは、杉の植林地となっている。 林道終点の先は和田ノ小池や池塘がある以前は和田山牧場だった平坦な場所がある。
春先にこの雪面の上にテントを張って、周辺の山へ登るスキーヤーやハイカーがいる。 その上部の山腹には、ブナ林が多い。 山頂付近は、クマザサに覆われている。 山頂には、三等三角点が設置されている。 かつては野伏ヶ岳と小白山(おじろやま、標高1,609m)との鞍部の橋立峠が、岐阜県郡上市白鳥町と福井県大野市打波との往路に利用されていた。
Road Map :東海北陸道を白鳥ICで下りて、R156から県道314号線に入り、白山中居神社に向かう。
Route Map:白山中居神社奥の林道入口から和田牧場跡を経由してダイレクト尾根〜北尾根を周回する。
日本三百名山』 登山道が無く、積雪期にしか登れない山。
蛭ヶ野高原
蛭ヶの高原は大日ヶ岳の登山口まで行く道が判らず、何回も車で走り廻ったので、景色を良く覚えており懐かしかった。
白川郷に移動する
猿ヶ馬場山の登山口となる白川郷に移動するが、GWの世界遺産なのでそれはそれは沢山の観光客で、登山口に入ろうとするが歩行者が多くて走行を阻まれて登山口まで行くことが出来なかった。諦めて”白山白川郷”の道の駅で車中泊とする。
今回の遠征
270野伏ヶ岳 (1,674m)
04/29 04/30 05/01
野伏ヶ岳 猿ヶ馬場山 笈ヶ岳
前日の登山口
GWの始まりなのに高速道の停滞が一切無く、白山中居神社には4時前に着く。神社の駐車場にはトイレがあるが、橋を渡った更に奥の駐車場に車を停めることにする。今日の登山者は全て下山を終えており、駐車場でウロウロしているのは明日の登山者のみなので登山道の情報が得られない。
右のおじいさんは明日、5時出発で ”野伏ヶ岳”に登るらしい。
今日はGWで道路が混むと思い朝早く出たので12時にここに着いていたとか。 左の青年は釣りが趣味の人ではあるが、”岳”のDVDを見てから冬の ”奥穂高岳”に行きたくなって今、思案中らしい。
隣りの車は名古屋からイワナ釣りに来られた方。 今日は一日掛けてイワナ3匹しか釣れなかったらしい。 高級魚のイワナなら3匹でも充分と思うのだが・・・  ここの駐車場は釣り人の方が多い感じ。
山頂方向の左に曲がったのが道間違いだった。 山頂とは反対方向の右に曲がるのが正解であるが、道標はまったく無かった。(下山時撮影)
4時41分に駐車場から出発するが、橋を渡らず左に曲がり、沢渡りをした辺りから道が無くなり、駐車場に引返してじいさんに相談するが頼りには成らなかった。 気を取り直して5時04分に再出発する。
林道にはゲートが無いが残雪の塊があり車では入れない。(下山時撮影)
残雪が序々に増えてきて、ザクザクと歩いて行く。
車で走れそうな広い林道を進んで行くが、途中に落石があり、
車での走行は出来なさそうであった。
ウンザリする程長い林道を1時間半歩くと ”和田牧場の石碑”に着く。
ここで一気に展望が開けた。
ダイレクト尾根へのショートカットルートがあるはずなので探しながら歩
くが、それらしき所があっても踏み跡がなく入り込むには躊躇してしまう。道標、マーキングは一切無しだった。
石碑近くから見た展望。 残雪でどこからどこまでが ”和田牧場跡”なのか判らない。
”野伏ヶ岳”に延びる ”ダイレクト尾根”が良く判った。 急登な困難さが予想出来た。
先行者の踏み跡を頼りに林道跡の様な所を進んで行く。
テントが一張り見えた。 住人は既に山に向かわれているのだろう。
かつての牧草地なのだろうか、雪融け水が溜まり、沼地の様になっていた。
踏み跡はダイレクト尾根と平行に進み、どうも遠回りしている感じであるが、自らルートを切り開く勇気は無く、踏み跡を辿って行く。
2時間11分にて ”ダイレクト尾根”に取付く。
道標、標識はまったく無く、全ては自己判断に頼っている。
ダイレクト尾根にショートカットしたい気持ちを抑えて山頂とは反対方向に進んで行く。 ショートカットすると相当な急登をこなす必要がありそうだ。
藪扱きは殆ど無いが、2〜3ヶ所、こんな藪扱きがあった。
緩やかな登りから始まり、序々に勾配が増して行く。
急登を消化して振り返り見る。 大日ヶ岳、昆沙門山が見えているはずであるが、同定は出来ていない。
雪質はザクザクでありアイゼンを着けても効かないだろうから、
アイゼン無しで登って行く。
一環してきつい登りが続く。
白山”方向を見る。 その他の山々は同定出来ていない。
常に滑落の心配があり、万が一滑落しても停まってくれる様に
背後に雑木のある所にコース取りして行く。
テント泊のハイカーが下山して来たので情報を聞く。
かなりビビリながら降りて来られているので、ここを下りに使いたく
ない気持ちになってきた。 この先で2m程の藪扱きがあった。
いよいよ山頂である。
あれが山頂であって欲しい。 滑落にビビリながら登って行く。
4時間06分にて ”野伏ヶ岳”(1,674m)に着く。 山頂標識は雪に埋まっているのか見られないので一番高い所に
ストックを立てて、ここをピークとする。 山頂には誰も居らず、食欲は無いが、立ったまま無理やりおにぎりを食べる。
下山しようとすると、じっちゃん(66歳)が登って来ので写真をお願いする。
このじっちゃんとは2日後の笈ヶ岳の登山口で再会する。
念の為 ”白山”をバックして撮って頂く。 登って来たダイレクト尾根が
きつかったので、下りに使うには恐く、北尾根から下山することにした。
下が見えない程の落ち込みになってきた。 余りの急斜面に笹薮に逃げて藪扱きで難を逃れる。後日談だが、じっちゃんも俺に付いて来たが、あまりの急斜面で戻ったらしい。
最初は緩やかに下り、下山路に選んだのは正解と思ったが・・・
北尾根からの下降予定地点を見ると大きなクラックが入っており、
雪崩に巻き込まれそうだったのでここからは下降出来なかった。
安全だろうと選んだコースがメチャクチャきつかったので後悔したが、
何とか無事降り切った。 後は北尾根の途中から下るのみ。
トラバースでは奥さんがステップを切ってくれて、随分楽させて頂いた。
”銚子ヶ峰”(1,810m)から下山して来られた地元、福井の御夫婦
ハイカーに出会い、和田牧場に下山すると言われたので着いて行く
ことにした。 ピッケルも装備されておりかなり屈強そうな頼りに
なるヤマラーだった。
谷筋を下りていくと、沢水が出て来て踏み抜きが危ないので、右の尾根を越える。
和田牧場跡が近付くとどこでも歩け状態となり、御夫婦と別れる。
1時間45分にて登り時のコースと合流する。
これで無事に下山出来そうだ。天気良く夏日ではないかと思わせる程暑い。
雪面の反射で鼻の下が日焼けしてしまった。
好きに歩いていると落とし穴が多くなり、
踏み抜いては一人苦笑いする寂しさ。
長い長い林道を淡々と下って行く。 兎に角、暑い。
こう暑いとヒノキの日影が有り難い。
展望の無い林道から見えた ”野伏ヶ岳”
同じく林道途中から見た ”白山中居神社”
帰宅後の反省
家に帰り、GPSの軌跡を見てみると、どこでも歩ける残雪期なのに登りも下りも随分遠回りしていることが判った。次に行くことがあればこの反省が生かされると思うが、多分、二度と行かないだろう。
登山口あった ”白山中居神社
日本の滝百選の ”阿弥陀ヶ滝”(落差60m)
道路沿いにある鳥居、ここを潜って大杉を抜けて橋を渡ると
”白山中居神社”に着く。 ここの大杉は見事であった。
鳥居横の参拝者用駐車場。 小汚いトイレに見えたが綺麗な
水洗トイレだった。 ここで車中泊するハイカーも多い様だ。
大杉に囲まれた ”白山中居神社
入口の湿地には ”ミズバショウ”の群生が見られた。
”満天の湯”の駐車場から見た ”野伏ヶ岳”からの山並み。
蛭ヶ野高原まで走って見付けた ”湯の平温泉”(500円)に入ったが、
何か見覚えがあると思ったら、大日ヶ岳に登った時に入った温泉だった。
滝に行くまでにあった綺麗な落ち込み。名前は付けられていない。
同じ落ち込みを上部から見る。
落差60mの”阿弥陀ヶ滝”は水量多く、迫力があった。
角度を変えて見てみる。昨日も来ているので今日は2回目。
綺麗な花が咲いていたので撮り溜めたが名前が判らず、後日ゆっくり調べます。
移動途中のウィングヒルズスキー場にあった ”満天の湯”に入浴しようと用意をして受付に向かうと800円だったので、即座に止めここは見送った。
のぶせがたけ
阿弥陀ヶ滝