標高差:1,387m

2012年04月30日


日本三百名山に戻る

岐阜県白川村
登り:5時間12分(ルート間違い遠回り)
下り:2時間37分
トータル:8時間09分 (休憩時間含む)
ウィキペディアから
白川郷の萩町集落の明善寺の横からの唯一の登山ルートがある。山頂付近の登山道は明確でない。このため春先の残雪を利用して山スキーやスノーシューで登られることがある。宮谷の上流部には林道があり、その先の宮谷源流部にはワサビ田がある。稜線に合流した先のピークが、電波施設のある帰雲山がある。この下部は、ブナやダケカンバなどの広葉樹林帯である。東側に延びる曲がりくねった稜線に沿った尾根の先に平らな山頂があり、オオシラビソなどの針葉樹林に覆われている。
Road Map :東海北陸道を白川郷ICで下りると萩町有料駐車場は直ぐ目の前。
Route Map:せせらぎ公園駐車場を基点に一部周回して山頂を往復する。
猿ヶ馬場山 帰雲山 下降点 渡渉点 林道終点 宮谷林道出合 林道ゲート 萩町駐車場
10:20 −−− −−− 11:49 左に同じ 12:10 12:56 13:06
日本三百名山』  林道歩きのアプローチが長過ぎる。
林道歩きが長かった
2時間に及び林道歩きに何の見所もなく、長く退屈なだけであった。しかし、この穏やかに登る林道歩きが標高差1,384mを楽にしてくれているのかも知れない。しかし、往復8時間は堪える。
反省しきり
野伏ヶ岳同様、道標がまったく無く、土地勘も無い山歩きは後から反省することばかりであり、次に行くことがあれば短時間で登れるルートを取れるのであるが、多分、二度と行かないだろう。
今日の温泉
白山スーパー林道を使えば笈ヶ岳の登山口までは直ぐの距離であるが、スーパー林道は6月まで開通しないし、開通しても通行料が高くて使いたくない。金沢まで廻って行く途中の五箇山にあったくろば温泉に入る。
萩町駐車場 林道ゲート 宮谷林道出合 林道終点 帰雲山 三角点 猿ヶ馬場山
4:57 −−− 6:27 6:58 8:51 9:47 10:09

前日の移動
野伏ヶ岳登頂後は蛭ヶ野高原にある湯の平温泉で汗を流し、世界遺産の白川郷に入る。登山口に車を停めようと明善寺に向かうと合掌集落の真っ只中であり、GWと重なって観光客でごった返し、人込みを掻き分けて車で走るのが大迷惑であり危険でもあった。登山口を諦めて萩町せせらぎ公園駐車場に向かうが、ここも満車で入口には空待ちの列となっていたので、道の駅”飛騨白山”まで戻り、車中泊とする。

268猿ヶ馬場山 (1,875m)
さるがばんばやま
04/29 04/30 05/01
野伏ヶ岳 猿ヶ馬場山 笈ヶ岳
今回の遠征
せせらぎ公園の駐車場に車を停めて4時57分に歩き始める。昨日の雑踏がウソの様に車が1台も停まっていない。下山時には満車になっているのだろう。
庄川に掛かる観光者用の橋には”右側通行”の表示が英語、中国語、韓国語で書かれており、流石は世界遺産の感じだった。観光客が一人も居ない白川郷に入り、村指定重要文化財である明善寺の横を通り、林道に入って行く。
林道ゲートは閉められており、”この林道は災害のため、通行止”となっていた。もし、林道を車で行くことが出来れば随分楽が出来ると思うのだが・・・
林道ゲート前には点々と車数台が停められる空スペースがあった。昨日の下見が無ければ車でここまで来ていたのだが、あの観光客が溢れる雑踏を見てしまうと躊躇してしまった。ここまで歩くのは問題ないが、駐車料金500円が勿体無い。
林道歩き途中で振り返り見られた雪山。三方岩岳から続く山並みと思われるが、同定はまったく出来ていない。
お陽さんは高い位置まで上がっているが、薄曇りで日差しは無い。昨日、天気が良過ぎて鼻の下を雪焼けしてしまったので、今日の曇り天気は助かる。
ゲートが開いていても乗用車では走れなさそうな荒れた林道を穏やかに登って行く。
踏み跡を辿って谷筋のショートカットに入る。
残雪が序々に多くなってきた。
デブリ的に残雪が林道を塞ぐ様になる。
1時間30分にて宮谷林道と出合い、ここからはフラットな林道となる。この先に残雪期ルートがあるはずであるが、自位置が判らず、見逃している。下山時にはそのルートが確認出来た。
林道歩き2時間で林道は終点となり、沢に出合う。沢コースで登る予定であったので、沢の対岸を見るが、踏み跡が見られない。この時点で渡渉用の梯子を見逃している。右手の斜面を見ると踏み跡があったので、これを残雪期ルートと思い斜面に取り付く。後から思うと最悪のルートに入ってしまい時間を要することになってしまった。
少し登って振り返ると”充分滑落可能な斜面”にビビってしまう。
残雪登りは滑落の危険があるので、出来るだけ土の上を歩こうとするが、土面とて急登であり、落葉で滑りながらの登りとなる。
残雪はザクザクでアイゼンを着けても利きそうにないが、少しでも安心材料が欲しいのでアイゼンを装着する。アイゼンを着けてからも何度もステップを切って、滑落しない様に確実に登って行く。
後少しで尾根筋で出られそうだ。この急登登りだけで1時間掛かっている。
1,472mピークを巻いて行くと踏み跡が多くなってきた。この急登では無く、別ルートがある様だ。踏み跡を辿って行く。
建屋が見えたので近付いてみると電波の中継施設だった。
1,528ピークに登る。前方に見えてるのが猿ヶ馬場山かと思ったが、三角点のある尾根の端だった。
3時間54分にて”帰雲山”(1,622m)に着く。山頂表示は無く、GPSで山頂確認が出来るのみ。
鞍部に下ってから帰雲山へ登り返す。
手前のピークの奥に猿ヶ馬場山が見えて来た。まだ遠そうであるが、
この先にはきつい登りはなさそうだ。
帰雲山から緩やかに下って行く。この辺りには踏み跡が多く安心して進める。
オオシラビソの樹姿が格好良く、雪原の雰囲気は良い。
鞍部に降り立ち”オオシラビソの平”に入って行くが、どこからどこまでがオオシラビソの平なのか、さっぱり判らない。雰囲気だけで判断する。
振り返れば”白山”が見て取れる。
昨日、野伏ヶ岳を一緒に下山した福井のハイカーが猿ヶ馬場山の三角点は登り途中にあると聞かされていたので、GPSで探してみることにした。周辺をグルグル廻って三角点の上にストックを立てる。この下に三角点はあるはず。
前方はピーク感のまったく無い猿ヶ馬場山の山頂。雪原を歩く感じで登って行く。ここで俺より遅くに出発した大阪からのハイカーが下山して来た。聞いてみると渡渉して谷筋から登られたらしい。道理で早いはずだ。東京からのハイカーも下山して来たので、聞いてみると宮谷林道出合の先から残雪期ルートで登られたらしい。あの急斜面を登ったのは俺だけだった。
5時間12分を要して”猿ヶ馬場山”(1,875m)に着く。ルート間違いから偉く時間が掛かってしまった。無事に着いただけで一安心であるが、まだ下山がある。
二組のハイカーは既に下山してしまったので、山頂では一人ボッチ。久し振りにミニ三脚を取り出して自分撮りする。
遠望出来る程の見通しはないが、乗鞍岳、御嶽山が見えていた。もう少し見通しが良ければ北アルプスも見えていたのだろう。
左端の白山から続く山並みを見るが、ドングリの背比べでまったく同定出来ていない。笈ヶ岳も見えているのかも知れないが特定出来ていない。
写真を撮って下山しようとすると、ハイカーが登って来たのでシャッターをお願いする。
栃木から来られた松本さんも昨日は野伏ヶ岳に登られていたらしい。二日前には笈ヶ岳に登ったと言われたので三百名山狙いですか?と聞くと三百名山は11年掛けて終られているらしい。残雪期にしか登れない山の二順目とは驚きであった。
話しが長くなってしまい20分休憩して下山に入る。白山を前方に見ながらの下山は快適であった。
昨日は天気良く暑過ぎたが、今日は薄曇りで残雪面を吹き抜ける風が涼しくて気持ちが良い。展望を悪くしているのは残念ではあるが・・・
帰雲山を下りて鞍部に沢コースの下降点があるはず。あんな急斜面を下りに使いたくないので、慎重に踏み跡を探す。
鞍部からはどこから降りても谷底に到達する。このコースなら登りで1時間は短縮出来たと思う。
谷筋をザックザックと快調に下る。
前方に目印の廃車された軽トラが見えて来た。あそこが急斜面の取付き点だった。
沢水が出て来てからは踏み抜かない様に高めの所をトラバースして行く。
後は長い林道を淡々と下るのみであるが、疲労からか足がヨロける様になり、小走りを停める事が出来ずに何度も転ぶ。
渡渉点にはアルミ梯子が掛けてあった。登り時、沢を覗かずに対岸の踏み跡だけを探したので、アルミ梯子が見えなかったのだ。もう悔やんでも遅いが、行動のまずさを悔やんでしまう。
2時間27分にて林道ゲートに戻る。
林道の始まり付近は枝道が多く、ここは登り方向から見て左側が正解だった。道標がまったくないので、ちょっとした枝道でも神経を使ってしまう。
明善寺横まで下りると沢山の人が散策しており、外国語も飛び交っている。
せせらぎ公園の駐車場は満車状態だ。
駐車場への橋も多くの観光客でよく揺れる。下山2時間37分にて車に戻り、サクラを見ながらおにぎりで昼飯とする。
スパッツを付けてストックを持って歩いているのは俺だけ。
五箇山のくろば温泉(600円)で汗を流す。