標高差:1,315m

2012年08月16日


日本三百名山に戻る

長野県大町市平
登り:3時間48分、下り:2時間56分
トータル:7時間27分(休息時間13分含む)
ウィキペディアから
 富山県中新川郡立山町と長野県大町市にまたがる中部山岳国立公園の後立山連峰の山。 北峰、中央峰、南峰の3峰からなる。南下してきた飛騨山脈の稜線は、ここで西に向きを変えている。 南峰には、春に種蒔きをする爺さんの雪形が見られ、農耕の目安に利用されてきた。 また、この雪形から爺ヶ岳の名前が付けられた。
Road Map :長野道を豊科ICで下りて、R147を北上し、扇沢に向う。
Route Map:扇沢出合から柏原新道を種池山荘を経由して山頂を往復する。
日本三百名山』    北アルプスの入門コースを歩く。
−−− 扇沢出合P 駅見岬 石 畳 アザミ沢 種池山荘 南 峰 中 峰 北 峰
登り 5:15 6:28 7:02 7:21 7:57 8:45 9:03 9:20
下り 12:42 −−− 11:16 11:01 10:17 ーーー −−− 9:20

前日の移動
 前日は移動日として盆休みの渋滞を予想して午前中に家を出る。 予想通りゲリラ豪雨による京滋バイパスの通行止めで大渋滞。 今日は平日で高速道路を0時を回ってから降りないと半額にはならないので急ぐ必要はない。
 最近お馴染みとなった梓川SAで仮眠して、0時過ぎに豊科ICを降りて扇沢に向う。

245爺ヶ岳 (2,670m)
今日の温泉
 扇沢から直ぐ近くの温泉に向うと見覚えのある建屋であり、針ノ木岳に登った帰りに入浴した ”上原の湯”があった。 入浴料は400円であり安い分、サウナ、露天風呂はなかった。 源泉かけ流しであり、身体を洗うだけには充分な温泉だった。 只、ボディソープのせいか、泉質のせいなのか判らないが、泡立ちが極端に悪かった。
八方黒菱に移動する
 コンビニで買い物をして6kmの黒菱林道を走り、黒菱のリフト乗り場駐車場に移動する。 駐車場に着いたのは3時過ぎ、4時にはコンビニ弁当を食べて、周辺をブラブラして時間を潰す。
 林道ゲートには以前は書いていなかった ”徒歩での入山も禁止”の表示があり、明日の登山をどうするか思案する。
今回の北ア遠征は2山のみ
  08/16      08/17
  爺ヶ岳 → 唐松岳
夜中は満天の星空であったが、朝起きて見ると山影がまったく見えない
ガスガス状態で気落ちしてしまう。 充分、明るくなった5時15分に
駐車場を出発する。
駐車場の写真は下山時のものであるが、夜中2時に着いた時から
既に満車状態で1台分の空スペースがあったのみ。
沢沿いに少し歩くと”柏原新道”の登山口となる。
”扇沢出合”にはしっかりした登山口標識があり、今日は道間違いが
無さそうだ。 ジジーが登山届けを書いている後を通り過ぎる。
直ぐにガスの中に入ってしまい、雨ではないが樹木の葉っぱに付いた
水滴が落ちてきて、今日はもう止めようかと思いながらも、もう少し
登ってみることにした。
自然石で人工的に整備された感じがする歩き易い道を登って行く。
20分程登るとガスの上に出た。 上空は晴天であり、ガスが滞留していただけだった。
しかし、このガスが気温の上昇と共に上がって来るのだろう。
急斜面に巧くジグが切ってあり、急斜面を意識させない道が続く。 雨はまだ降ってこないのでこのまま登り続けることにした。
展望地である ”八ツ見ベンチ”からは楽しみにしていた”針ノ木岳”が見えたが、山頂部はガスに覆われ全容が見えなかった。
2千m級の山並の向こうに ”岩小屋沢岳”が覗いている。
現在 ”蓮華岳”は見えていたが、この後、ガスに覆われる。 ”針ノ木岳”の山頂からガスは
動こうとしなかった。 ここまでハイカーと会わなかったが、大きなザックの学生風の7名が
道を譲ってくれた。 マナーはジジババ軍団より守ってくれている。
ジグを切った道は良く整備されており歩き易い。
56分にて ”ケルン”と書かれた表示に着く。 雑な積み方の
”ケルン”があり、「扇沢1.7km−4.5km種池」の標識があった。
”駅見岬”からの展望であるが、登り時には何を指しているのか判らな
かったが、下山時、雲海が無くなると、ここから ”扇沢のターミナル”が見えるのだった。
”駅見岬”の表示があったが、ここからの展望が良い訳ではなく、
終始、登山道のどこからでも西面の展望は得られていた。
前方の尾根筋に小屋が見えて来た。 あれが ”種池山荘”なのだろうか。
登山道は左回りで大きく回り込んで行く様だ。
”種池山荘”から ”針ノ木小屋”まで続く縦走尾根を
前方に見ながら足を進める。
登山道は山腹をトラバースする様になり、
涼しい風を受けながら楽チンな歩きとなる。
次に長野からのおばはんハイカーに軽く抜かされるが、このおばはん、
足は早いが要所で休憩するので、この後、山頂までに何度も出会うこと
になる。 ”石畳”と表示されているが石畳道は無く、単に岩積み道が
石畳の感じになっているだけだった。
長野からのおっさんハイカーに追付かれ、しばし一緒に歩く。
2時間06分にて ”アザミ沢”を渡るが、残念なことに沢水が流れて
いなかった。 この辺りで沢水で顔を洗いたいところだった。
1時間53分 ”水平道”と書かれた地点からは又、楽チンな道となる。
”鉄砲坂”の表示からは岩ゴロゴロの登りとなるが、大した急登ではな
かった。 ここを消化すると ”種池山荘”が見えてくる。 昨日の宿泊
ハイカーが続々と下山して来る。
この崖っぷちの道を回り込むと ”黄金岬”の表示があるが、特に何も無
い所だった。 ここでは少し出っ張った所を ”岬”と表現している様だ。
振り返ると ”富士山”が見えていたが、遠景過ぎて見えているだけの感じ。  右端の ”明神山”を探すが同定出来なかった。
2時間42分にて ”種池山荘”に到着する。 ここまで休憩無しで歩いて来たが、まだ元気なのでポカリを一口飲んで先を急ぐことにした。
”種池山荘”までの道の両側はお花畑となっていたが、今日はお花の
撮影は封印する。 まぁ、いつも通りのお花なので写真に撮る必要も無い。
”種池山荘”からは大展望が広がり ”有明山”を探して見るが、あれだろうと思われる山を見付けることが出来ただけで確定出来ていない。
山荘からは高山帯となり、ハイマツの稜線を ”南峰”を目指して足を進める。
”鹿嶋槍ヶ岳”も山頂は厚い雲で覆われてしまった。
”剱、立山”方面は厚い雲に覆われ、山頂付近が見えず、
残念な天気となってしまった。
登り途中から ”種池山荘”を振り返り見る。
”針ノ木岳”も今だガスの中で山頂は一度も顔を出していない。
周辺の山が雲に覆われている中 ”爺ヶ岳”の三峰にはまったく
ガスが乗っておらず、登頂まで待ってくれるかが心配だった。
最高峰の ”中峰”登頂後は ”北峰”まで行くつもりであるが、
”冷水山荘”から縦走してくるハイカーに聞いても ”北峰”への道は
判らないと言う。 ”北峰”には山頂標識が無いのかも知れない。
”南峰”への登りの途中で、余りにも陽射しが強いので日焼け止めを塗る。
登山道はガレ場で歩き難いが斜度的にはきつくはなかった。
”南峰山頂”からは360°の大展望であるが、
山頂の下は雲海が広がり、ほとんど何も見えなかった。
3時間30分にて爺ヶ岳の ”南峰”(2,660m)に着く。
眼下に ”扇沢ターミナル”の駐車場が見えた。
この標高差を休憩無しで登って来れたので、この老体、まだまだ使えそうだ。
八ヶ岳、富士山、南アルプス方面を見るが、全て遠景過ぎた。
沢山のビールを担いだボッカの兄ちゃんに ”北峰”への道を聞いてみる
が、そんな道は知らないので、道はないのではと言う。 何とか道を探し
て登って帰りたい。
直ぐに最高峰の ”中峰”に向う。 気温20℃であるが、ガスを運んで
くる風が強く、やたら寒い。 長袖シャツを持って来ていないので寒さは
我慢して歩き続けるしかない。
3時間48分にて爺ヶ岳最高峰の ”中峰”(2,670m)に着く。
長野のおばはんにシャッターを押して貰う。 おばはんは1ヶ月前にも
ここに登られているらしい。 長野在住のハイカーは一味も二味も違う。
山荘で休憩して居たのであろう、俺を抜いて行った
俊足の長野のおばはんが前を歩いていた。
”北峰”に登れてたつもりで満足して下山に入る。
更に縦走して来たハイカーに ”北峰”を聞いてみるが、誰もそんな
ピークは無かったと言う。 ピークは登山道から外れているのかも知れ
ないと思い、次のピークに薮扱きで登り、 ”北峰”に登ったと確信し
たのだが、家に帰ってGPSの軌跡を確認すると、ガスの更に向こう
にピークがあり、そこが ”北峰”だった。 誰も登らないピークなの
で拘る必要は無いのだが、残念な結果になってしまった。
”中峰”からのザレ場を ”種池山荘”に向けて下って行く。
下山と言っても結構な登り返しとなるのだが、”中峰”は山頂を
通らなくてもトラバース路があり、楽出来た。
山荘横にある ”種池”は”冷池”同様、汚い水溜りだった。
山荘の外トイレは無料だった。 無料大好き!
5時間02分にて ”種池山荘”に戻り、このまま下山したい気持ちもあったが、折角、おにぎりを持って来ているので、ここでお昼休憩にする。
山荘前の展望ベンチでお昼休憩とする。
話し相手が捕まらず、一人での寂しい食事となるが、休憩13分で下山に入る。
夏休み中でもあり、ファミリーハイカーを結構多く見掛けたが、
お父さんは子供のザック等の用品に金が掛かってんだろうなー
登り易かった登山道は当然下り易かった。
下り時の ”駅見岬”では麓のガスが無くなり ”扇沢のターミナル”が
見えたが、この展望はここからだけでなく、どこからでも見えた。
この登山道の ”岬”の表示には何の意味も無い感じだった。
朝の登り時から一度も山頂を見せなかった ”針ノ木岳”
この他に ”石ベンチ”とかがあったが、ベンチは簡単な粗末なもの
であった。 こんなので良いと個人的には思う。
”種池山荘”からの下り2時間12分にて登山口に戻る。
橋の上にまで車列が見えるので路上駐車かと思ったが、
扇沢駐車場の空待ちの列だった。
この下から扇沢までの駐車空待ちの車列。 これから黒部ダムまでの観光連中なのだろう。 登山者用の駐車場も隙間無く満車状態となっていた。
平日でもこの状態なのだから、土日には凄い車列になるんだろう。
直ぐ近くの ”上原の湯”で汗を流す。
登り時、良く見なかった扇沢出合の看板群。
じいがたけ