標高差:723m
累積標高差:1,036m

2017年08月03日


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山形県鶴岡市越沢
登り:2時間31分(中尾根コース)
下り:3時間07分
(関川コース〜七ツ滝コース(悪路)、アクシデント沢山あり)
トータル:5時間45分
(休憩時間含む)
鶴岡市観光連盟のHPより
越沢と関川の温海地域の二つの集落から入る西側のコースは、滝登りや尾根渡りなどがあり、途中下降することのない上り詰めの道であるが、心地よくひと汗もふた汗もかかせてくれる。
一方、朝日地域倉沢から向かう摩耶山は眼前頭上に岩肌を露にして立つ険しい山塊であり、急登、鎖場、やせ尾根、急降下をたどっていく、実に変化に富んだコースである。標高1,019mの岩峰は、朝日連峰と同様の花崗岩からなった地塁山地である。西側に衝風樹のブナ原生林が見られ、東側は積雪によってえぐられ侵食著しく、谷が底深く落ちている。やせ細った険しい稜線が走り、多くの滝をつくり、
一見人をよせつけない程の山相をみせている。
東側(倉沢側)は絶壁となって谷底まで切れ落ち倉沢口からの登山道が這い上がってくる。下山路は本道コースである。山頂を南へ下ると直ぐに摩耶山史跡「六体地蔵」が風雪にさらされて並び、奥の宮神社の小さな祠が建っている。鼻くくり坂を下り、7合目避難小屋を過ぎウガイ清水を進むと、なだらかな道に入って関川コースとの分岐、五合目追分である。
Road Map :R7を鼠ヶ関からR345に入ると、関川峠を北側に過ぎた辺りに林道入口がある。
Route Map:越沢登山口を基点に中尾根コースで登り、関川コース〜七ツ滝コースで下山する。
日本の滝百選
日本三百名山』  目的は滝見であったが、山頂まで登ってみる。 下りに選んだコースが悪路、難路だった。
摩耶山
山頂からのみ大天望が得られて感動ものだったが、これで滝が無ければ、まったく面白くない山と感じた。標高は少ない山であるが、登山口の標高が低いので標高差が高く、しんどい山であり、それより登山道の荒れ様がさらにしんどさを増してくれた。滝に興味がないのなら初心者コースの往復が無難だろう。
弁財天滝
この滝を見たくて摩耶山に来た様なものであるが、落差を凌ぐ素晴らしい滝を見れたと思う。
出来れば、陽光の当たる滝を見たかったが、それは贅沢かも知れない。

熱帯夜を避ける為に出来るだけ標高の高い所、越沢登山口で車中泊することにしたが、ここの標高は
たった290mしかなかった。しかし、標高とは関係なく冷え込み、朝の気温は真夏とは思えない18℃まで冷え込み、寒くて目が覚める程まで下がっていた。

211〕摩耶山 (1,019m)
セト橋の手前から登山道に入る。
林道の少し奥に広い駐車場があるが登山口の近くに車を停めた。予想に反して気温は18℃まで下がり、寒い位だ。夜明けと共に難敵のコアブが飛び回り、うっとうしい。ヘッデンの要らなくなった4時50分に駐車場を出発する。この写真は下山時のもの、車が1台増えていた。
水平道から沢に向かって緩く下って行く。
登山道は意外や、沢沿いの水平道から始まる。沢は深い渓谷になっており、今はまだうす暗いので下山時に見てみようと思う。
引返して対岸(左岸)を見ると登山道が見えた。アルミ板の板が倒れており、ここにはアルミ板の橋があった様だ。引返して長靴を取りに戻ろうかとも思ったが、適当な場所から渡渉することにした。くるぶしまでは沢水に浸かったが、登山靴に水が入ることなく渡ることが出来た。
沢まで下ると登山道が無くなり、ここからは沢歩きかと思い、少し遡上してみるが、どうも沢歩きではなさそうなので引返す。
27分にて分岐に着く。今日は滝見が目的なので当然、弁財天滝に向かうが、初心者コースってハイカーをバカにした様なコース名に思えてしまう。ベテランの定義も何を指してベテランなのか?
沢沿いの水平道が続く。
沢沿いの道を緩やかに登って行く。
弁財天滝への道は結構荒れていた。
44分にて落差28mの渓流瀑である ”弁財天滝”のに着く。
途中に滝壺があり、くの字に曲がった滝姿は落差が28mとは思えないステキな滝だ。
”弁財天滝”から下流側の渓谷も良い顔を見せてくれた。
”弁財天滝”は夫婦滝であり、左側には嫁はんの滝が流れ落ちていた。
いよいよ ”弁財天滝”名物の長梯子を昇ることになる。
長梯子の昇り途中から滝壺を見てみるが、意外と小さかった。
スケベーなおっさんがそう思っただけだろう!
”弁財天滝”の滝口が見えるものと思っていたが、沢からはどんどん離れていく。この急登を登り切ると比較的フラット道になる。
長梯子を昇り切ってから急登が続き出す。
”七ツ滝”へは通行不可となっており、それでも行く気があったが、道が現認出来ない程に藪となっており、通行不可から長く経っている様だった。藪扱きをしてまで歩きたくないので ”七ツ滝”へは反対側から行くことにした。
1時間11分にて ”七ツ滝”への分岐に着く。今日は滝見がメインなので ”七ツ滝”へ向かう予定であったが・・・
早朝の気温とは打って変わって30℃近い蒸し暑さとなり、展望の無さと相まって辛いだけの登り道が続く。
中尾根は両側が切れ込んだ馬の背状の地形であるが、樹木が茂り馬の背感はまったく感じられない。裸になれば凄い馬の背だと思う。
山頂を見てからは真っ直ぐに登る急登が続く。
一瞬だけ前方の展望が開け ”摩耶山”らしい山が見えたが、何の魅力もない山容にがっかりした。
山頂までは指呼の距離。大天望を楽しみながらゆっくりと山頂に向かう。
急登に耐えて2時間28分にて山頂から伸びる主尾根に出る。
ここからは大展望が得られ、疲れが吹っ飛ぶ。
山頂近くから振り返り登って来た中尾根の登山道入口を見る。肉眼では遠く鳥海山が確認出来た。
実は摩耶山の標高をここまで知らなかった。登りながら百名山の大山と同じ位の1,700mはあるだろうと思っていたが、たった1,019mと知ってがっくりする。今日の登りは大山と同じ位に掛かっているのだ。
山は標高では語れない、累積標高差で語る必要がある。
2時間31分にて ”摩耶山”(1,019m)に着く。
山頂にあった鳥瞰図に知っている山だけ、読める様に追記した。
クリックで拡大します。
”摩耶山”で見たかったのがこの景観。ガスも無い晴天下で見られたことに大感激。
たおやかな山容の ”月山”方向は逆光でハレーションも出てしまい絵にはならなかった。
奥の宮から少し下った所にあった ”六体地蔵”
これよりスペアカメラに替わっている。
それ程の急斜面ではないが、ロープ場が続く。
このロープ場のある急登部には ”鼻くくり坂”の訳の判らない名前が付けられていた。
ロープ場が続く。
途中、カメラが壊れるアクシデントで時間を取られたが下山47分にて
”避難小屋”に着く。ここは ”七ツ滝コース”への分岐にもなっている。
下り続けていると ”避難小屋”が見えて来た。
中尾根コースからは ”七ツ滝”へ行けなかったので、
ここから ”七ツ滝”へ行く事にする。
避難小屋の内部を見てみると、宿泊は出来ないことはないが、単なる避難小屋の様相であった。
滑り易い道なので気を付けて歩いていたが、この斜面でシリセード気味に滑り落ちてしまった。滑りながらロープを掴むことが出来たので滑落は3mで済んだ。
ケガはしなかったがズボンのお尻がドロドロとなる。
”七ツ滝コース”入って、最初は水平道で問題なかったのであるが、
徐々に藪っぽい道となり、路面も濡れて滑り易くなって来る。
このコースに入ったのを後悔するが、後悔、先に立たずである。
下山1時間20分にて ”七ツ滝”が見えて来たが、七ツの滝が流れ落ちているらしいが、樹木で更に分断されて、全容がまったく判らない。”七ツ滝”の滝壺に向かう登山道は通行止めとなっていた。
七ツ滝からの沢に下りることが出来ず、トラバース路を進んでいると
枝沢からの小さな滝があったので、ここで顔と手を洗い一息付く。
ここからは初心者コースの出合いまで緩やかに登って行く。
下山2時間丁度で初心者コースに出合う。七ツ滝コースは歩き難い悪路続きだったので、ハイキングコースに出会えてほっとする。
初心者コースは七ツ滝コースとまったく違い、歩き易い登山道が続く。
渓谷として見応えある流れが多く見られる。
分岐に戻り、今朝歩いた沢沿いの道を登山口に向けて歩く。
登り時はまだうす暗くてよく見えなかった渓谷を見る。
高さのある迫力のある渓谷を見ることが出来た。
今朝、引っ返そうかと思った渡渉地点に戻って来る。
赤いセト橋が見えて来て下山3時間07分で登山口に戻る。
駐車場に車が1台増えていたが、山中で会うことはなかった。
フラットなヒノキの植林帯を抜ける。
山頂で7分程、展望を楽しんだ後に楽チンなはずの下山に入るが、災難続きの下山となってしまった。山頂から少し下った所に ”奥の宮”があり、ここで転んでカメラがショックを受けてレンズが出なくなってしまった。一気に気分がブルーになる。
参考まで
登山口への林道は路面状態は問題ないが、道幅が狭く離合は出来ない。全長は1kmの距離なので、早く抜けた者の価値である。
R345には2ヶ所の登山口があるが、滝見をするには越沢側の登山口を選ぶ必要がある。楽に摩耶山に登るのであれば関川からの登山道の方が良い様だ。行ったことが無いので登山道の程度は判らない。
弁財天滝(落差28m)
'17年度の北陸、東北の滝巡り
  08/02:苗名滝惣 滝 ⇒ 鈴ヶ滝
  08/03:摩耶山 ⇒ 七ツ滝米の粉の滝白糸の滝
  08/04:法体の滝小安峡安の滝
  08/05:松見の滝暗門の滝七滝
  08/06:茶釜の滝不動の滝秋保大滝
  08/07:三階の滝滑川大滝