標高差:1,194m
累積標高差:1,677m

2014年07月16日


日本三百名山に戻る

北海道美瑛町
登り:6時間12分
下り:6時間02分
トータル:12時間43分
(休憩時間含む)
ウィキペディアから
十勝岳連峰の火山群の北端に位置する山。山頂付近は溶岩の砂礫が積み重なった森林限界のハイマツ帯でには高山植物が自生しており、ピラミダルな山容である。白金温泉の近くに、登山口がある。美瑛富士避難小屋から、稜線を北東に進むと、この山に到達する。登山道はさらに、トムラウシ山へと続いている。美瑛富士避難小屋から、稜線を南西に進むと、美瑛岳、十勝岳、富良野岳へと登山道が続く。
Road Map :白金温泉街から更に2km程進み、美瑛富士と書かれた舗装脇道に入るとゲートの林道入口がある。
Route Map:登山口から美瑛富士避難小屋を経由して、石垣山、ベベツ岳を経由して山頂を往復する。
日本三百名山林道に入るにはゲートのキーNoが必要。標準コースタイム12時間20分は流石に遠かった。
オプタテシケ山
ネットの書き込みには”日帰りが難しい山”とよく書かれていたので、最悪、小屋泊まりも覚悟していたが、泊準備は何もしていなかった。
標高差は千mちょっとと大したことはないのであるが、距離が長く2回の登り返しがあるので時間が掛かる山だった。展望良く、お花畑も沢山あったので楽しめる山であった。お勧め度大。
今日の温泉
昨日と同様に手っ取り早く白金温泉で汗を流すことにしたが、昨日の入浴料500円は高かったので、公営温泉を探す。コンビニで聞いてみると看板は出ていないが、公営温泉があると言う。行ってみるとやるき気が感じられない温泉があった。入浴料は300円、65歳以上は50%引きとなっていたので入浴料は250円になった。アンケートを取っているとかで住所と名前を書かされて入浴する。石鹸、シャンプーは無し、入浴者も居らず貸切状態。料金は安いが何故かやる気の無い温泉だった。
ニセイカウ登山口へ移動する
前日の移動
昨日は芦別登頂後、オプタテシケの登山口がある白金温泉まで車を走らせ、白金温泉で汗を流す。
オプタテシケ登山口2km手前のゲートは事前に問合せておいたナンバーで鍵を開け、登山口駐車場で車中泊とした。
202〕オプタテシケ山 (2,085m)
施錠番号は事前に上川森林管理署に電話で聞いてあるが、解除方法が一瞬判らなかった。一旦全てのボタンを押し込み、必要番号だけを飛び出す様に裏から押すと解除出来た。
登山口へ向う林道入口にはゲートが設けられしっかりと施錠されている。
4時14分に駐車場を出発し、3分程で登山口に至る。
気温は14℃、薄曇のはっきりしない天気だった。
ゲートから舗装道路を2km程走ると登山者用駐車場がある。ここは登山口を100m程行き過ぎた場所にある。昨夜はここで車中泊とした。先行車は昨夜から戻ってこなかったので避難小屋にでも泊まっているのか?
しばし、林道跡の様な勾配の無い広い道を進む。
広い道を20分程歩くと直角に右に曲がる登山道となる。最初のしばらくはちょっと急。
高度を稼いで行くとコケ生した雰囲気の良い登山道に変わって行く。
背の高いササに覆われた登山道を穏やかに登って行く。刈り払いされているのか、ササはうるさくない。
”天然庭園”らしくなって来てからしばらく進むと”天然庭園”の表示があった。大体、天然庭園の表示が臭く、自然庭園の方が相応しいと感じた。
1時間経過時にここまで2kmの表示があった。俺の足では頑張っても時速2kmしか出ないのか?
ハイマツ帯の中を大きな石がゴロゴロしているだけで歩き難い。
どこからどう見ても庭園には思えない。命名者は日本庭園を見たことがあるのか?
同じく、前方には”美瑛富士”が見える様になってきた。
ハイマツ帯から覗き込むと”白金模範牧場”が見えた。
高山帯となり展望が一気に開ける様になった。前方には名の通りの山容で”美瑛富士”が聳えている。
振り返るとハイマツ帯の向こうに”白金模範牧場”が望めた。ロシアからのPM2.5の影響か、エゾ梅雨の影響なのか、見通しが悪いのが残念。
北東方向に今日の目的”オプタケシケ山”が見え出したが、その途中に二つの山があり、行程の長さを感じさせられる。
岩礁群は”美瑛富士”から伸びているものであり、残雪は緩んでいたので問題無く通れた。
チラチラと高山植物が咲いていたが、まだ始まりでしかない。
”美瑛富士”の裾野には数本の沢があり、綺麗な水が流れていた。この水でタオルを濡らし、首元を冷やすことが出来た。
薄曇りながら日焼けをしそうなので、日焼け止クリームを塗っておく。忘れがちな大事な化粧である。
前方に避難小屋らしい物が見え出した。
泥濘道でも無いのに真新しい木道が出てきた。
小屋の中は綺麗に掃除されていた。棚に目をやるとシュラフが忘れられていた。小屋泊まりの準備はしていないので、下山時にシュラフがそのまま残っていれば、借りて泊まろう。
3時間37分にて”美瑛富士避難小屋”に着く。やれやれであるが、
予定より40分遅れだ。下山時は小屋泊まりになるかも知れないので小屋の中をチェックしておく。
おなじく小屋周辺に咲いていた”エゾコザクラ
小屋周辺に咲いていた”タカネシオガマ
先程見ていた”美瑛富士”はその名の通りの端正なコニーデ形をしていたが、横から見ると鳥取の大山と同じく、まったく富士山とは縁遠い台形型をしていた。
”避難小屋”からはお花畑を抜けて”石垣山”の裾野に取り付く。
”石垣山”に向けて登って行くが、周辺はハイマツの高山帯であり、どこかでも展望は良い。
石垣山への登り途中から美瑛富士を振り返り見る。中央奥は十勝岳であろうが、左奥のコニーデ形の山が同定出来ていない、上富良野岳だろうか?
トラバース路を先行する二人のハイカーは望岳台(十勝岳側)からやって来て抜かされた。共にジジーではあるが、仲間ではない様だ。
登山道は石垣山を登らずに裾野をトラバースする様になっていた。石垣山には”ナキウサギ”が沢山居ると聞いているので、トラバースで楽出来て嬉しい様な、ナキウサギに合えなくて残念な様な複雑な気持ち。時間に余裕が出来れば下山時にでも石垣山に登ってみよう。
綺麗で可愛い”エゾツツジ
石垣山の裾野、トラバース路はお花畑となっていた。
石垣山のトラバースを終えると、次に”ベベツ岳”へ向けて稜線を登って行く。
トラバース路なので斜度は緩いが、序々に標高を稼いで行く。
4時間52分にて”ベベツ岳”(1,860m)に着くが、山頂にはグループハイカーが休憩していて、テントを張っているグループも居たので、山頂は落ち着かず、素通りする。ベベツ岳の山頂周辺は広大なお花畑となっていた。オプタテの山頂、標高二千m付近にはガスが乗っており山頂が見えない。
ベベツ岳から鞍部に向けて大きく下って行く。この時点ではオプタテの手前にピークがあることを確認していたが、鞍部に下りた時点ですっかり忘れていた。オプタテ山頂のガスが切れて来た。今がチャンスと思うが、そう直ぐに山頂には着かない。
山頂はもう直ぐ。と力が入るのではあるが・・・
鞍部に下ると前方の山がオプタテ山頂と思えてしまう。先程の観測はすっかり頭の中から消えていた。先行者は埼玉から来られた中沢さん、俺より随分と足が早いが休憩していたので追い付いた。彼も前方のピークをオプタテ山頂と思っていたらしい。
騙しピークへの登り途中から振り返りベベツ岳を見る。これだけを下り、登り直している。下山時も同じ標高差を稼がなければならない。
”騙しピーク”の急な登りを頑張る。
ゲッ!」 オプタテの山頂はまだまだ先だったんだ。意気消沈すると共に山容の格好良さに感激する。山頂のガスも完全に無くなっている。
騙しピークまでは後わずか、足の早い中沢さんは遥か前方を歩いている。
群生は見られなかったが、あちこちに点々と”コマクサ”が咲いていた。花はアルプスのコマクサより小振りに思えた。
騙しピークからオプタテまでは稜線となっており、ステキな登山道となっていた。
鞍部まで下りオプタテへの最後の登りが始まる。
さぁ、山頂だ。急に元気が出て来る。
ハイマツ帯の中、ガレ場の道を登って行く。もう一人の更なるジジーが下っていった。風貌は白髪のヒゲが長く伸びた仙人の様なジジーだった。
6時間12分にて”オプタテシケ山”(2,013m)に着く。
避難小屋までは40分遅れだったが山頂までで時間を取戻しているので充分日帰り出来そうだ。
既に山頂で昼飯を終えていた埼玉の中沢さんの写真を撮らせて
頂く。ここまでテント2泊、小屋2泊の縦走をして来たらしい。
お歳は聞いたが忘れた。俺よりは年上だった。
オプタテ山頂から”大雪山”方向を見る。どこが山頂からは判らないが”トムラウシ”が見えている。
ベベツ岳には大雪山から縦走して来た青年が居たが、この距離を縦走とは俺には考えられない。
同じくオプタテ山頂から登って来た山々を見る。1泊すれば美麗富士、美瑛岳もこなせるのだが、今回は小屋泊まりの予定は無し。
昼食を終えている中沢さんは先に下山して行った。足の早さが違うので追う気はまったくなし。俺は俺でゆっくりと下山する。
山頂で30分、昼飯休憩として10時55分に下山する。
騙しピークまでの展望良い稜線を下って行く。中沢さんは遥か先を歩いている。
”アカモノ”は白花だが、”エゾノツガサクラ”はピンク色なので、
これが群生していると見事である。
同じく騙しピークからの下り斜面。
騙しピークから鞍部に向けて下って行く。
ベベツ岳への登り返しが始まる。辛い登りではあるが時間的にはしれている。
ベベツ岳への登り返し途中のでっかいケルン、ナキウサギの巣になっていれば良かったのであるが、その気配はなかった。
周辺を見回してもこれ一輪だけだった
ミヤマリンドウ”このデザインは好きだ。
理解不能のデザインをしている
ハクサンチドリ
再び登場のエゾノツガサクラ
登り時に撮ったお花畑を通してのオプタケであるが、下り時にも同じ写真を撮る。あれだけ居たハイカーは全て下山しており、静かな”ベベツ岳”となっていた。
登り時に見付けることが出来なかった山頂標識を下山時に見付けることが出来た。樹木の下に転がっていた。
ベベツ岳を下って行く。薄曇りの展望は終始変わっていない。
石垣山裾野のトラバース路に入って行く。この時点で石垣山に登るのをすっかり忘れていた。これでナキウサギには合えないことに・・・
同じくトラバース路のお花達。
トラバース路のお花達。
避難小屋のあるカール(?)に戻って来た。やれやれであるが、ここから登山口まではまだ4時間は掛かる。
ここから避難小屋を見ると、平地が見渡せるステキな場所に建っていた。テントが1丁張ってあった、何故、小屋で泊まらないの?
小屋の中を覗いて見ると忘れ物のシュラフが残っていた。今日は充分日帰り出来そうなので、このまま下山して行く。
登り時には見つけられなかった中間地点を表示を見付ける。
後まだ3kmならば、1時間半は掛かりそうだ。
歩き難いだけの”天然庭園”を通り過ぎる。
淡々と下り、下り6時間で登山口に戻る。
駐車場の車は入れ替わり、3台が増えていた。まだ5時少し前、余裕を持って登頂することが出来た。再び林道ゲートの鍵を開けて外に出る。
白金温泉の国民保養センターで汗を流す。
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'14年の北海道遠征