標高差:587m
累積標高差:1.288m

2014年05月17日


日本二百名山に戻る

長野県飯田市
登り:4時間38分
下り:4時間43分
トータル:9時間40分
(休息時間含む)
ウィキペディアから
中央アルプス縦走コース:摺古木自然園休憩舎から摺古木山と白ビソ山を経て安平路山に至る。途中に安平路避難小屋がある。安平路山と越百山との間の主稜線の縦走は、登山道が背丈を越えるクマザサに覆われており、健脚者向きでビギナーには向かない。
Road Map :中央道を園原ICで下りて、R256を北上し、県道8号線に入り上飯田、大平から林道に入る。
Route Map:休息舎駐車場から摺古木山、シラビソ山を経由して山頂を往復する。
日本二百名山』   悪路の林道、ロングコース、積雪に難儀する。
安平路山
ことの始まりは”信州百名山”ガイドブックの歩行時間が登り時間だった。であるが、結局はアイゼン無しで登れてしまい、やっかいな山が一つ片付いてラッキーだった。
ここん所晴天続き
連続何回だろうか、カウントするのも邪魔臭いが今年に入って悪天候の山歩きがなかった様な気がする。だが、これから梅雨に入り、雨の中の山歩きも出てきそうだ。
帰宅する
下山時で2時40分、交通渋滞がなければ早い時間に帰宅出来そうだ。

前日の移動
南木曽岳登頂後は昼神温泉で汗を流し、飯田市へ買出しに出て、登山口で車中泊すべく悪路の悪名高い林道に入るが、1km程、走った地点でロープでゲートされていた。さて、困ったぞ!となり、ロープをチェックするとカラビナが付いているだけで簡単に外れる様になっていた。この先、何キロ歩かなければ判らないので、ロープゲートを外して車で入ってみる。噂の悪路は噂通りであったが、15inchタイヤの我が車でも徐行すれば走れなくはなかった。林道終点、休息小屋まで5kmあることが判り、ゲートロープを閉めていなかったのでゲートまで戻り、ゲート横の駐車場で車中泊する。

175安平路山 (2,363m)
あんぺいじやま
ゲートロープを良く見ると、カラビナで止めてあるだけだった。これではカラビナを外して通行下さい。と言っている様なもの
だ。4時07分、車で林道ゲートを出発する。
昨日、驚愕した林道ゲート。「聞いてないよー」状態となる。しかも登山届けポストまでがゲート横にあった。ここから歩けと言うのか?これでは何キロ歩けばよいのか判らない。看板を良く見れば通行禁止とは書いておらず、「一般車の乗り入れはご遠慮下さい」と書いてあった。遠慮しなければ良いのだ。
超悪路の林道走行5.1km、ノロノロ走行で33分を要して林道終点、休息舎駐車場に着く。なにわナンバーの先行車が1台停まっており、既に出発されていた。準備をして5時丁度に出発する。気温3℃、寒い。
登山口からはササ原の中、階段道で始まる。
直ぐに勾配の少ないトラバース路を歩くことになる。振り返れば、相変わらず”恵那山”の姿が見えた。
ササ原の中、トラバース路が続き、2,018mピークを巻いて行く。
立派な山が見えているが、地図には山名が出て来ない。
登山道を覆う残雪が出てきた。朝の低温で雪面はカチコチ、なにわナンバーの先行者の微かな踏み跡が見られた。こんな状態を予想せず、アイゼンは車に置いて来てしまった。この時点では大丈夫だろうの思いだった。
残雪が登山道を覆うシーンは何度も出て来る。何とか通過出来た。
残雪さえなければ登山道はしっかりしており、歩き易い道が続く。大きな岩が落ちてきそう。
穏やかなトラバース路を歩くこと49分にてコース分岐に着く。
ここは時間短縮目的で直登コースを選ぶ。下り時に時間と体力
に余裕があれば、周遊コースを選び予定。
梯子が出て来たのはここだけだった。他は穏やかな登山道であった。
直登コースは急斜面を小さくジグを切って登って行くので直登とは思えない。
登山道からの展望は良く、振り返ると相変わらずの恵那山が望めた。
登山道を覆う残雪も規模を増してくる。雪面はまだカチコチ、対面に見える登山道まで、何とか渡り切る。この先、残雪の斜度がきつくなれば横切りが無理になるかも知れない。
昨日登った”南木曽岳”も見えているのかも知れないが、同定出来ていない。
半藪扱きを繰り返し、山頂が見えて来た。やれやれである。
摺古木山の山頂が近付くと残雪がたっぷりとなり、登山ルートがさっぱり判らなくなる。しかもシャクナゲ林の薮扱きとなる。頼りは赤いテープだけとなる。
1時間35分を要して”摺古木山”(2,169m)に着く。これまで恵那山しか見えなかったが、山頂に立つと、中央アルプス、北アルプスが望める大展望だった。しかし、ここまで時間が掛かり過ぎている。まだ、「信州百名山」のガイドブックに書かれていた歩行時間5時間30分をまだ信じている。
実はこの時間は登りだけの時間だったのに、往復の時間と勘違いしていた。普通、往復のコースタイムを書くでしょう。
摺古木山からの大展望、と言っても昨日”南木曽岳”から見た展望と変わらない。
摺古木山から見た次の目的山、”シラビソ山”を見る。この時点では、これが安平路山と思い、5時間30分で往復出来るものと思っていた。
摺古木山からの下山途中で見た展望、乗鞍岳は樹木で隠れてしまった。しばし、この展望と共にシラビソ山に向けて進んで行く。
こうなると登山コースがまったく判らなくなる。赤いテープと先行者の踏み跡を探して追って行く。
全山、残雪に覆われいるが、登山道が露出している箇所もあり、登山道を見付ける度に安堵する。
尾根筋を高い方に向って歩けば良いとは判っているが、支尾根に入り込まない様に気を付けながら進んで行く。
先に見えている露地が登山道、登山道が見付かると安心出来、嬉しくなる。
”シラビソ山”山頂付近になるとフラットとなり、山頂がどこか判らなくなってしまう。どうも山頂表示も無い様だ。このフラットな雪面で多々、コースを見失う。
いつの間にか通過した”シラビソ山”からの下りで”安平路山”が見えて来たので、後は安平路山の山頂目指して進むだけであるが、やはり、ちゃんとしたコースを歩きたい。
3時間31分にて安平路避難小屋”に出合えて一安心、コースは合っていたのだ。避難小屋のチェックは下り時にすることにして先を急ぐ。
山はすっかり残雪に覆われ、もう、登山道を見付けることが出来なくなり、赤いテープを探すのみとなる。
なにわナンバーのハイカーが下山して来た。しっかりとアイゼンを付けられていた。この先、斜度がきつくなるのでアイゼンが無いと難しいだろう。との話しだった。無い物は無いのである。
安平路山への登りに入る。斜度はどんどんきつくなり、もし、滑落しても樹木が受け止めてくれるコースを選びながら登ったので、結構、時間が掛かってしまった。崖登りではないので恐怖感は無かった。
安平路山の名誉の為に山頂から展望の得られる場所を探す。南アルプスへの展望は探して探して、この程度。
4時間38分にて”安平路山”(2,363m)に着く。ピーク感無し、展望無しのがっかり山だった。全面、雪面で休憩する所も無し、立ったままおにぎりを食べる。
展望が悪いので、天気は良いぞ!を写してみた。
北アルプスへの展望はこの程度、山頂付近からは中央アルプスは見えなかった。
長い休憩(19分)をして下山に入る。下山始めから見た摺古木山にはシラビソ山が被っていた。
相変わらずの同じ展望ではあるが、何度も見てしまい、何度もシャッターを押してしまう。
下山して行くと”摺古木山”は”シラビソ山”に隠れてしまった。
下りなのに、あの二つの山を登らなければならない。気が思い!
”シラビソ山への登りが始まってくる。ここで名古屋から来られたハイカー二人とすれ違う。結構なジジー二人だったが、余裕を持った歩きに見えた。
登り時に気付かなかった”水場”の表示を下り時に見付けた。矢印の先は谷であり、今は残雪で水場は見付からないだろう。
南アルプス南部の山は同定が難しい。ウソを書きたくないので山名は割愛しておきます。赤石岳、聖岳が見えているものと思います。
下り55分にて”避難小屋”に戻る。小屋の中をチェックしようとしたが、扉が固く、開かなかった。
ないわナンバーのハイカーは夏道より、今日の残雪山の方が歩き易いと言われていた。夏道はこれより困難なのか?絶対に来たくないし、今日はラッキーだったのか?
シラビソ山への無駄な辛い登りが続く。体力より気力がヘロヘロになっている。
下山1時間45分にて”シラビソ山”(2,266m)に着く。山頂表示が無く、登り時には山頂が判らなかったが、GPSで特定した。
夏道のササ原より、この残雪山の方が歩き易いのだろうなー
と思える様になって来た。慰めです。
下山時の登り返し途中で見た、御嶽山。スミマセン、これまでと同じ展望です。
スミマセン、これもこれまでと同じ展望です。でも本人は写真に撮りたかったのです。
陽射しと雪面の照り返しが強烈であるが。冷たい風が吹き抜け汗は殆んど掻いていない。
下山時の登り返しはバカらしく、疲れる。
うわぁー! まだ摺古木山への登りが残っているのか・・・僕ちゃん、イヤだよー。
半藪扱き帯を消化する。藪扱きが酷い所ではこんなもんではない。
下山3時間16分にて本日2度目の”摺古木山”(2,169m)に着く。
周回コースで下りる予定であったが、ここまでの疲れから周回コースは
割愛して、直搭コースで下山することにした。後悔するかなー?
ここから先がジグを切る急斜面となる。
直登コースの上部は歩きながら休憩出来る穏やかな道。
周回コースの上部からは大きな沢音が聞こえ、周回コースを選ぶべきだったと後悔してしまう。後悔は予定通りか?
分岐が見えて来た。ここから先には急斜面、登り返しがないはず。
早朝のカチコチ残雪と違い、昼を過ぎて残雪もずいぶん緩んできた。残雪の下は沢水で完全に抜けている。踏み抜かない様に残雪の分厚い部分を選んで通過する。
大岩に掛かる梯子の上にある木製橋。危険箇所は無し。
沢水がなければ大丈夫、滑落しても大丈夫、でもないか。
ここは遠回りして上側を歩く。
やっと、残雪の呪縛から開放された。
まだ、沢水が流れている箇所があった。大きく上から廻る。
下山4時間43分にて休息舎駐車場に戻って来る。ないわナンバーの
ハイカーの車は既になく、名古屋からのハイカーの車が停まっていた。
結局、今日、安平路山に登られたのは我がを含めて4名のみ。