標高差:846m
累積標高差:1,266m

2012年08月05日


日本二百名山に戻る

長野県安曇野市
登り:2時間45分、下り:2時間10分、南岳往復:55分
トータル:6時間15分(休憩時間含み)
ウィキペディアから
その独特の台形の山体が富士山に似ていることから有明富士(信濃富士・安曇富士)とも呼ばれる郷土富士である。森林限界帯が無いので冬場でも山全体が雪に覆われることが少なく、それが北アルプスの景観を邪魔しているとも言われることもある。ただ、それが逆に有明山を際立たせることにもなっている。山頂部は、北岳・中岳・南岳の3つのピークからなる。最高点の北峰には、二等三角点が設置されている。
Road Map :長野道を豊科ICで下りてR147を北上し、中房温泉に向う。
Route Map:有明荘から少し上の駐車場から山頂を往復する。
日本二百名山』   人気は燕岳に取られているので静かな山歩きが出来る。
不人気な有明山
昨日、数名のハイカーに有明山の登山口を確認する為に聞いてみたが、背後に聳える有明山ですれ知らず、登山口を聞くどころではなかった。日本二百名山の山なのにマニアックな山となっているのか。
山頂で出会った長野の青年
昼飯を一緒に食べながら長野の山を色々教えて貰ったが、もの凄く好印象な青年でもっともっと話しを聞きたい感じがした。 ジジーがひつこく聞くのも何だし、名前も歳も聞かなかった。 メルアドを渡したが、残念ながら今だメールは貰っていない。
 以前はよく長野県警 中嶋さんのHPのイラストマップを利用させていただきましたが、今回は有明山のイラストマップをリンクさせて頂きます。
−−− 登山口 たる沢の滝 三段の滝 有明荘分岐 中房分岐 北 岳 中 岳 南 岳
登り→ 4:50 −−− 5:05 5:11 5:57 7:35 7:48 8:04
←下り 11:05 11:00 10:55 −−− −−− 8:30 8:21 8:06
160有明山 (2,268m)
昨日同様、登山口の直ぐ前に車を停めることが出来た。
燕岳に向うハイカーは沢山居るが有明山に向うハイカーは居ない。
4時50分に歩き始める。
以前、燕岳に登る時に山仲間と間違って車中泊した中房温泉の左岸の駐車場で車中泊とした。 この駐車場は右岸の駐車場からあふれた車が来る所であるが、既に沢山の車で埋まっていた。
登山口から3分程で大きな ”たる沢の滝”に出くわす。
まだ薄暗い中なので滝見物は下山時にすることにして先を急ぐ。
有明荘の飲み水はここから引き込んでいる様だ。
有明荘裏のHポート奥からの道と出合う。 Hポート奥からの登山口は昨日確認したが、駐車場が有明荘利用者に限られていたので、そこからの入山は止めた。
大きな岩の上にスギの大木が茂っていた。 今でこそ地面にまで根がとどいているが、根が伸びるまではどうしていたんだろう?
”三段の滝”に行って見ると滝見台で行き止りで、ここの分岐まで引返す
ことになる。 滝見台からは樹木が茂り、殆んど滝が見えなかった。
ここも下山時に再度寄ってみることにする。
整備された所は殆んど無く、木の根っこの梯子、階段を利用して登って行く。
長い木製梯子を登る。 梯子は壊れかけで当てにならない。
男一人、女二人の東京からの若いハイカーに追付かれ、先に行ってもらう。昨日は燕岳に登ったらしく、燕岳の良さに感激されていた。
登山道はしっかり付いており、道間違いはしそうに無いが、最近、道間違いからの遭難事件があったらしい。
西斜面を登っているので山影となり日差しが無く薄暗いままだ。
深い樹林帯の中、展望の無い道が続く。
初めて山頂が望めた。 山頂がフラットなので判り易い。
岩面には鉄のピンが打ち込んであり、くさりとピンを頼りにトラバースするが、高さが低いので恐怖感はゼロ。 おばちゃんにはきついかも。
ここからは燕岳が見えたが、大天井岳が見えない。 ビューポイントを探して探してこの程度。
樹林の隙間からは燕岳方面がチラチラ見えていたが、写真を撮れる程の展望が中々ない。
ここも大天井岳は見えているが、燕岳は見えない。
落石注意の注意書きを見て上方を見上げると
落石どころか大きな岩が落ちる寸前の状態だった。
木の根っこ道は意外と歩き易い。
ここも樹林に邪魔されて大パノラマとはいかなかった。
足の早い東京からの3人組は規則正しく休憩を取っているので、足は遅くとも休憩しないので追付いてしまう。 抜かすと写真のモデルになって貰えないので、後を付いて行く。
彼女達は山ガールとは一線を引いている感じで
テント泊で山を巡っているとか。
岩峰に登ると展望が開けたが、ここも樹林が邪魔をして大天井岳〜燕岳への展望は得られなかった。
燕岳は右の木を一本切れば見えるのだが・・・
危険箇所にはロープが張ってあり、通行困難な場所は無い。
こんな箇所もモデルが居てこそ困難さが判る。
荒れた登山道を下ったり登ったりの繰り返しとなる。
こんなデンジャラスな道になるとおいらの足の方が早いのであるが、
写真のモデルを失いたくないので、我慢して後を付いて行く。
下って登り返す箇所が多いので、累積標高差は随分多いと思われる。
パパラッチとは行かないが、付かず離れずで付いて行く。
稜線に入ってからは斜度が緩くなったので楽に歩ける。
稜線に出て3人組みは又、休憩に入ったので、先に行く。
高山帯の無い有明山は稜線に入っても深い樹林帯が続く。
山頂手前に展望岩があった。 ガスが上がってきたので写真を撮っておく。
まだ7時半なのに今日はガスの上がりが異常に早い。 写真は餓鬼岳方面であるが同定は出来ていない。
展望岩から初めて大天井岳〜燕岳の大パノラマを撮ることが出来た。
ガスはどんどん上がって来る。まさに夏山の写真となった。 右遠くは爺ヶ岳方面と思われるが同定は出来ていない。
北岳からの展望は南東部だけであるが、びっしりの雲海から八ヶ岳、
富士山、そして本家の北岳、南アルプスが頭を出していた。
展望岩から少し登れば2時間45分にて ”有明山”(2,268m)に着いた。
ここが有明神社のある北岳で有明山の最高峰だ。 丁度、反対側の松川コースから登って来た若いハイカーも山頂に着いた所だった。
北岳から13分で ”中岳”に着く。
ピーク感が無く、小さな神社が建っているだけ、通り過ぎる。
中岳へ向う途中の岩峰、この手ののっぺりした岩峰はここだけかも知れない。
涼しければここでお昼にしたい所であるが、今日の日差しでは暑過ぎる。
岩の上に盆栽風の樹形をした針葉樹が生えていた。 盆栽好きな者が見れば格好良い木であるが、そうでない者が見れば只の木だ。
北岳から中岳への道も良い道とは言えなかったが、中岳から南岳への道は藪扱きとなる。 踏み跡はしっかりと付いているが、樹木、シャクナゲの枝を掻き分け進む。
追付いて来た若者ハイカーに写真を撮って貰い、直ぐに引返す。
北岳から29分で ”南岳”(2,248m)奥社に着く。 意外と遠かった。
ここもピーク感は無く小さい神社があるだけ。 展望も無いのでくたびれ儲けだった。
55分で ”北岳”に戻る。 気温は24℃と高くは無いが、日差しが強く
暑い。 樹林帯の山なのに日影が無い。 若いハイカーと小さな日影を分け
合って座り、お昼にする。 彼は長野在住で自宅からスーパーカブで登山口
まで来たらしい。 彼が今日登って来た松川コースは沢歩きが長く、岩登り
があり面白いコースらしい。 このコースは標高差が大きいので敬遠したが、コース選定の失敗だった様な気がする。
引返し途中に北岳を見る。 とても標高2千mを越える山には見えない。
東京からの3人組みは北岳からそのまま松川コースへ下山してしまった様だ。
再度、登り返しの箇所を通るのであるが、下り方向は落差が少なく体力的に負担にはならなかった。
8時55分、長野の彼と別れて下山に入る。
10名程のジジババ軍団が登って来た。
その中の80歳位のジジーが 「もう山頂ですか?」と聞いて
きたので後1時間以上は掛かると突き放しておいた。
あのジジーがこんな急登を登ってきたんだ。
早く山頂に着いて欲しい気持ちは判らないでもない。
今朝通った ”三段の滝”への脇道。 ここを乗り越せば滝見台だ。
早朝の薄暗い中での ”三段の滝”(落差40m)より良く見える様にはなっていたが、樹木が邪魔しているのに変わりはなかった。この滝は落葉時でないと滝全体が見えないのだろう。
(クリックで拡大します。)
登山口近くの ”たる沢の滝”(落差30m)に戻る。陽光の中で迫力ある滝を再度撮っておく。四段の滝ではあるが、上部がよく見えない。
岩を噛みながらの落水は見応えがある。この滝は登山道の横にあるので三段の滝の様に寄り道する必要はない。(クリックで拡大します。)
”たる沢の滝”は駐車場から3〜4分の距離にあるのに誰も見に来ない。 俺にとっては迫力ある滝だと思ったのだが、長野県ではこの程度の滝は当り前にあるのかも知れない。
下山2時間10分で車に戻る。 俺が出発する早朝から駐車場を仕切っていたおっさんがまだ居た。 これだけの車のハイカーは全て燕岳側に登っているのだ。 駐車場に入り切らない車が道路沿いにもびっしり並んでいた。
ありあけやま
たる沢の滝(落差30m)
三段の滝(落差40m)