〔064〕奥穂高岳 (3,190m)

標高差:1,690m

2008年08月13日


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長野県松本市
上高地 岳沢登山口 岳沢ヒュッテ跡 紀美子平 前穂高岳 奥穂高岳 穂高岳山荘
6:28 6:48 8:33 11:11 11:49 13:59 14:29
登り(一日目):8時間01分(上高地〜前穂〜奥穂〜穂高岳山荘)
下り(二日目):9時間37分 (穂高岳山荘〜奥穂〜涸沢岳〜上高地)
穂高岳山荘 奥穂高岳 穂高岳山荘 涸沢岳 穂高岳山荘 涸沢ヒュッテ 本谷橋 横尾 上高地
5:23 6:00 6:50 7:14 7:47 9:25 10:48 11:51 15:00

前日、奥穂高に登頂したが、山頂到着時にはガスってしまいリベンジにならなかったので、穂高岳山荘に宿泊して午前中の晴天を期待する

日本百名山』   涸沢岳からの展望は最高だった。
Road Map :始発時間の早い沢渡大橋からシャトルバスに乗り、上高地に入る。
Route Map:山荘から奥穂に再登頂し、涸沢岳をピストンしてからザイテングラードを涸沢に下りる。
二日目:奥穂高岳、涸沢岳
横尾で休憩
  横尾山荘で700円のしょうゆラーメンを食べるが美味かった。山荘の前で休憩しているおじんと話しすると止まらなくなり長々と話し込んでしまう。このおじん、北アルプス専科で2900m峰は後少し残すだけで、殆んど登っているらしい。明神岳に登るには登攀の技術が必要な様で、最近、クライミングシューズを買って岩登り技術を習得中らしい。逆に北ア以外の山はまったく知らない様で、幌尻岳に登るにはガイドが必要なのかとかの変な質問をしてきた。
偶然の出会い
  おじんと喋っていると目の前を見たことある人が通り掛かった。5月に岩登り教室でお世話になったメラピークの講師、上田さんだった。明日の岩登りに備えて下見に来たらしいが、下見をするなんぞ、流石はクライミングクラブだ。忙しそうだったので余り話しせずに判れた。どこに登るかも聞いていないので後でメラピークのHPを見てみよう。
上高地〜横尾
  楽な道ではあるが11km、3時間は途中、何の見所も無く、長く退屈で何の面白みも無い。自転車の持ち込みは可能らしいが、バスターミナルから上は乗ってはいけない規則らしい。持ち込む意味ないじゃん!
上高地は嫌いだ
  昔、車で乗り入れられて観光客の少なかった時代は天国だと思ったものだが、環境保護と言いながらシャトルバスが引っ切りなしに観光客を運ぶ今の上高地に何の魅力も感じない。二度と来ないぞーと思っているが又来るんだろうなー。
今日の温泉
  実は沢渡大橋駐車場は満車クローズだったので、歩いて5分程の路肩に車を停めていた。この近くにさわんど温泉”木漏れ日の湯”(500円)があり、日帰り入浴可となっていたので入ることにする。ここも誰も入っておらず、貸切状態だったので二日分の汗を流して、気分良く帰路に付けた。
山荘前で御来光を待つ宿泊者。4時頃にはヘッデンを付けて出発する登山者も多く居た。
穂高岳山荘で割り当てられた部屋は”立山”。寝床は中段の一番端で片側は手摺り、反対側は空きでゆっくりと眠ることが出来た。部屋は朝方まで暑く、毛布2枚、分厚い掛け布団は全然必要なかった。
屏風の頭を囲んで雲海が広がっている。常念岳の向こうが明るくなってきたが、雲に遮られて中々お日さんが上がって来ない。痺れを切らして朝飯を食べに行っている間にお日さんは常念と蝶の間から高々と上がってしまっていた。因みに朝飯は夕食と比べて生卵とのり+αの貧相なものだった。
5時23分、山荘横のくさり場を登り始める。ハイカーが多いが、この時間では停滞することなくスムーズに登れた。
くさり場途中から山荘を見る。”涸沢岳”の山頂には既に数名のハイカーの姿が見えている。
”笠ヶ岳”も雲海から稜線だけが顔を出している。右奥に”黒部五郎岳”のカールが良く見えている。
上空には薄雲が広がり、下には雲海が広がる変な天気だが、見たい所はしっかり見えている。
だらだらと37分掛けて3回目の”奥穂高岳”(3,190m)に着く。昨日と違い、顔は幾分緩み気味。
ジャンダルム”のてっぺんにも人の姿が確認出来る。西穂まで縦走し
てみたい気もするが、時間不足になりそうな気がするので今日は割愛し
ておく。又、今度!
奥穂山頂より”笠ヶ岳”を見る。2日前には”笠ヶ岳”から逆光の奥穂を見ていたが、
今日は順光の”笠ヶ岳”を見ることが出来た。
奥穂山頂より”乗鞍岳”を見る。上高地は眼下であるが雲海に隠れてしまっている。
”涸沢岳”に登って行くと途中で空荷のオネーさんが走って降りてきた。その後、その娘は又、走って登って来た。
奥穂山頂では顔見知りになった人と少し喋って、山荘に戻り、ザックをデポして”涸沢岳”をピストンする。写真は”涸沢岳”への登り途中より見た”奥穂”と”ジャンダルム”
山荘から14分にて”涸沢岳”(3,110m)に着く。標高が高いせいか、奥穂へも涸沢岳へも足が重く、息切れが激しかった。
昨日、吊尾根付近から同じペースだった愛知からのあんちゃんと今朝の奥穂でも会い、涸沢岳でも会ってしまった。彼はここから北穂に行くらしいので、思い出作りにお互いの写真を撮っておく。
神戸からの彼女はアルバイトが終わる頃には、周辺の山を全て登ってしまい短期にベテラン入りしているんだろう。スキューバも当面はインストラクターに付いて続けて下さい。
穂高岳山荘のアルバイター
涸沢岳の登り途中で走って下りてくる女の子が居たので、”元気だねー!”と声を掛けたが、その子は直ぐに走って登って来た。時間が出来たらトレーニングで登っているらしい。山荘でアルバイトをしているが、忙しくて前穂にも行ったことがないとか。
何故かダイビングの話しに
その内、”与那国島にダイビングに行った。”と言う話しが出て来て、”スキューバーをするなら基本の素潜りを練習しておいた方がいいよ。”とアドバイスすると”素潜りってなんですか?、空気はどうするんですか”と引っくり返る様な言葉が返ってきた。”足ヒレしていると歩き難い。”とも言うので”足ヒレを付けて歩くもんじゃない。”とシュノーケルの使い方も含めて説明してしまった。ダイビングは山以上に危険なので、基本をしっかり身に付けてね!
(小生、ダイビング暦30年、沖縄では3ヶ月間修行した。)
山荘に戻り、”ザイテングラード”を涸沢に向けて下り始める。実はザイテングラードとは上から見えるガレ場を下るものと思っていたが、岩場の尾根道だった。
”涸沢岳”山頂から北穂を見てみると、涸沢のコルまで大きく下りて、登り返す様だ。北穂から涸沢に下りたいとも思ったが、今日のシャトルバスに間に合わない可能性があるので、ここも今日は割愛しておく。
ザイテン下り途中から振り返り見る。ハイカーが続々と登ってくるがまだ人の少ない方なのだろう。いい天気に、いい景観です。
穂高岳山荘側を見上げると”お花畑”が広がっていたが、景観に負けている感じでお花畑の印象は薄かった。
下り途中より”涸沢ヒュッテ”を見る。
槍ヶ岳に似た山があったのでハイカーに聞いてみると”涸沢槍”だと教えてもらった。
山に関してはまだまだ素人ですなー。
昨日は吊尾根から涸沢を見ていたが、逆に、ここからは吊尾根の稜線が一望出来る。
雪渓の上には沢山のサルが涼を楽しんでいた。NHKでサルが槍ヶ岳を登っている特集をしていたが、本当にこんな高山まで登ってくるんだ。
カモシカや、オコジョと違い、山でサルを見ても有難く無く、あっちへ行けと思うだけだ。
涸沢から見た穂高連山の景観で多くのアルピニスト、ハイカーが涸沢を目指す理由が判った様な気がする。
北穂への登山口に”涸沢小屋”が建っている。
ヒュッテより小屋の方が立派に見える。
涸沢ヒュッテから天場を見ると、紅葉時の写真と比べてテントが少ない様に感じるが、この後、続々とハイカーが登って来る。
涸沢ヒュッテ横にあった鳥瞰図。奥穂を見ると三つのピークが見えてどれが奥穂か判り難いが真ん中が奥穂らしい。鳥瞰図には大キレットまで描いてあるが実際には見えていない。(クリックで拡大します)
1時間30分程で”涸沢ヒュッテ”に着く。ここで昨日、上高地で買ったおにぎりの残りを食べて休憩する。パノラマコースで前方に見える”屏風の頭”に行ってみたかったが、少しの登りでも”もう沢山”の気持ちになり、下り一方の横尾に下りることにした。
沢沿いに緩やかに下る道は歩き易く楽チンだ。沢で遊んでいる子供、昼寝しているおっさんと、のどかな光景だ。重太郎新道と比べると雲泥の差がある。
盆休みを利用するサラリーマンはしょうがないが、毎日、日曜日のジジババ軍団も沢山登って来る。毎日、日曜日なのになんでわざわざ混雑する盆休みに登って来るのか不思議でしょうがない。
下山途中で南岳からの”大キレット”が見えた。
妙義山の鷹落とし以上の切れ込みに見える。
穂高岳山荘から3時間で”本谷橋”に着く。多くのハイカーが休息していたが、ほとんどが登りの人だ。今日の涸沢は混雑しそう。
本谷橋の前後からは”屏風岩”を見ながらの歩きとなる。もし、パノラマコースに行っていれば、この上を歩くことになり、屏風岩を見ることはが出来なかった。(メラピークKOBEの連中はここを登攀するらしい)
”横尾”からは上高地のバスターミナルまではフラットなまったく面白くない11kmの道が続き、3時間掛けて歩くことになる。途中、前穂高岳の岩峰が見えるくらいで退屈極まりない道だ。
名古屋からの大山さん
今回の遠征
奥穂山頂より西穂高側の縦走尾根を見る。ここからは”コブ尾根ノ頭”以後の稜線が見えていないので縦走の困難さが判らない。
”涸沢岳”の山頂には沢山のハイカーが登っているのが見えたが、”槍ヶ岳”の山頂は遠過ぎてハイカーの姿が確認出来ないが、多くのハイカーが登っているものと思われる。
ザイテンを下り終え、お花畑が広がるガレた道を涸沢に向かう。
何度も何度も振り返り、景観に見とれ写真を撮ってしまう。涸沢ヒュッテの手書き地図にはこんなことが書いてあった。
”涸沢の紅葉を見ずして穂高を語ることなかれ!”しかし、幾ら綺麗な紅葉とは言え雑踏の中には入りたくない。
穂高山荘から下山を始めて4時間で”横尾”に着く。
8/10 8/11 8/12 8/13
位山 笠ヶ岳 前穂〜奥穂 奥穂〜涸沢岳
おくほだかだけ