〔046〕甲武信ヶ岳 (2,475m)
2002年08月30日
西沢コースから歩き始める
6時丁度に出発、水量が多くうるさい程の千曲川の沢音を聞きながら源流目指して歩く。
沢沿いの道なのできつい登りもなく1時間半で千曲川の源流に着く。これが源流とはっきり判るほど河原から水が湧き出ている。ここから沢を離れて急登となり、20分頑張ると尾根筋に出た。更に20分で山頂に到着。まだ9時半、所要時間は3時間30分、意外と早く着いた。今日も快晴、眺めは抜群、しかも誰も居ない。昼食には早いが飯を食っておく。
十文字峠コースを下る
早く着き過ぎたので予定を変更して十文字峠を経由するコースから下山することにしたが、これが大きな間違いで下山どころか登り降りを繰り返す尾根歩きになってしまった。
急坂を下りると目の前に山が聳えている、これを登るのか?急登を上り終えると三宝山(2,483m)に出た。考えて見ると甲武信岳より高い、展望が良くないために百名山に選ばれなかったのか。展望所(岩)があったので行って見ると目の前に甲武信岳が見えた。三宝山から更に進むが登り降りの繰り返しで標高が下がってくれない、歩き続け尻岩で休憩し、武信白岩山に登っていく。歩けども歩けども標高が下がらないない。シャクナゲの群生地を通るが花が終わったこの季節には全然関係なし。大山を越えて12時46分に十文字小屋に着く。甲武信岳への道中途中だし立地条件の悪いこの山小屋に客が来るのであろうか。十文字小屋からは長い下りとなり、こちら側から登るには相当きついことが予想される。八丁坂を降りていると強力の様なおばさんが登ってきた。80kg位ある体格に50kgの荷物を担いで汗を描きながら頑張っている。「日帰り?、登って行く人居た?」と声を掛けられた、客が欲しい様だ。
駐車場周辺は工事中
更に下って駐車場が目の前になった頃、道は工事中で封鎖され迂回道を廻って2時30分に駐車場に戻り、全工程8時間30分で甲武信岳を終える。長い行程での疲れより足の裏、爪が痛い、いい靴(現在は5千円の靴)を買うか。
下山は簡単に行けると思っていた十文字峠まで3時間掛かり、その先2時間掛かり駐車場にたどり着く。昨日に続き本日も8時間半の長い歩きを経験してしまった。明日こそはゆっくりしたい。
写真じゃ判り難いが千曲川のきれいな水がゴウゴウと流れている。
歩き易い沢沿いの穏やかな道が続く。
”千曲川水源地”の碑。ここまでは沢沿いの穏やかな道であったが、
ここからは山頂までの急登が始まる。
ここから源水が湧き出ている、これがその後、大河になっていくのか。
3時間10分で”甲武信岳”(2,475m)に着く
今日の富士山も天気が良さそう。
遠く左側に昨日登った”八ヶ岳”、右側に明日登る”両神山”が見える。
お尻に見えなくないはないが、こじ付けがましい”しり岩”を見る。
甲武信岳より標高が8m高い”三宝山”(2,483m)。
百名山から外れたのは展望が利かないからか?
歩いても歩いても登り降りを繰り返すだけで標高は中々下がってくれない。駐車場まではまだ4.3kmもある。
”十文字小屋”は立地条件の悪いこの場所で客が来るのか心配してしまう。
雑記
西沢コースが楽過ぎたので、勢い余って十文字コースで下山することにしたが、登りより辛い下山となり、直ぐに後悔したが後の祭りであった。くさり場も多く変化はあるが登り下りが多く疲れるだけのコースである。シャクナゲの咲くシーズンであれば随分良い印象になるのかも知れない。
下山後は両神山に移動する
直登コースで両神山に登れる落合橋の駐車場に着き、登山口を見ると危険通行止の標識とロープで道を塞いである。別の登山口に移動するか迷うが決着が付かず、取敢えずここで寝ることにする。標高が低いのか今日は暑い。金曜日なのに駐車場には誰も来ない。
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源流は秩父山地の甲武信ヶ岳。長野県では千曲川と呼ばれ、
新潟県に入ると信濃川に変わる。全長377kmは、日本一。


長野県川上村

標高差:1、016m
前日の移動
八ヶ岳登頂後は瑞牆山、金峰山を眺めながら一般道を走り、甲武信岳登山口である毛木平の駐車場に車を停める。林道はまだ続いているが、ゲートで通行止めとなっている。ゲートは鍵が掛かっておらず、通ろうと思えば通れる。駐車場は工事中で重機が一杯置いてある。工事中ながら車は置けるようで先行車が数台、既に置いていた。駐車場にはきれいな便所があり目にしみる匂いもしない。駐車場で標高1,460mもあり寒い。
昨夜の睡眠不足、八ヶ岳登頂の疲れから7時に就寝、気温16℃、ジャンパーを着て寝たが寒くて眠れなかった。
Route Map:毛木平(西沢コース)〜千曲川源流〜甲武信岳〜三宝山〜十文字峠〜毛木平。
今回の遠征
08/29 08/30 08/31
八ヶ岳 甲武信岳 両神山
日本百名山』   標高の割りには高度感の無い山だった。
こぶしがたけ
「日本百名山から」
三国に跨っているということは、連嶺上の突起に過ぎない単純な山よりも、姿態が複雑である。甲武信岳から千曲川、荒川、笛吹川の三つの川の源流が出ている。その点から言っても、甲武信は奥秩父のヘソと言いたい山である。