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2009/01/23(Fri) 18:23 |
メタボリックシンドロームという言葉はどのように生まれたのでしょうか。[紹介文]
[登録カテゴリ]メタボリックシンドロームというのは、もともとはなかった考え方です。 昔から、血圧の高い人、糖尿病の人、高脂血症の人は、それだけで動脈硬化が起きやすい人だということはわかっていました。病気も一つずつであれば治療をしやすいのですが、糖尿病があると同時に血圧が高かったり、高血圧を治療していたら、いつの間にか糖尿病や高脂血症が出てきたりというようなことがしばしば起こるということが、1980年代に世界中で報告されるようになりました。血圧が高い、中性脂肪が高い、善玉であるHDLコレステロール(以下、HDL)が低い、糖が悪くなるという症状は重なりやすいということで、日本では「内臓脂肪症候群」、アメリカでは「シンドロームX」、「死の四重奏(deadly quartet)」ということが提唱されるようになりました。 動脈硬化に悪いさまざまな代謝異常が1人に重なる背景として、内臓脂肪の蓄積があるということがわかってきたのです。内臓に脂肪が溜まるとインスリンが効きにくくなり、その代償として膵臓がたくさんインスリンを出します。インスリンの効きにくさと、たくさんインスリンがあるという状態が、血圧を高めたり、脂質を悪くしたり、あるいは糖を下げにくくしたりします。 ところが、「シンドロームX」だとか「死の四重奏」、「内臓脂肪症候群」と、いろいろな人がいろいろな名前で呼び合っているうちはなかなか一般に普及しないんです。 それをWHOが最初に統一して、世界中の健康を守るための啓蒙ができないかということで提唱した概念が「メタボリックシンドローム」というものです。 その後、アメリカの心臓学会でも「メタボリックシンドローム」の定義を出しましたので、団体によって考え方が違うこともあるのですが、大事なのは内臓脂肪が溜まっている、インスリンが効きにくい、そして、さまざまな代謝異常が重なっていて動脈硬化を起こしやすい、新しいタイプの、リスクが高い病態だということです。 [健康・医療:病気] [健康・医療:ダイエット] |
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2009/01/23(Fri) 17:26 |
アルコールの馬鹿飲みで脳卒中リスクが増加する[紹介文]
[登録カテゴリ]ニューヨーク発 最新の研究によれば、時折馬鹿飲みをする人は、たとえ常にアルコールの多量摂取をするわけでなくても、脳卒中にかかるリスクが長期にわたって高まるかもしれないという。 中程度のアルコール摂取が心臓疾患や脳卒中のリスクを低くしてくれることや、多量摂取がその反対であることは知られているが、時折アルコールを馬鹿飲みするようなケースが脳卒中とどのように関係しているかは不明であった。 今回のフィンランドの研究者による研究では、約16000人の成人を対象に約10年間追跡調査をしたところ、通常のアルコール摂取習慣の如何にかかわらず、時折アルコールを馬鹿飲みするという人が、そうでない人に比べ、初めて脳卒中の発作に見舞われる確率が高いことがわかった。 一度も馬鹿飲みをしたことがないグループに比べ、時折馬鹿飲みをするグループは、 10年の間に虚血性脳卒中発作が生じる確率が56%高かった。虚血性脳卒中は脳に血液を送る血管内の血栓によって生じるもので、脳卒中の症例の大部分を占める。 馬鹿飲みは、虚血性脳卒中のみでなく、すべてのタイプの脳卒中発作を起こすリスクが39%高まることとも関係していた。 ヘルシンキのNational Publich health Instituteの Laura Sundell博士とその研究チームはこれらの研究結果を学術誌Strokeで報告している。 これまでなされてきた研究では、通常のアルコール摂取習慣と関係なく、馬鹿飲みによって致命的な心臓疾患リスクが高くなることは指摘されていたが、Sundell博士によれば、今回の研究では、同様に脳卒中のリスクも高まることが示されたことになる。 今回の研究は、15965人のフィンランドの成人(25歳〜64歳)を対象とした。最初に通常のアルコール摂取頻度と量を計算した。「大量摂取」の基準は、男性の場合週に約30杯、女性の場合週に17杯とした。 「馬鹿飲み」の基準は、一度の酒席で男性の場合6杯以上、女性の場合4杯以上のアルコール摂取とした。 [健康・医療:病気] [健康・医療:病気:脳卒中] |
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2009/01/23(Fri) 16:52 |
コーヒーで口腔がん予防か[紹介文]
[登録カテゴリ]・ニューヨーク発 コーヒーを飲むことで、口腔、または咽頭がんリスクを抑えることが、新たに示された。今回の研究は、日本の一般人口での結果である。 日本のコーヒー消費は比較的高く、日本人男性の食道がん罹患率も高い。東北大学のDr. Toru Naganuma 研究チームは、コーヒー飲用のがんに対する保護効果を検証する目的で、日本でのコホート研究(治療効果を比較分析する疫学手法)のデータ分析を実施した。 医学誌「American Journal of Epidemiology」に掲載された Dr. Naganuma 研究チームの研究発表では、非コーヒー飲用者に比べ、1日に1杯以上飲用する人は、口腔、咽頭、食道がんの罹患率が半分に減少した。 減少を示した人の中には、研究開始時に、コーヒー飲用する喫煙者、またはどちらかである人(つまりは、上記がんに対するリスクが高い人)を含んでいるという。 コーヒー消費と口腔、咽頭、食道がんリスクに、これほど有意な逆関係を認めるとは予想外だった。しかも、高リスクグループにも同様な逆関係を認めた。」と Dr. Naganuma はコメントした。 同研究チームは、アルコール消費と喫煙を止めることが、口腔、咽頭、食道がんリスクを減少する助けとなることは知られているが、コーヒー摂取が、低リスク、高リスク人口にとって、予防策となる可能性が今回の研究で示されたと結論している。 SOURCE: American Journal of Epidemiology, December 15, 2008. 2009年1月6日 (Reuters Health) [健康・医療:病気] [健康・医療:病気:がん] |
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